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― 獣医師―

上田 美穂 院長/クレア動物病院(高松駅・犬)の院長紹介ページ

上田 美穂 院長

MIHO UEDA

「自分の子(クレア)」を診るように、患者さんを診ていきたい

北里大学獣医畜産学部獣医学科卒業。熊井動物病院、アイリス動物医療センター、アトム動物病院勤務を経て、2013年8月に『クレア動物病院』を開業。

上田 美穂 院長

上田 美穂 院長

クレア動物病院

立川市/高松町/高松駅

  • ●犬
  • ●猫

生き物の不思議を入り口として

上田 美穂 院長

この道を選んだきっかけは、やはり動物が好きだからですよね。生きて動いている、ということを子供ながらに不思議に思っていたんです。モノではない、命があるってなんだろう。そういったところの興味から入って、大好きな動物の医療に進もうと考えたんですね。
大学卒業後は都内の病院に勤務し、その後、兵庫県にあるアイリス動物医療センターに勤務しました。こちらは眼科の専門医が在籍されており、白内障の手術も手掛けておられました。眼科は専門的な分野になりますけれども、その知識を得られたことは大変貴重な経験をしたと思っています。
東京に戻ってきてからは、アトム動物病院に勤務しました。最初に勤務医を務めていた頃、多摩獣医臨床研究会(現:日本獣医疾病統計研究会(JVSD))に所属し、研究を手伝っていたことがあります。現在はアトム動物病院の米澤先生が会長を務めておられますが、その縁もあり、また以前から先生が手がけておられた「気管虚脱」にも興味があり、その門を叩いたのです。
そして、2013年に『クレア動物病院』を当地に開院いたしました。私は、八王子の出身です。ですから、この辺りには土地勘もありましたし、親しみのある場所で動物たちを診ていきたいと思ったんですね。

「気管虚脱」の専門的な診断・治療を提供

上田 美穂 院長

患者さんの多くは近隣からの来院となりますが、「気管虚脱」については、他県からも相談にお見えになっています。
「気管虚脱」とは、気管がしぼみ、つぶれてしまう病気のこと。進行すると最悪の場合には窒息する危険性があります。進行の度合いにもよりますけれども、なんらかの手術が必要となるケースも少なくありません。この病気は犬種によって大きな違いがあります。大型犬は比較的少なく、小型犬、特にヨークシャーテリアやチワワといった犬種に多く見られる疾患になります。散歩に行き、首輪を引っ張ったり、ちょっとしたことで首に圧迫がかかると、「ケホケホ」という咳をする子がいます。それが最初のサインで、この状態になると「気管虚脱」の疑いが濃厚となります。
治療法としては、PLLP法といい、気管の外側に光ファイバーで作った型を縫い付ける方法があり、こちらはアトム動物病院の米澤先生が中心となって進めてこられた手術となります。進行を止めることができますし、術後も咳が見られることが少なく、当院でもこの治療を積極的におこなっています。PLLP法の他には、ステントと呼ばれる金属のメッシュでできた筒を気管内に広げる方法もあります。こちらもお薬と併用するなどしてずいぶん改善されてきていますが、進行は確実に止められるものの、咳が止まらないケースがあるなどのデメリットが報告されています。反面、PLLP法に比べれば切開をする必要もがなく、手術時間も短くて済むことがメリットといえるでしょう。
大切なのは、その子の状態に合わせ、飼い主さんとしっかり話し合い、よりベターと思える治療を提供していくことです。

自分の子であればどうするか、という観点を大切に

上田 美穂 院長

自分の子だったら、自分が飼っている子だったらどうするか、という視点を大切にしています。あらゆる方法を提示させていただきますが、それでも答えが出ないことは多いと思うんですね。その際、飼い主さんから答えを求められれば、私の子ならばこうする、という意見を述べることがあります。それが押し付けになってはいけませんが、最終的な判断は獣医師の目線ではなく、飼い主さんの目線でありたいと思うのです。
医院名に関した「クレア」は、私が飼っていた猫の名前です。どこに医院としての指針を置くべきかと考えた際、自らを戒めるためにも、飼い猫の名前をつけたということなんですね。スタッフも私の方針を理解してくれ、日常的な会話の中で「自分の子だったらどうしようか」という言葉を聞くことが度々あります。熱心にやってくれることには感謝しかなく、今後もみんなで飼い主さんの気持ちに寄り添える病院を目指してまいります。

動物のことは何でも相談できる病院に

「気管虚脱」も含まれる呼吸器疾患全般に関してはより専門的な治療が提供できると考えており、また循環器については専門の先生をお呼びしていますので、より詳しく拝見させていただくことができると考えています。
治療とはまた違う分野となりますが、子犬のパピーパーティーは専属のトレーナーの監修の元、定期的に開催しています。吠えたり噛んだして困る、トイレがしつけられない。そういった個別のご相談につきましては、こちらでトレーナーと直接話し合って解決に導くこともしておりますし、こちらに出向くことが難しい場合には、トレーナーがお家に赴き、しつけのトレーニングをするといったことも可能です。
また当院ではトリミングも実施しています。病気のある子の場合、一般のサロンでは断られてしまうことが少なくないんですね。心臓病や皮膚疾患もそうですが、何かあってからでは遅いものですから、私の方でも十分に観察をしながら、その子に合ったケアをしていけたらと考えています。
トリミングやトレーニングは、私1人の力でできるものではありません。そのためにスキルを有する専門のスタッフを揃えておりますので、病気についてはもちろん、なんでもご相談いただきたいですね。

これから受診される飼い主さんへ

猫ちゃんについては、ぜひ室内で飼うことをお勧めします。外を知っている子はどうしても出たがりますが、長い目で見れば中の方が安全ですし、幸せなことですから、そこは飼い主さんもいっとき我慢をしていただき、室内で飼うようにしていただければと思います。

どうぞお気軽に来院ください。実際、散歩の途中に寄られる方も多く、そうなれば動物も慣れてきますから、いざ診察となった場合にもよりスムーズにおこなえることになります。「こんなこと、聞いていいのかな?」と躊躇される必要はありません。飼い方のアドバイスを含め、何がしかのお力になれると思いますので、どうぞなんでもご相談ください。

※上記記事は2020年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

上田 美穂 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:テニス、ハンドボール、読書
  • 好きな作家:白石一文、天童荒太
  • 好きな映画:『ゴジラ』
  • 座右の銘:「一生懸命」
  • 好きなアーティスト:椎名林檎、サザンオールスターズ
  • 好きな場所:大阪府、青森県

グラフで見る『上田 美穂 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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