平田 聡子 院長
SATOKO HIRATA
ペットと飼い主さんの気持ちに添った診療を提供。
飼う前からご相談したい動物病院。
東京農工大学を卒業後、財団法人で動物の研究に携わる。開業医の元で2年、ご主人でもある平田哲也医師の元動物病院の医師としての研鑽を積む。2005年、京王線千歳烏山駅 南口下車徒歩3分の場所に開業し、現在に至る。
平田 聡子 院長
ひばり動物病院
世田谷区/南烏山/千歳烏山駅
- ●犬
- ●猫
- ●ハムスター
- ●フェレット
- ●ウサギ
- ●鳥
動物達を救いたいという思いでドクターを目指す。
私は小さい頃から動物が好きで小鳥やカメ、ネコなどの動物に接することが多かったです。物心がついてからは野生動物に興味を持つことも多くなり、野生動物の研究者になりたいと思い始めました。将来は獣医師として野生動物の研究をしたいと考えていましたね。当時テレビで放送されていた「野生の王国」という番組の影響もあったと思います。
大学に入学した後も野生動物に関わる獣医師を目指して勉強をしていたので、犬やネコなどの獣医師になることはあまり考えていませんでした。 卒業後は、野生動物を研究する自然環境研究センターという財団法人に入り4年ほど研究に関わりました。
犬やネコを扱う獣医師を目指したのは2つ理由があり、一つは主人が独立開業を考え始めたこと、もうひとつは動物と接し助けたいという欲求が研究では得られなかったことでした。
30歳を前にこの世界に入ったのでスタートは人より遅かったと思います。2年程開業医の先生の元で修行を積んだ後、すでに葛飾区で開業していた主人のところで診療を行いながら勉強を行い、2005年にこの場所で開業しました。(京王線千歳烏山駅 南口下車徒歩3分)
ペット達のさまざまな病気に対応できるのが強み。
医院名は私や主人が好きな鳥の中で、力強くあたたかいイメージのひばりから名前をもらいました。医院の外観はひばりという名前に合わせて木や自然をイメージしてデザインしています。
来院される患者さんは小型犬やネコを飼っているが多いですね。皮膚病から心臓病までさまざまな症状のペットを連れた方がいらっしゃいます。院内の設備は、手術設備やレントゲン、超音波診断装置、血液検査など幅広い病気に対応できるようにしています。もしも、骨折など当院では対応が難しい病気や症状の場合には飼い主さんにご説明をして、周辺の専門病院や大学病院をご紹介しています。場合によっては専門の先生に来て頂いて手術を行うこともあります。
夜間など診療時間後のご連絡であれば、折り返しご連絡をして様子をお聞きします。症状が軽いと判断した時には翌日に来て頂くことをおすすめしますが、緊急性がある場合には提携しているTRVA(夜間救急動物病院)をご紹介しています。
診療科目の中で比較的得意な分野は内科全般ですが、外科でも皮膚科でも飼い主さんとペットが困っている症状には全て対応します。医療技術は日々進歩しているので、日曜日などを利用して研修会などで新しい知識を取得することは出来るだけ努力しようと思っています。
ペットの性格と飼い主さんの希望に添った診療を提供。
当院で初診の際に記入して頂く問診表にはペットの性格をお聞きする欄があります。
臆病な性格の子の場合、いきなり診察を開始するとパニックになってしまうこともあるからです。接し方や声のかけ方、診察を開始するタイミングは性格によって変わってきます。一度興奮させてしまうとその後の診察に大きな影響がでてしまいますので、診察に入る前に安心してもらわなくてはなりません。例えば臆病な性格のネコちゃんの場合にはケージからの出し方や怖くない雰囲気の作り方を考えるなど工夫をします。
飼い主さんと同じ目線での対応ができることが一番ですので、そのためにも性格を知っておくことが大切になってくるのです。
飼い主さんとお話しする場合には、どういうご希望をお持ちでいるかなどお話をよく聞くことを大切にしています。獣医師としての自分の見方と飼い主さんの見方が違うこともあるからです。
治療をすれば必ず治る病気だけでなく、治療が難しい病気の場合にはいくつもの選択肢が存在します。例えば、がんという病気の場合、治療をしないという選択肢もありますし、外科的処置や放射線薬の治療法を行う選択肢もありますよね。人と同じように動物の治療でも同じようなことがいえます。
動物の治療で最終的な判断を下すのは飼い主さんです。医師が自分の意見を押し通すことはしてはいけないことです。飼い主さんとお話しする中で、一つしかないと思っていた選択肢を増やし、動物が幸せになる方向に向かっていければと日々考え診療にあたっています。
当院では、飼い主さんが望む治療を行いますし、当院だけでは難しい場合には治療を実現できる場所を提供することもできます。しかし、最近の飼い主さんの中にはただ延命すればよいというだけでなく、痛みを感じさせたくないと考える方も少なくありません。最先端の治療を提供するということだけではなく、痛みをどのようにとっていくかという緩和ケアもご提供して行きたいと思っています。
ペットの子達が楽になれる治療を提供し、飼い主さんが、これでよかったと感じてもらえれる治療を提供出来ればと思っています。
意外と知らない、ペットは飼い始める前が大切ということ。
実は、ペットは飼い始める前が大切ということをご存知の方はあまり多くありません。
ペットは種類により接し方、飼い方にさまざまな違いがあります。例えばワンちゃんであれば、飼い主が毅然とした感度でリーダーシップをとることが必要です。ネコちゃんは、一人が好きと思われがちですが、意外と寂しがりやでスキンシップの時間が必要であることが多いです。また、犬種や猫の種類によって性格や将来かかりやすい病気などに違いがあります。
後先のことを考えずにペットを飼ってしまう方が少なくありません。飼ってしまってからご自分の生活サイクルと合わなかったり、思いのほか大変なお世話に気づいたりすることもあるのです。散歩に頻繁に連れていく必要があるワンちゃんを忙しい方やご年配の方が飼ってしまったら日々のお世話が大変になるかもしれません。飼った後に飼い主もペットも大変な思いをしてしまわないように、飼い始める前にペットのことについて勉強をすることが大切です。
これから受診される患者さんへ。
動物病院はペットの具合が悪くなった時に行く場所と思っていませんか?当院では、ペットを飼おうかな…と考え始めた時や飼っているペット達が病気になる前に是非相談に来て頂きたいと考えています。
「こういう子を飼おうと思うんですがどうでしょうか?」など、ご相談頂ければ、おすすめのペットの種類などをご一緒に考えて行くことができると考えています。犬・ネコのほか、カメや小鳥など小動物に関してもできる限りお力になりたいと思います。飼った後の飼い方で困ったことやしつけに関するご相談など病気以外でのご相談もお受けしています。
また、人間と同様に、ペットの病気も早期発見がとても大切。ペットが高齢期に入ったら、具合が悪いところがなくても、少なくとも年に一度は健康診断を受けることをおすすめします。高齢期の目安はワンちゃん、ネコちゃんとも7歳から8歳位と考えて頂ければよいと思います。
ペットのことで何かお困りなことやご相談があれば、お気軽にご連絡ください。医師とスタッフ一同お待ちしております。
※上記記事は2017年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
平田 聡子 院長 MEMO
- 出身地:福岡県
- 趣味・特技:ランニング(フルマラソンも走ります。)、山登り、土いじり
- 好きな本・愛読書:「こっこさん(こうの 史代)」「風が強く吹いている(三浦 しをん)」
- 好きな映画:カッコーの巣の上で、マイライフ・アズ・ア・ドッグ、この世界の片隅に
- 好きな言葉・座右の銘:あきらめない
- 好きな音楽・アーティスト:松任谷由美、chara、谷山浩子
- 好きな場所・観光地:山
グラフで見る『平田 聡子 院長』のタイプ
穏やかでやさしく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかでやさしく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
ひばり動物病院
平田 聡子 院長
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