小日向 祐二 院長
YUJI KOHINATA
お散歩途中に気軽に立ち寄れるアットホームな動物病院。各分野のスペシャリストによる「チーム医療」を実践
北里大学獣医学部卒業。千葉県や都内の動物病院で経験を積む一方、大学附属施設にて専門的な知識や技術を身につける。2022年に前身の動物病院を継承、2024年4月に『こひ動物病院』と改称し、新たなスタートを切った。

小日向 祐二 院長
こひ動物病院
目黒区/緑が丘/自由が丘駅
- ●犬
- ●猫
社会人生活を経て獣医師の道へ

子どもの頃に自宅で飼っていた愛犬が亡くなり、このときから自分の中では獣医師になることが大きな目標になりました。実際に、小学校の卒業文集にも「獣医さんになる」と書いたほどです。とはいえ中学、高校時代はサッカーに熱中していて、一度はまったく別の道に進み、社会人生活を送っていた時期もありました。「趣味を仕事にすると楽しくなくなる」……、そんな言葉を信じ込んでいたのかもしれません。
転機が訪れたのは、営業中、ふと「一度きりの人生なのだから、自分の好きなことを仕事にしてもいいじゃないか」と思い、もう一度チャレンジしてみることにしたんです。学士編入という形で北里大学獣医学部に入学し、自分より年下の同級生とともに獣医師への一歩を踏み出しました。
お散歩途中に気軽に立ち寄れるアットホームな動物病院

獣医師になってからは千葉県や都内にある動物病院で経験を積むほか、専門的な知識や技術を身につけるために大学の付属施設にも勤務しました。日常的な病気やけがへの対応はもちろん、心臓の病気(循環器)に関しては大学の専門医の指導を受け、より専門的な診療を行えることが獣医師としての自分の強みだと感じています。
いずれは自分の動物病院を開きたいと考えていたところ、ご縁があったのがこの地で40年あまり診療を続けてこられた安田獣医科医院でした。前院長の志を受け継いで2022年の秋に診療を始め、2024年4月には『こひ動物病院』として新たなスタートを切りました。病気のときも、そうでないときにも気軽に立ち寄れるアットホームな雰囲気はそのままに、確かなエビデンス(医学的根拠)に基づいた質の高い獣医療をご提供したいと考えています。
各分野のスペシャリストによる「チーム医療」を実践

当院では犬と猫を対象に診療しており、治療と予防の両面から動物たちと飼い主さんの暮らしを支えています。かかりつけ動物病院として、獣医療の最初の窓口になるのはもちろん、整形外科、神経外科、循環器科をはじめとした各分野の専門家と連携し、チーム医療を実践していることも特徴です。飼い主さんからご相談いただくことの多い皮膚トラブル、お口の中や目の症状などを1つの動物病院でトータルに診られることは当院ならではの強みです。
獣医療は日進月歩ですから、私たちも学びを止めることなく、知識や技術のアップデートを心がけています。そうして常に最新の知見を取り入れながら、適切な獣医療をご提供することが当院のモットーと言えるでしょうか。たとえば当院では、動物たちの健康に関わる世界基準を定めるWSAVA(世界小動物獣医師会)のガイドラインに基づいて、その子その子に適した間隔でのワクチン接種をご提案しています。またたとえ同じ病気であっても、病状や年齢、オーナーさまのご要望などを踏まえて、それぞれのご家庭にとって一番いい治療をご提供できるよう努めています。
コミュニケーションを大切に、確かな信頼関係を築く
動物たちは人間の言葉を話せませんから、診察の際はオーナーさまからできるだけ多くの情報をいただき、それをもとに適切な診断へとつなげていきます。このとき目を見てお話をするのはもちろん、不安や疑問を残したままお帰りになることがないよう、時間をかけてしっかりと向き合うことを心がけています。
実は、当院には「診察券」というものがありません。そのため、オーナーさまのお顔や通院時の車種などを確認しながら、カルテを探すことが日常になっています。それほどオーナーさまとの距離が近くて、何でも気軽にご相談いただける関係性であることも、当院の大きな特徴と言えるかもしれません。オーナーさまの中には、大切な家族を見送った後、再び新しい子を連れて来てくださる方もいらっしゃいます。当院を信頼して通ってくださり、長いお付き合いが続いていくことは本当にうれしいですし、日々の診療の励みになっています。
これから受診されるオーナーさまへ
動物たちの病気の中には、お薬を飲み続ける必要があったり、定期的な通院が欠かせなかったりするものも少なくありません。そうした場合も当院では、オーナーさまの生活スタイルや治療に対するお考えを丁寧に伺いながら、それぞれのご家庭に合った治療やケアをご提案いたします。当院では、手術を含めた病気の治療をはじめ、ワクチン接種や健康診断などの予防医療にも力を入れており、トリミングにも対応しています。何らかの病気のある子や高齢犬であっても、安全に配慮しながらトリミングを受けていただけますので、病気のときも、そうでないときも、気軽に足を運んでいただきたいと思います。
※上記記事は2025年7月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
小日向 祐二 院長 MEMO
- 出身地:埼玉県
- 出身大学:北里大学獣医学部
- 趣味・特技:サッカー
- 好きな映画:ジブリ映画
- 好きなアーティスト:JUDY AND MARY(YUKI)
- 好きな言葉:「ロマン・パッション・アドベンチャー」
小日向 祐二 院長から聞いた
『犬の僧帽弁閉鎖不全症』
高齢の小型犬に多くみられる心臓の病気とは?
治療には大きく2つ、内服薬を用いた保存治療と外科手術があります。手術によって薬が必要なくなるほど回復するケースもありますが、一般には重症度(ステージ)や年齢などを考慮して治療を選択することになります。
僧帽弁閉鎖不全症の主な原因は加齢であるため、発症を予防することは難しいのが現状です。ただし普段から動物病院に通い、血圧や心拍などを定期的に確認することで病気のサインに気付き、適切な対応を取ることは可能です。僧帽弁閉鎖不全症は高齢の小型犬に多くみられる病気ですから、大切な家族のためにもぜひ定期的な健康チェックをおすすめします。
グラフで見る『小日向 祐二 院長』のタイプ
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穏やかで明るく話しやすい先生 | ![]() |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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