五十三次どうぶつ病院

島田 孝一 院長の独自取材記事

島田 孝一 院長

動物と飼い主に寄り添いながら、地域で安心を支える身近なホームドクター

島田 孝一 院長シマダ コウイチ

麻布大学獣医学部 卒業。静岡県内の動物園に獣医師として勤務。品川区内の動物病院に勤務し、並行して『五十三次どうぶつ病院』で勤務をスタート。2026年より院長に就任(京浜急行電鉄「平和島駅」徒歩5分)。

縁が導いた『五十三次どうぶつ病院』との歩み

島田 孝一 院長

獣医師を目指したきっかけは、それほど特別なものではなく、高校生の頃に読んだ『ワイルドライフ』という漫画がきっかけでした。もともと生物学など理学系の分野に興味を持っていましたが、その作品を通して「研究するだけでなく、実際に動物と関わる仕事も面白そうだ」と感じるようになったのです。
麻布大学獣医学部へ進学した後は、小動物臨床ではなく、動物園で働くことを目標にしていました。実際に卒業後は静岡県内の動物園で獣医師として勤務し、臨床研究にも携わりたいと考えていました。ただ、当時の環境では思い描いていた形で研究を進めることが難しく、まずは臨床力を磨こうと考え、小動物診療の世界へ進むことになったのです。
実際に携わってみますと、犬や猫の診療は非常に奥深く、学ぶべきことが多くあることに気づかされることになりました。品川区内の動物病院で経験を積む中で、動物園時代とはまた異なる臨床の面白さに触れ、いつしか小動物医療が自分の中心になっていったのです。
『五十三次どうぶつ病院』との出会いは、ごく自然な流れでした。勤めている病院以外の医療の現場を見たいと考えていたところ、ご縁があってこちらにも勤務することになったのです。診療を続けるうちに担当する患者さんも増え、飼い主さんとの関係も深まっていきました。そんな中で前院長から病院を引き継いでほしいというお話をいただき、「自分がこの地域の獣医療を支えていこう」と決意しました。2026年6月から院長を務めることになりましたが、これまで築かれてきた地域との信頼関係を大切にしながら、これからも変わらず診療を続けていきたいと考えています。

「傾聴」と「共感」を大切にした診療

島田 孝一 院長

当院を利用される方の多くは、病院から半径数キロ圏内にお住まいの方々です。徒歩や自転車で来院される方も多く、まさに地域の動物病院として日々診療にあたっています。
私が大切にしているのは、「話をしっかり伺うこと」です。診察の際には、症状だけではなく、飼い主さんがどのような思いで来院されたのか、どのような治療を望んでいるのかを丁寧に伺うよう心がけています。
動物医療は、人の医療とは異なり、治療方針の選択肢がさまざまあります。費用面や生活環境、動物の年齢、そして飼い主さんの考え方によって最適な選択は変わってきます。そのため、医学的な説明だけでなく、飼い主さんの価値観や希望を理解することも診療の大切な一部と考えています。
また、私は「共感」を重視しています。もちろん獣医師として適切な提案は行いますが、最終的な選択はご家族それぞれの価値観による部分も大きいものです。だからこそ、どのような選択をされたとしても、その決断を尊重しながら一緒に歩んでいく姿勢を大切にしています。共感を重視する診療方針は、自分自身の元来の性格として、人それぞれの考え方・価値観を尊重したいという思いが強かったからかもしれませんね。

動物園で培った経験も生かした救急対応

島田 孝一 院長

特定の専門分野だけに力を入れているわけではありませんが、これまでの経験の中で特に役立っていると感じるのは救急対応の経験です。
動物園では、どのような動物に何が起こるかわかりません。限られた環境の中で状況を判断しなければならない場面も少なくありませんでした。その後、小動物病院で犬や猫の救急症例を数多く経験し、「どの状態が危険なのか」「何を優先して判断すべきか」を学んできました。ですから、例えば、ぐったりしている、意識がもうろうとしている、急に体調が悪くなったといった急性期の対応については、これまでの経験が生かされていると感じています。
もちろん、当院で対応できることには限りがあります。だからこそ、自院で治療できるものはしっかり対応し、より高度な治療が必要な場合には速やかに二次診療施設へつなげることを大切にしています。逆に、現時点ではどこでも有効な治療が難しいケースについては、そのことも正直にお伝えします。
診療では血液検査やレントゲン検査、エコー検査を中心に活用しながら、できるだけ根拠のある説明を心がけています。今後は内視鏡の導入も検討しており、異物誤飲などへの対応の幅もさらに広げていきたいと考えています。どのような検査や治療を行う場合でも、飼い主さんにしっかり状況をご理解いただき、一緒に方向性を考えていくことを大切にしています。

最期の時間にも、丁寧に寄り添える地域の動物病院でありたい

動物たちは人よりも寿命が短いため、どうしても看取りの場面に立ち会う機会が多くなります。そのような時に私が特に意識しているのは、言葉の選び方です。
同じ説明でも、受け取る側の状況や気持ちによって感じ方は大きく変わります。そのため、飼い主さんが何を考え、何を不安に感じているのかを想像しながら、一つひとつの言葉を選ぶよう心がけています。
最期まで積極的な治療を希望される方もいらっしゃれば、自宅で穏やかに過ごしたいと考える方もおられます。どちらが正しいということではなく、そのご家族らしい選択ができるようお手伝いすることが地域の動物病院の大切な役割だと思っています。
ペットロスは多くの方が経験するものですが、その時に「この子と一緒に過ごせてよかった」「できることはやれた」と感じていただけることが何より大切です。実際に、以前飼っていた子を見送った後、新たな家族を迎えて再び来院してくださる方も少なくありません。
私自身、そうした再会の瞬間は何より大きな喜びを感じます。その瞬間にこそ、、人と動物が幸せな時間を積み重ねていくお手伝いができていると実感できるからかもしれませんね。

これから受診される飼い主さんへ

動物病院というと、「具合が悪くなってから行く場所」「少し敷居が高い場所」という印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。しかし私は、もっと気軽に利用していただける場所でありたいと思っています。
症状がある時だけではなく、「少し気になることがある」「これって病院に行くべきなのかな」といった段階でも構いません。来院が難しければ、お電話でご相談いただくことでも十分です。小さな疑問や不安を抱えたままにせず、まずはお話ししていただきたいと思っています。
当院は地域の皆さまが立ち寄りやすい場所にありますので、お散歩の途中に顔を出していただくことも歓迎しています。診察でなくても、「最近こんなことで困っている」「少し相談したい」というお話を聞かせていただければと思います。
動物と暮らしていると、日々さまざまな出来事があります。だからこそ、病気の時だけではなく、普段から頼れる存在でありたいと考えています。地域のホームドクターとして、動物たちとご家族が安心して暮らせるよう、これからも一緒に歩んでいきたいと思っています。

※上記記事は2026年5月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

島田 孝一 院長MEMO

出身地:
福岡県
出身大学:
麻布大学獣医学部
好きなこと:
ツーリング
好きな観光地:
バリ
好きな言葉・座右の銘:
「思い立ったが吉日」

平和島駅から徒歩5分、幅広い動物の診療に対応し家族の思いに寄り添う動物病院

五十三次どうぶつ病院は平和島駅から徒歩5分の通いやすい場所にあります。犬や猫はもちろん、ハムスターやウサギ、鳥、は虫類など幅広い動物の診療に対応。北澤 功院長は動物園で培った経験を生かし、それぞれのご家族の考えや希望を大切にした診療を心がけています。犬と猫で入口や待合室を分けるなど、動物たちが落ち着いて過ごせる環境づくりにも配慮されています。

電話

03-3761-5676

所在地

東京都大田区大森東1-16-23 堀内ビル 1階

駅名

  • 平和島駅

駐車場

近隣にコインパーキングあり

WEB

https://53tsugi.com/

特徴

日曜診療 / 祝日診療 / 駅徒歩5分以内 / 男性獣医師在籍 / 救急対応 / 入院設備あり / 外科手術 / 避妊・去勢手術 / 健康診断 / 狂犬病ワクチン / 混合ワクチン / フィラリア予防 / ノミ・ダニ予防 / ペットホテル / オンライン診療
SNS

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