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豊福 健 院長

TAKESHI TOYOFUKU

きちんと知って“病気でも楽しく生活する”ことを
目標にしていきたい

北里大学を卒業後、千葉県の市川市にある動物病院で7年を過ごしました。そちらの病院にいらした循環器の先生に学んだことで、日本獣医循環器学会の獣医循環器認定医の資格を取得するに至りました。『西ヶ原ローズ動物病院』は2011年に開院したクリニックです。

豊福 健 院長

豊福 健 院長

西ヶ原ローズ動物病院

  • ●犬
  • ●猫

飼っていた犬がフィラリア症に罹り、亡くなったことが1番のきっかけに

豊福 健 院長

飼っていた犬がフィラリア症に罹り、亡くなったことが1番のきっかけになったかと思います。フィラリア症は、きちんと予防していれば生死に関わる病気ではありませんが、当時は予防をしっかりできる環境ではありませんでした。小学校の3、4年生の頃でしたが、可愛がってた子が血を吐いて死んでしまった光景は今でも忘れることが出来ません。「何かしてやれなかったのか…」 その思いがきっかけになったことは間違いないです。
それから、「仕事をする」ということに関して、「人を幸せに出来れば…」という思いを持っていました。これはどの職業であっても同じなのかもしれませんが、動物に興味があり、その世界で多くの人を幸せに出来たらと考え今の道を選びました。

北里大学を卒業後、千葉県の市川市にある動物病院で7年を過ごしました。そちらの病院にいらした循環器の先生に学んだことで、日本獣医循環器学会の獣医循環器認定医の資格を取得するに至りました。
『西ヶ原ローズ動物病院』は2011年に開院したクリニックです。クリニックを開くにあたり、まずは都内での開業を視野に入れていました。やはり都内ですと、様々な勉強会等にも参加しやすいという面がありこの場所に行き着いたという次第です。

状況に応じた適切な治療と、飼い主さんの不安に対するアドバイスを

豊福 健 院長

ペットの高齢化と共に、病気の種類も癌や心臓病といった老齢変化に伴うものが増えてきました。その意味では、“増えてくる”というよりも“増えてきてしまう”という感じなのかもしれません。現在、10歳以上の犬の30%は心臓病と言われ、犬の死因の2位にまでなっています。そのうちの95%が、弁膜症など後天的に発生する心臓病ということになります。
一旦心臓病となれば、鈍くなってしまった血圧を維持するための反応が慢性的に続く状態となり、心臓に掛かる負担が大きくなっていきます。結果、血管が細くなり、筋肉などに充分な血液が行き届かず、疲労感や体重の減少、食欲不振へとつながっていくのです。
「心臓病」と一言で言ってもその病態は様々ですが、ほとんどは完治することはありません。したがって、心臓病の治療とは、悪化させないように上手くコントロールを計っていく必要があるのです。
当院ではレントゲン検査、超音波検査、心電図、血圧を組み合せ、「心臓の大きさ」「心臓の形態と機能の変化」「心臓のどこから雑音が聞こえているのか」といったことを評価し、状況に応じた適切な治療と、飼い主さんの不安に対するアドバイスをおこなっています。

きちんと知って、“病気でも楽しく生活する”ことを目標にしていきたい

豊福 健 院長

病気を知らないことで不安になるより、きちんと知って、“病気でも楽しく生活する”ことを目標にしていきたいと考えています。
私の専門である心臓病のことで言いますと、1度治療が必要となれば、生涯に渡って投薬が必要となります。しかし、「心臓に雑音が聞こえる=心臓病治療を始める時期」かと言えば、決してそんなことはありません。雑音が聞こえても、しっかりと心臓が機能していれば治療を必要としない場合もあるのです。
飼い主さんにとってみれば、お薬や普段の生活など、不安や疑問をお感じになることは少なくないことと思われます。その1つひとつに丁寧にお答えしていきながら、飼い主さんの意向を大切に、最良の治療を提供していければと思っています。

体調に応じて適切な処置を施した上でトリミングをおこなっています

当院ではトリミングの前に、健康状態と全身のチェックをおこなっております。それにより、早期に皮膚病や外耳炎等を発見することにつながり、動物たちの健康を守ることが可能になります。また、高齢や持病を理由にトリミングサロンでお断りされた場合であっても、体調に応じて適切な処置を施した上でトリミングをおこなっています。普段のシャンプーのやり方など、動物のケアに関する疑問や質問がありましたら、何でもお気軽におたずねください。

病気の早期発見・早期治療のための定期的な健康診断をお勧めしています

『西ヶ原ローズ動物病院』では、動物の現在の状態を知るために、また、病気の早期発見・早期治療のための定期的な健康診断をお勧めしています。検査の内容については、事前にご相談の上でおこないますので、お気軽にお声をかけていただければと思います。
私たちは「飼い主様⇔動物」「動物病院⇔飼い主様・動物」 それぞれの絆・信頼関係を大切にし、動物たちと飼い主様の健やかな毎日のお手伝いをしたいと考えています。 小さなことでも、どうぞご相談ください。

※上記記事は2014.9に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

豊福 健 院長 MEMO

  • 出身地:福岡県
  • 趣味:子供と遊ぶこと
  • 好きな本:動物写真集
  • 好きな映画:いまを生きる
  • 好きな言葉:あきらめなければ負けではない
  • 好きなアーティスト:AQUA
  • 好きな場所:旧古河庭園(バラ園)

豊福 健 院長から聞いた
『緑内障』

『緑内障』は検診で早期発見と早期治療を。生涯の「よく見える」を維持するために

『緑内障』は見える範囲が少しずつ狭くなっていく病気です。ゆっくりと進行するので、その症状になかなか気づきにくく、見えにくさを感じた時には、視野の大部分が失われてしまっていたということも少なくありません。
なので、緑内障は早く病気を見つけて、適切な治療を始めることが大事です。緑内障の発症が増える40歳を超したら、定期的に検診を受けていただくことをお勧めします。

緑内障は『失明する病気』、『怖い』というイメージが持たれがちですが、必ずしもその通りではありません。進行はゆっくりで、適切に治療を行えば、通常の日常生活に支障をきたすことも少ない病気です。なので、必要以上に怖がらずに、また、軽視もせずにしっかりと治療を続けて、生涯の見え方を守ることを大切にしてほしいと思います。
緑内障の原因はわかっていない部分が多いですが、遺伝や眼圧など、いろいろな要因が言われています。緑内障で一度欠けてしまった視野は、元に戻ることはないので、緑内障では眼圧を下げることで視神経への負担を減らし、残っている視野を守るための治療を行います。まずは、点眼薬で眼圧を下げる治療を行いますが、点眼薬だけでは十分な効果が得られない時は、レーザー治療や手術が必要になることがあります。最近は目への負担が少ない手術法もいろいろと開発され、治療の選択は非常に増えてきています。

ただ、治療については、途中でやめてしまう方が多いという現状もあります。「まだまだ見えにくい」「治療してもよくならない」、「目薬がめんどくさい」、「目の周りがくぼんで黒ずんできた」など理由は様々ですが、治療の効果よりも、治療の煩わしさの方が目立ってしまうのです。緑内障の進行を抑えるためには、なによりも治療を続けることが大切です。そのためには、緑内障についての正しい理解とご自身の病状をよく知ることも大切だと思います。生涯に渡って無理のない治療を続けられるようサポートをしたり、治療環境を整えていくお手伝いをしていきたいと思っています。

グラフで見る『豊福 健 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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