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平松 雄二 院長

YUJI HIRAMATSU

整形外科・神経外科・腫瘍外科に対応した犬・猫専門の動物病院

麻布大学卒業。埼玉県、神奈川県の動物病院に勤務。麻布大学付属動物病院全科レジデントを務める。2013年3月に『梨の木どうぶつ病院』を開院( 「北大神/西大神バス停」より徒歩2分)。

平松 雄二 院長

平松 雄二 院長

梨の木どうぶつ病院

昭島市/大神町/昭島駅

  • ●犬
  • ●猫

1つひとつ階段を登るように知識と技術をたくわえ

平松 雄二 院長

中学生の時に、我が家の愛犬を病気で亡くしました。もう高齢ではあったのですが、その時に初めて動物の病気を治す獣医師という職業を意識しました。一旦目標としてからはもう、「意地でもなる」という気持ちでしたね(笑)。私も治せる人になりたいと。獣医師の多くに共通する思いではないでしょうか。
大学卒業後は埼玉県の病院に勤務し、その後、母校である麻布大学付属動物病院の全科レジデントとなりました。臨床獣医師の世界では、一部例外はありますが一般の動物病院でまず修行を積み、その後のさらなるスキルアップのために大学病院に戻ることが一般的です。獣医師になったばかりの自分は、ルーチンとしての病院業務の遂行や社会人としての常識を身につけること、飼い主への対応に必死になっていた印象があります。次のステップとして、動物の病気の診断・治療をよりロジカルに理解する必要を感じ、大学病院の全科レジデントで研修を積むことにしました。
大学病院の後は、神奈川県にある病院に勤務しました。将来的なことを考えても、一層執刀経験を積む必要があると思い、症例数の多い病院にお世話になりました。大学病院で得た経験をこちらの病院で実践すべく、多くの動物の病気を診断・治療しました。その経験が、一つの自信につながったと思います。
『梨の木どうぶつ病院』は2013年に開院いたしました。実は叔父がこの近くで農作業をしています。その中に梨畑があり、私も幼少の頃より作業をよく手伝っていました。せっかく地元に開業するのですから、縁ある名前を付けたいと思い、梨の木の「根を張る」というイメージを重ね合わせ、この医院名としました。

大学病院に準じる衛生管理の元でおこなわれる手術・治療

平松 雄二 院長

まず地域に根付いた病院であること。その上で、一定以上のことをこの病院の中で完結させていけるように、という目標があります。それは診断においても手術においてもそうで、中でも整形外科に関しては高次元の治療を提供できたらと考えています。
整形外科では骨折、脱臼、筋肉や腱などの運動器の治療をおこないます。また、椎間板ヘルニアや環軸亜脱臼といった神経外科も扱います。骨折の際にはインプラントと呼ばれる金属の固定具(プレート・スクリューなど)を埋め込むことが多いのですが、そこに細菌感染が起こってしまうと、全てが台無しになってしまいます。そのため手術室の衛生管理の設備を始め、手術に至る前の一連の消毒操作については、大学のやり方を踏襲する形で徹底しています。
整形外科は衛生管理に加え、技術的な熟練も必要となってきますが、更に多くの器具を揃えなければなりません。プレートもドリルも大きさや種類が本当に様々で、そこでコストがかかってしまうことから、本格的に扱っている病院は限られるというのが実情だと思います。
当院は近隣の先生方から、腫瘍外科も含め多数の患者さんを紹介いただいています。大学病院や専門病院などの二次診療施設への紹介は、一つの選択肢としてとても重要ですが、飼い主様の「なんとか近くで」というニーズはかなりあると思われます。

リハビリテーションも含めた整形外科疾患治療

平松 雄二 院長

整形外科分野では、人間と同様、術後のリハビリテーションが重要です。第一に手術を極力完璧に仕上げ、その上で当院ではレーザー治療やジェットバスを用いた理学療法や、散歩の仕方・運動量をアドバイスし運動管理をおこないます。また、ドッグマッサージを専門的に学んだ看護師が在籍しております。これらの方法を駆使し、できるだけ早く症状が改善できるよう勤めています。

大切な家族を連れていきたいと思える病院に

丁寧な対応はもちろんですが、その上で、自分の大切な家族を連れていきたいと思える病院かどうか、という視点を大切にしています。
私にも子供がいるのですが、この子がいざ病気になったり、心配事があったときに連れていきたいと思えるかどうか。例えば小児科さんに行って、担当していただいた先生をすごく良いと思った時、なぜ良いと思ったのか。喋り方なのか、雰囲気なのか、母親だけではなく私にも目を向けてくれたからか(笑)。どうしても意識してしまうところがあり、そこで納得が得られたものを病院の診療に取り入れていきたいと考えています。

その先に飼い主さんの信頼があると思うのですが、そこでもあらゆる対応がキーとなってきます。例えば、どれだけ治療が上手くいっていても、飼い主様の想定していた診療費を大きく上回れば、それは不満へとつながり、信頼関係を築くことはできなくなります。明朗会計であることは、飼い主様の不安を解消するために大切だと思います。

これから受診される飼い主さんへ

動物も人と同じように、介護が必要な状況になることがあります。実際にそのような状況になり困った時はもちろんのこと、元気な内から動物病院へ来ていただき、いざという時相談できるところを見つけておくと良いと思います。人と動物の健康のため、様々なアドバイスを受けられるよう、それぞれのご家族にあった動物病院探しをしてみると良いと思います。

※上記記事は2020年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

平松 雄二 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:家や建物を見て回ること
  • 好きな本:『VOICE of ICHIJO』(一条工務店)『animal hospital design』
  • 好きな映画:ジブリ映画/『鴨川ホルモー』『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』
  • 好きな言葉:なんのために生まれてきたのか 人の役に立ち それを嬉しいと思える人生でありたい(チーム・バチスタの栄光より)
  • 好きな音楽:びじゅチューン!
  • 好きな場所:温泉

グラフで見る『平松 雄二 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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梨の木どうぶつ病院

昭島市/大神町/昭島駅

  • ●犬
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