クレア動物病院
立川市/高松町/高松駅
- 犬
- 猫
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電話 | 042-595-7296 |
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所在地 | 東京都立川市高松町2-38-5 |
最寄駅 | 高松駅 |
駐車場 | 3台あり |
WEB | |
休診日 | 水曜日 |
診療時間 |
<通常診療>10:00~12:00 16:00~19:00 <予約診療>9:00~10:00 19:00~20:00 |
特徴 |
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MIHO UEDA 上田 美穂 院長
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◎自分の子であればどうするか、という観点を大切に、飼い主さんの気持ちに寄り添います◎
『クレア動物病院』は、犬・猫を専門に一般診療に加え、気管虚脱の診察をしております。ペットの生活にまつわる部分もサポートしておりますので、トータルペットケアクリニックとしてご利用ください。
世の中には様々な治療法があり、様々な考え方があり、そして動物の性格も様々です。当院では一番に動物と飼い主様の気持ちを考え、最善だと思う治療をご提案いたします。「こんなこと、聞いていいのかな?」と躊躇される必要はありません。飼い方のアドバイスを含め、何がしかのお力になれると思いますので、どうぞなんでもご相談ください。
上田 美穂 院長への独自インタビュー
生き物の不思議を入り口として
この道を選んだきっかけは、やはり動物が好きだからですよね。生きて動いている、ということを子供ながらに不思議に思っていたんです。モノではない、命があるってなんだろう。そういったところの興味から入って、大好きな動物の医療に進もうと考えたんですね。
大学卒業後は都内の病院に勤務し、その後、兵庫県にあるアイリス動物医療センターに勤務しました。こちらは眼科の専門医が在籍されており、白内障の手術も手掛けておられました。眼科は専門的な分野になりますけれども、その知識を得られたことは大変貴重な経験をしたと思っています。
東京に戻ってきてからは、アトム動物病院に勤務しました。最初に勤務医を務めていた頃、多摩獣医臨床研究会(現:日本獣医疾病統計研究会(JVSD))に所属し、研究を手伝っていたことがあります。現在はアトム動物病院の米澤先生が会長を務めておられますが、その縁もあり、また以前から先生が手がけておられた「気管虚脱」にも興味があり、その門を叩いたのです。
そして、2013年に『クレア動物病院』を当地に開院いたしました。私は、八王子の出身です。ですから、この辺りには土地勘もありましたし、親しみのある場所で動物たちを診ていきたいと思ったんですね。
「気管虚脱」の専門的な診断・治療を提供
患者さんの多くは近隣からの来院となりますが、「気管虚脱」については、他県からも相談にお見えになっています。
「気管虚脱」とは、気管がしぼみ、つぶれてしまう病気のこと。進行すると最悪の場合には窒息する危険性があります。進行の度合いにもよりますけれども、なんらかの手術が必要となるケースも少なくありません。この病気は犬種によって大きな違いがあります。大型犬は比較的少なく、小型犬、特にヨークシャーテリアやチワワといった犬種に多く見られる疾患になります。散歩に行き、首輪を引っ張ったり、ちょっとしたことで首に圧迫がかかると、「ケホケホ」という咳をする子がいます。それが最初のサインで、この状態になると「気管虚脱」の疑いが濃厚となります。
治療法としては、PLLP法といい、気管の外側に光ファイバーで作った型を縫い付ける方法があり、こちらはアトム動物病院の米澤先生が中心となって進めてこられた手術となります。進行を止めることができますし、術後も咳が見られることが少なく、当院でもこの治療を積極的におこなっています。PLLP法の他には、ステントと呼ばれる金属のメッシュでできた筒を気管内に広げる方法もあります。こちらもお薬と併用するなどしてずいぶん改善されてきていますが、進行は確実に止められるものの、咳が止まらないケースがあるなどのデメリットが報告されています。反面、PLLP法に比べれば切開をする必要もがなく、手術時間も短くて済むことがメリットといえるでしょう。
大切なのは、その子の状態に合わせ、飼い主さんとしっかり話し合い、よりベターと思える治療を提供していくことです。
立川駅北口出口からの徒歩ルート
所要時間(当社調べ):14分3秒