トリトン動物病院
穐山 遥 院長の独自取材記事
40年以上受け継がれてきた信頼を大切に、新しい知識と技術で地域の動物医療を支え続ける
穐山 遥 院長アキヤマ ハルカ
日本大学生物資源科学部獣医学科 卒業。東京大学動物医療センター 外科系研修医 修了。荒川区、足立区の動物病院に勤務後、2026年より『トリトン動物病院』院長に就任(東京メトロ銀座線「田原町駅」より徒歩3分)。
幼い頃から身近にあった動物病院が私の原点に
私が獣医師を目指したきっかけは、とても自然なものでした。両親がともに獣医師で、この場所が実家でもあったため、子どもの頃から動物病院は生活の一部だったのです。学校へ行く時も帰る時も診察室の前を通り、仕事をする両親の姿や手術の様子を目にすることは日常でした。家でも犬や猫と暮らしていたこともあり、動物が好きだった私は、気がつけば「将来は獣医師になりたい」と考えるようになっていったのです。
もっとも、両親はこの仕事の大変さをよく知っていたからこそ、「獣医師にはならなくてもいい」と話していました。それでも、動物と関わること、そして命を支える仕事に大きなやりがいを感じ、この道を志すことになったのです。
日本大学卒業後は、東京大学動物医療センターで外科研修医として研鑽を積みました。大学病院で高度医療を学びたいと思った理由は、手術の技術だけではありません。地域の動物病院で対応できることと、大学病院などの二次診療施設へ紹介すべき症例を適切に判断できる獣医師になりたいと考えたからです。自分で治療できる範囲を正しく理解し、必要なときには迷わず専門施設へつなぐことも、地域の獣医師に求められる大切な役割と思っています。
その後は動物病院で幅広い診療経験を積み、院長として診療に携わる機会にも恵まれました。そして2026年、40年以上地域を支えてきた両親の病院を引き継ぐことになりました。父も診療を手伝いながら橋渡し役となってくれているため、以前から通ってくださっている飼い主さんにも安心していただける体制で、新たな一歩を踏み出しています。
専門用語をできるだけ使わず、わかりやすい説明を
診療で最も大切にしているのは、飼い主さんに病気や治療内容を十分理解していただくことです。
検査を行い、診断をつけることはもちろん重要ですが、その先にある治療をご家族と一緒に進めていくためには、「なぜその治療が必要なのか」を理解していただくことが欠かせません。そのため、できるだけ専門用語を使わず、例え話なども交えながら説明するよう心がけています。
手術が最善なのか、お薬による治療なのか、あるいは年齢や体への負担を考慮して積極的な治療を行わずに付き合っていくという選択肢もあります。それぞれの治療法にどのような特徴があり、どのような経過が考えられるのかをできるだけ丁寧にお伝えした上で、一緒に治療方針を決めていきたいと思っています。
診察には少し時間がかかることもありますが、納得した上で治療を受けていただくことを何より大切にしています。
地域の「かかりつけ医」として、安心して相談できる存在でありたい
当院は一次診療を担う動物病院として、内科から外科まで幅広く対応することを基本としています。
私自身は、大学病院で外科を学んだ経験もあり、神経外科や整形外科の分野には特に興味を持っています。椎間板ヘルニアや膝蓋骨脱臼などの疾患については、これまでの経験を生かしながら診療を行っています。一方で、内科診療にも力を入れており、消化器疾患や内分泌疾患などにも幅広く対応できるよう、内視鏡など新たな設備も導入しました。
また当院では犬や猫だけでなく、小型哺乳類の診療にも対応しています。この分野は、エキゾチックアニマル診療の経験が豊富な妻が担当しています。近年はハムスターやウサギなどを家族として迎える方も増えていますが、診療できる医療機関はまだ限られています。そうしたニーズにも応えられるよう、それぞれの得意分野を生かしながら、より多くの動物たちを支えていきたいと考えています。
受け継いだ信頼を大切にしながら、より充実した動物医療を目指して
目指しているのは、両親が築いてきた地域に根差した診療を受け継ぎながら、現在の獣医療に求められる新しい知識や技術も取り入れた動物病院です。
学生時代から、特定の分野だけを専門にするというよりも、地域のかかりつけ医として幅広い診療に携わりたいと考えていました。それは、小さな頃から見てきた両親の診療スタイルの影響も大きいのでしょう。体調を崩した時に最初に相談できる存在として、どのような症状でもまず診察し、必要に応じて専門施設へつなぐ。その役割は、これからも変わることはありません。
一方で、獣医療は日々進歩しています。当院でも、私が引き継いだタイミングでICUや軟性内視鏡など新しい設備を導入し、これまで以上に対応できる診療の幅を広げています。高度な医療を可能な限り提供しながら、必要に応じて大学病院などとも連携することで、それぞれの動物にとって最適な治療をご提案していきたいと考えています。
これまで培われてきた信頼を大切に守りながら、新しい時代の獣医療にも柔軟に対応すること。それが、私自身に託された役割だと感じています。
これから受診される飼い主さんへ
当院は1983年の開院以来、40年以上にわたり地域の皆さんとともに歩んできました。長年通ってくださっている飼い主さんも多く、私自身、この歴史ある病院を受け継げたことを大変ありがたく感じています。
院長が交代したことで、「病院が大きく変わってしまうのではないか」と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、私が大切にしたいのは、これまで築かれてきた安心感や、気軽に相談できる雰囲気をそのまま受け継ぐことです。だからこそ、父にも引き続き診療を手伝ってもらいながら、以前から通われている飼い主さんにも安心していただける環境づくりを心がけています。
一方で、診療内容や設備については、時代に合わせて少しずつ充実させていきたいと考えています。新しい医療機器の導入や診療体制の整備によって、これまで以上に幅広い治療をご提供できるよう努めています。
「今までと変わらず相談しやすい病院」でありながら、「以前よりもできることが増えた病院」であること。それが私の目指す動物病院の姿です。
これからも、動物たちとご家族に安心して足を運んでいただける地域のかかりつけ医として、一つひとつの診療を大切に積み重ねながら、より良い獣医療をご提供していきたいと思っています。
※上記記事は2026年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
穐山 遥 院長MEMO
- 出身地:
- 東京都
- 出身大学:
- 日本大学生物資源科学部獣医学科
- 趣味・特技:
- 音楽(エレキギター、エレキベース)
- 好きな映画:
- マーベル作品
- 好きな観光地:
- ディズニーランド
- 座右の銘:
- 「何事も楽しく」
田原町駅近くで犬猫から小型動物まで幅広く診療し、地域に寄り添う動物病院
トリトン動物病院は、田原町駅を最寄りとする通いやすい動物病院です。犬・猫をはじめ、ウサギなどの小型動物にも対応し、予防から健康診断、外科治療まで幅広く相談できます。穐山遥院長は飼い主との対話を大切にし、一頭一頭に合った治療やケアを提案。犬猫で区画を分けた入院室や検査・手術設備を備え、落ち着いた環境の中で安心して通えるよう配慮されています。
| 電話 | |
|---|---|
| 所在地 |
東京都台東区寿2-8-4 |
| 駅名 |
|
| 駐車場 |
近隣にコインパーキングあり |
| WEB | |
|
特徴 |
日曜診療 / 祝日診療 / 駅徒歩5分以内 / キャッシュレス決済対応 / 女性獣医師在籍 / 男性獣医師在籍 / 入院設備あり / 外科手術 / 避妊・去勢手術 / 健康診断 / 狂犬病ワクチン / 混合ワクチン / フィラリア予防 / ノミ・ダニ予防 / ペットホテル |
| SNS |
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