松下 光浩 院長
MITSUHIRO MATSUSHITA
飼い主さんも動物も幸せにする。
結果を出せる動物医療に取り組む。
日本大学大学院獣医学研究科を卒業したのち、7年間にわたり中野区の工藤動物病院に勤務。1994年、西早稲田駅そばに開業。
松下 光浩 院長
アーバン動物病院
新宿区/大久保/西早稲田駅
- ●犬
- ●猫
- ●ハムスター
- ●フェレット
- ●ウサギ
- ●鳥
- ●その他
動物に囲まれて育った子供時代。
小さい頃から昆虫や、魚、鳥などが好きで飼っていました。また、父も動物が好きで、シェパードを飼っていたんです。品評会にも出場するほど、徹底した飼い方をしていたことも影響しているでしょうか。もともとの動物好きな性格と、犬が常に側にいる環境が相まって、動物への関心は年を追うごとに高くなりました。もともと医学にも興味がありましたので、中学生の頃には「獣医師になろう」と決めていました。 獣医学と言うのは、実におもしろい学問です。五感を働かせて対象に向き合い、それに対してどのように対応するのが最適かを判断する。そのためにはデータの収集、分析が欠かせません。その過程を丁寧に行うことで、より正確な治療方法を絞り込んでいくことができます。このような点に私はとても魅力を感じていました。
生まれ育った新宿区で開業を決意。
日本大学大学院の獣医学研究科を卒業してから7年間、中野区にある『工藤動物病院』で 働いていました。この期間に学んだことは「医者は治してなんぼなんだ、きちっと治すこ とが使命なんだ」ということです。結果を出してこそ、飼い主さんも動物も幸せになれる のだと、教えられました。それは今でも現場に立つときに肝に銘じていることです。ただ し、それは私一人の力では成立しません。飼い主さんのご理解とご協力があってのこと。 さらに言えば、私と飼い主さんの間で、いかに信頼関係を結べているかが大切なのです。 開業するにあたって、いろいろと場所を探しました。私が育ったのが新宿区だったので 、その周辺がいいなあと思っているときに、父が当時、弁天町で商売をしていた関係で、 「ここはどうか」と声をかけてくれました。馴染みのあるエリアだということで土地勘も あり、1994年に開設することができました。開業医の誰もがそうでしょうが、最初は不安 もありましたよ。ありがたいことに、だんだん口コミが広まって来院して下さる方が増え、あっという間に20年が経ちましたね。
「皮膚科」と「老齢動物」の診察にかける情熱。
当院は、私がメインで診察をしていますので、途中で担当が変わることなく、一貫したケアをすることができます。初診から途中経過まで徹底した濃密なケアをしているので、飼い主さんとの関係もしっかり築くことができ、さらに、動物の細かい変化にもすぐ気づくことができます。例えば、動物でも食物アレルギーがあるんですが、そういった症状にも迅速に対応できるのは、密接に関わっているからではないでしょうか。最近は、血液検査で食物アレルギーの有無や原因が分かることもあり、食事を変えたら症状が改善された例もあるんですよ。 一般の診療の他に特に力を入れていることは、「皮膚科」と「老齢動物」の診察ですね。原因はさまざまですが、動物の皮膚病は、かなり増えています。人間と同じように、動物にはアトピー性皮膚炎もあるんです。それらの症状には、より専門的なケアが必要になりますから、ぜひご相談いただきたいですね。また、「老齢動物」のケアも、重要な課題となっています。先ほどの皮膚病のときにも、「人間と同じように」とお話しましたが、例えば犬の平均寿命は、人間のそれと同じように延びているんです。ということは、健やかな老犬生活を送るためのメンテナンスが必要になります。当院では、そのサポートをしっかり行っています。
「ミニマムデータベース」えをもとに病気の原因を追求。
動物は、「痛い、つらい、苦しい」と声に出して伝えることができません。その分、飼い主さんや私のような獣医師が、愛情を込めて接してあげなければなりません。さらに私は病気を治すプロとして、抱えている疾患を治す役目があります。その過程の一つとして、「症状を引き起こしている、本当の原因を突き止める」ことが必要です。「ミニマムデータベース」という概念に基づいて、血液検査や画像検査、尿検査など、最低限必要なデータを積み上げて、包括的に診断します。その上で、飼い主さんに、現状と、今後の治療方針について提案し、今後どうしていくかを選択していただきます。基本的に、飼い主さんによって対応を変えるということはなく、みなさんに、同じように対応することを心がけています。もちろん、飼い主さんが抱えていらっしゃる情報量は個人で違いますので、それに応じで補足説明を増やすことはあります。ただ、どの飼い主さんにも同じように接することが必要だと思っています。
これから受診される患者さんへ。
飼い主さんにとっては、飼っている動物は「家族」です。その家族と幸せな毎日を送るためのサポートをしていける獣医でありたいと思っています。飼い主さんにお願いしたいのは、「一日一回は動物の体を触ってください。撫でてあげてください」ということです。そうすれば、「ご飯を食べていると思っていたのに、痩せてきている」とか「皮膚の状態がおかしいな」などのことに気づくことができます。体が毛で覆われているので、外から見ただけでは分からないですよね。だから、接する時間を持つということを、習慣にしていただきたいなと思います。そのなかで、ちょっとおかしいな、と思った段階で連れてきてあげてください。早い段階で処置をすれば、動物にとっても、飼い主さんにとっても負担が軽くて済みます。当院は、入ってすぐに大きな海水魚の水槽があるのが目印です。海水魚のご相談も承りますよ。どんなことでも、気軽にお話ししていただきたいなと思っています。
※上記記事は2014年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
松下 光浩 院長 MEMO
- 生年月日:1962年5月8日
- 出身地:東京都
- 血液型:B型
- 趣味・特技:海水魚、語学(英語、ドイツ語、スペイン語)を学ぶこと
- 愛読書・本:渡辺淳一
- 好きな映画:スペクタクル映画、サスペンス映画
- 好きな言葉・座右の銘:特にありません
- 好きな音楽:ポップス・ジャズ・クラシック
- 好きな場所・観光地:ハワイ
グラフで見る『松下 光浩 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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アーバン動物病院
松下 光浩 院長
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