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佐藤 志伸 院長

SHINOBU SATO

当たり前のことを当たり前に。動物とそのご家族に寄り添う街の動物病院でありたい

北里大学獣医学部卒業。勤務医を経て、1985年に『さとう動物病院』を開院(JR横浜線「成瀬駅」北口より徒歩8分)。

佐藤 志伸 院長

佐藤 志伸 院長

さとう動物病院

町田市/南成瀬/成瀬駅

  • ●犬
  • ●猫
  • ●鳥
  • ●ウサギ
  • ●ハムスター

1985年から地域に根付いた動物病院として

佐藤 志伸 院長

『さとう動物病院』は1985年に縁あって成瀬に開院いたしました。大学時代は通学で通っていた場所だったので慣れ親しんだ土地でもあります。実は私が高校生の頃まで成瀬駅がありませんでした。この30年程で成瀬は大きく発展していきましたね。開院当初から、新しく開発された成瀬と一緒に歩んできたということになります。気が付けば四半世紀が経つことになりますが、開院以来、地域に根付いた丁寧な診療を心掛け頑張っています。
また大学時代に、国家試験を控えた時期にある動物病院のお世話になりました。現場に身を置いてみることで、勉強に身が入ると期待した部分もあったのでしょう(笑)。それまで私は産業動物を診ることに比重が傾いていたのですが、そこで面白おかしく様々なことを教えてもらっているうちに、小動物を診るということに目覚めていった気がしています。

当たり前のことを当たり前に

佐藤 志伸 院長

かかりつけの動物病院として、当たり前のことを当たり前にできるように、というのが昔も今も変わらない目標です。一昔前とは異なり、二次診療施設や専門病院が次々とできていますよね。もちろんスペシャリストの良さはありますし、私どももその恩恵を受けている身です。ただ、みんながみんな、スペシャリストになろうとすれば、果たしてそれは飼い主さんにとって良いことだろうかと考えもするのです。
飼い主さんの話を聞いて、聴診器に耳を当て、身体を触り、見立てをつける。検査はその裏付けをとるためにおこなうもの。私にとってはそれはルーティンであり、当たり前の診療のスタイルです。ゼネラリストとも言いますけれど、まず飼い主さんが何かお困りのことがあれば安心してすぐにかかれる。そんな病院でありたいですね。

3人の獣医師がいることのメリット

佐藤 志伸 院長

当院には私を含めて3名の獣医師が在籍しています。私は腫瘍やヘルニアを対象とした軟部外科が得意で、好んで研鑽を続けてきました。以前と違い、交通事故も少なくなり、ひどいケンカ傷を負う子も少なくなりましたが、その分、この分野の外科のニーズが高まっている面はあるのかもしれませんね。またもう1人が「目」に興味を持ち、眼科検診を中心になって取り組んでいます。専門医の先生の元に通い、今も修練は欠かしていないようです。さらにもう1人が腫瘍内科・エキゾチックアニマル(うさぎ・ハムスター・鳥)の診療を得意としています。
ただ、何度も繰り返すようですが、それでもまずはゼネラリストでありたいし、一般の動物病院として当たり前のことを当たり前に、という基本のところは皆が変わらず持っている意識になります。
3人いるからこそのメリットはありますよね。やはり、人と人のことですから、波長の合う合わないという面は出てくることがあります。3人が3人、個性が違うことは、飼い主さんにとっても好ましいことではないかと思っています。

動物とそのご家族に寄り添うということ

動物が長生きしてくれるケースが増えてきました。人もそうですが、その子たちがだんだんと衰えていく中で、果たして何をしてあげるべきなのか、ということにはいつも頭を悩ませます。実際、飼い主さんから「この子にどうしてあげたらいいですか?」と聞かれることは少なくありません。正直申し上げて、確たる答えはないと思うのです。動物はいずれ亡くなっていきます。その時、悲しみを多少なりとも和らげてあげることができればと思っています。どんな形であれ、大切な家族の一員が亡くなって「後悔しない」ということはありません。しかし、いざ亡くなった時に、飼い主さんが納得して受け入れていただけるよう、私たちなりに寄り添っていければと思っています。

これから受診される飼い主さんへ

「動物を飼う」ということは、やはり楽しいものであるべきでしょう。昨今、何であれ、義務感というものが感じられる機会が増えました。子ども達もそうですよね。学校で子供が、動物の“お世話をしています”。悪い表現ではないと思いますけれど、一方で何か、釈然としないものを感じもするのです。もっと気楽でいいと思うのです。動物も人も、お互いが楽しければ、それでいいのではないでしょうか。互いに無理をすることなく、のんびりと楽しく一緒の時間を過ごしていただけたらと思います。

※上記記事は2020年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

佐藤 志伸 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:ゴルフ、読書、ダイビング
  • 好きな作家:大江健三郎、吉行淳之介、安部公房「高校時代には勉強そっちのけで本ばかり読んでいました(笑)」
  • 好きな映画:『卒業』(1967年・米)
  • 座右の銘:「一生懸命」
  • 好きなアーティスト:エルトン・ジョン、Queen
  • 好きな場所:海のそば

グラフで見る『佐藤 志伸 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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