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高橋 一真 院長

KAZUMA TAKAHASHI

開業から20年以上。地域のホームドクターとして「動物ファースト」で診療にあたる

北里大学獣医学部卒業。『大田中央動物病院』の一員として診療する傍ら、日本獣医生命科学大学にて腫瘍外科の学びを深める。現在は院長の立場で動物たちと飼い主さんの暮らしを支えている。

高橋 一真 院長

高橋 一真 院長

大田中央動物病院

大田区/中央/大森駅

  • ●犬
  • ●猫

北里大学獣医学部を卒業後、大田中央動物病院の一員に

高橋 一真 院長

学生時代は理系の勉強が得意で、大学受験の際も医療系の学部を志望しました。人間のお医者さんになるか、動物のお医者さんになるかで最後まで悩み、最終的に獣医学部に進むことを決めました。子どもの頃に犬を飼ったりして動物は好きでしたし、自分の周りに獣医師がいない環境だったため、「未知なる世界への期待感」のようなものがあったのかもしれません(笑)。高校卒業後は北里大学獣医学部に進学し、獣医師として初めて勤務したのが当院でした。

地域のホームドクターとして「動物ファースト」で診療にあたる

高橋 一真 院長

『大田中央動物病院』が開院したのは2000年12月ですから、この場所で診療を始めて20年以上が経過したことになります。開院当初から地域のホームドクターとしての役割を担い、動物たちと飼い主さんの幸せな暮らしを見守ってきました。私は大学卒業と同時にこちらで働き始め、2024年の春に前院長から病院を引き継ぐことになりました。
院長が変わったとはいえ、当院の診療体制が大きく変わることはありません。急に具合が悪くなった子がいればできる限りの対応をして、必要ならば夜間の手術もいとわない……。そんな「動物ファースト」の姿勢はそのままに、よりいっそう質の高い医療をご提供したいと考えておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

各分野の専門家が連携し、地域の中で質の高い医療を提供する

高橋 一真 院長

私は大学を卒業してすぐに現場に出ましたので、自分の専門性を高めようと改めて大学に通って腫瘍(がん)の勉強をしたり、目の病気を専門的に学んだりしました。当院には私のほかにもそれぞれに専門性を持った獣医師が複数在籍しており、動物たちのさまざまな病気・けがに対応できることが強みです。
当院は地域のホームドクター(一次診療施設)ではありますが、高度な医療を行う二次診療施設に限りなく近い診療を行うことにより、地域のみなさまのお役に立ちたいと思っています。動物たちをしっかりと見て・触って、飼い主さんのお話をしっかりと伺った上で、ご家族みなさんに幸せをもたらすような治療をご提案したいと思います。

動物たちやご家族が幸せになるための診療を

当院では犬と猫を対象に診療を行っておりますが、たとえ同じ年齢・同じ犬種/猫種であってもその子その子で性格が異なります。また、動物たちが暮らしている環境もご家庭ごとに異なり、飼い主さんのお考えもさまざまですから、「この病気だからこの治療をすればいい」というわけにはいきません。たとえ同じ症状で受診された場合でも、動物たちの性格や飼い主さんのご希望によって、ご提案する検査や治療が違ってくるものです。
私たちが重視するのは、「動物たちやご家族にとって何が一番幸せか」ということです。大切な家族の一員であるワンちゃんやネコちゃんの治療に、飼い主さんが何を望むのかをしっかりと把握して、私たちができる精一杯の治療をしたいと考えています。何となくお薬を出して様子を見るのではなく、必要があれば検査をしてきちんと診断をつけた上で、そのご家庭にとって一番いい治療を見つけたいと思います。

これから受診される飼い主さんへ

「動物病院を受診する」というと何だかハードルの高いイメージがありますけれど、私としては「ちょっと相談してみる」という感覚で気軽に足を運んでいただきたいと思っています。動物病院にお越しいただくのに「動物と一緒でなければいけない」という決まりはありません。日々の生活の中で不安や疑問に感じたことを、飼い主さんがお一人で聞きにきてくださっても大丈夫ですし、「ほかの病院で○○と言われたけれど本当ですか?」といったご質問も大歓迎です。たとえ当院が治療を担当していない子であっても、動物たちやご家族が幸せに、不安なく過ごせることが一番ですから。何かお困りのこと、ご心配なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

※上記記事は2024年5月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

高橋 一真 院長 MEMO

  • 出身地:東京都足立区
  • 趣味:温泉
  • 好きな本:ミステリー系
  • 好きな映画:『アルマゲドン』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
  • 好きなアーティスト:サザンオールスターズ
  • 好きな場所:荒川の土手

高橋 一真 院長から聞いた
『犬のてんかん』

てんかんの治療は「発作のコントロール」が基本

犬のてんかんの主な症状には、けいれん発作や意識障害などがあります。てんかんは「構造的てんかん」と「特発性てんかん」との2つに分けられ、「構造的」は脳の病気に起因するもの、「特発性」は脳に異常はみられないものの発作を繰り返すものをいいます。

てんかんが「構造的」か「特発性」か診断するために身体検査・血液検査・MRI検査などが行われますが、MRI検査は身体的・金銭的な負担が大きくなるため、慎重に検討することが求められます。ただし、チワワ・ポメラニアン・パグなどの小型犬がてんかん発作を起こした場合は急激に進行する「脳炎」と鑑別するためにMRI検査を行うことがすすめられます。

てんかんの治療は抗てんかん薬を使用して発作をコントロールすることが基本です。連続して発作が起こったり(群発)、発作が重なったり(重積)すると命に関わることもあるため、適切な治療を行うことが大事です。

グラフで見る『高橋 一真 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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