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杉本 恵子 院長 & 国貴 副院長

KEIKO SUGIMOTO & KUNITAKA

『代替診療』としてホメオパシーやフラワーエッセンス、鍼灸治療などを提案

【杉本 恵子 院長】
日本獣医生命科学大学卒業後、2軒の動物病院にて勤務医を勤める。1976年6月『南小岩ペットクリニック 医療サポートセンター』を開院して、現在に至る。東京都獣医師会会員、JAHA認定家庭犬しつけインストラクター、英国認定ホメオパスオフィスラベンダー代表(フラワーエッセンス療法、ホメオパシーセンター)

【杉本 国貴 副院長】
日本大学生物資源科学部獣医学科卒業後、千葉県の動物病院にて勤務医を勤める。その後、『南小岩ペットクリニック 医療サポートセンター』にて副院長を勤めて、現在に至る。一般診療及び外科を担当。

杉本 恵子 院長 & 国貴 副院長

杉本 恵子 院長 & 国貴 副院長

南小岩ペットクリニック医療サポートセンター

江戸川区/南小岩/小岩駅

  • ●犬
  • ●猫
  • ●ハムスター
  • ●フェレット
  • ●ウサギ
  • ●鳥

親子共に獣医師に。長年にわたり江戸川区南小岩で診療を行う

杉本 恵子 院長 & 国貴 副院長

【杉本 恵子 院長】
獣医師を目指すきっかけは、高校生の頃に飼っていた犬をジステンパー(ウイルス感染症)で亡くしてしまったことです。あまりに嘆き悲しむようすを見て、父と獣医さんが「そんなに動物が好きであるなら獣医大学へ行ったらどうか?」と言ってくれたんです。それまで父は私に建築家になってほしかったので(笑)、進路は大きく変わりました。犬が具合悪くなると、犬小屋で一緒に寝るような子だったので(笑)、好きというよりは「一緒に生きている」という、唯一の共鳴できる理解者のようでしたね。

日本獣医生命科学大学卒業後はほぼ住み込み状態で2軒の動物病院に勤務していました。1週間に1回お休みがあるなという位で、お家に帰宅できるのは1ヶ月に1度程度できるかできないかという生活でした。というのも、私が師事した先生は獣医学に徹底的に驀進(ばくしん)している、獣医医療の先端といった方々でした。幅広い経験を積んだ後、1976年『南小岩ペットクリニック』を開院して現在に至ります。

【杉本 国貴 副院長】
幼少期の頃から動物病院と同じ建物の中で育ち、母(院長)をはじめとして色んな獣医さんと接してきたことや、動物たちを助けたいという想いが小さい頃からありました。いろんな方に還元できる仕事でもあり、将来的にはまだ当院を継続していけることも考え、獣医師という仕事を選びました。日本大学生物資源科学部獣医学科卒業後は、千葉県の八千代市にある動物病院で勤務医として数年ほど経験を積んだ後、少しずつ『南小岩ペットクリニック』での勤務を増やしていきました。完全に当院で勤務し始めたのは3年程前からになり、ゆくゆくは母の後を継いで院長になります。

どうやって治療をして一緒に生きていくのかに向き合う

杉本 恵子 院長 & 国貴 副院長

【杉本 恵子 院長】
飼い主さんが安心して動物たちのことを相談したり治療を受けたり、一緒にやっていけるような病院にしたいと思っています。病院へ入った時に堅苦しくなるのが苦手だったため、いろんな絵を飾ったり、友人が製作したステンドグラスをいれてみたり、ギャラリーのようでしょう(笑)動物たちがこちらへ入ることが苦痛にならず、飼い主さんたちがホッとできるようにと、みんなが元気をもらえるような空間を考えました。

病気と向き合っていくに以前に、まず『一緒に生きる』というということを大事にしてほしいなと思います。というのも、病気だけにフォーカスしてしまうとマイナスなエネルギーや意識ばかり働いてしまいます。それよりも「どうやって治療をして一緒に生きていくのか」という方にエネルギーを向けていけるように、飼い主さんと一緒に向き合っていける病院でありたいですね。そのためにも当クリニックではきちんとした検査を行い、対応しきれないようなことであれば大学病院や特化した医療機関を紹介します。その他、動物の飼い方の指導だけでなくて、性格的にどうしていいのかわからない、初めて動物を飼ってどのようにして対応していいのかわからない、という方に向けて「カウンセリング」も行います。実は動物に対してだけでなく、人間に対するカウンセリングも専門的に勉強したんですよ。

ホメオパシーやフラワーエッセンス、はり温灸治療など『代替診療』を提案

杉本 恵子 院長 & 国貴 副院長

【杉本 国貴 副院長】
開業して49年になり、長い間この土地で地域に密着して診療を行ってきていますので、地域の方々とのつながりは特徴の1つです。また『代替診療』というのはいちばん大きな特徴で、「ホメオパシー」や「フラワーエッセンス」、「はり温灸治療」など院長が取り入れている治療というのは、基本的には他の病院では行っていない治療です。獣医医療は日進月歩であるものの、ガンや高齢の動物にできることというのは、人に比べるとどうしても限られてくるものです。「歳だから治らない」「歳だからこのまま見てあげてください」というよりは、『別の治療の選択肢を提案できる』というのが大きな特徴の1つになるんですね。飼い主さんと一緒に考えながら治療法を決めていくことを大切にしています。

それから、当クリニックは都内の中で割と大き目の施設です。トリミングやしつけ教室、カウンセリングといった治療以外のことでも、最後の時を迎えるまで生涯を通して付き添っていけるような病院を目指していると同時に、特徴としています。地域の方々や遠方からいらしていただいた方々のお力になれるよう、全力で取り組んで参ります。どんな些細なことでもお気軽にご相談いただければと思います。

『保護活動』をしながらも、様々な病気に対応するために『画像診断』も行う

【杉本 恵子 院長】 
今は保護団体などがありますが、昔は当たり前に野生動物たちがそこら辺にいたため、野放しになっていた動物たちを保護して診てきました。その中で日本動物福祉協会とはずっと長いご縁で、保護活動を行っています。里親が見つからないと殺処分になってしまうのですが、当院に来た動物たちは100%殺処分になったことはありません。あげられない場合は私自身が飼うこともあって、現在は猫5匹を飼っているんですよ。開院して子どもの頃からずっと息子(国貴 副院長)がサポートしてくれたこともあって、当院が継続できています。

【杉本 国貴 副院長】
循環器や消化器疾患、腫瘍などに関して『画像診断』に力を入れていて、様々な病気に対応できるよう日々診療に努めています。そのため当クリニックには超音波検査機器、レントゲン撮影装置、内視鏡検査機器といった画像診断機器を使用して、なるべく大きな病院を紹介しないで済むように心がけています。もし対応しきれないようなことであれば、大学病院や特化した医療機関を紹介することも可能ですのでご安心ください。その他、日本動物福祉協会さんと連携しながら、保護動物の譲渡先を見つけることにも力を入れていて、もらい手が見つからないときは長期的に当院でお預かりして、病気があれば治しています。

これから受診される飼い主さんへ

『南小岩ペットクリニック』はJR小岩駅から徒歩8分、病院専用駐車場を5台完備しています。

【杉本 恵子 院長】 
ちゃんと動物たちと話をして、聞いてあげてください。そこで難しかったらお手伝いをします。折角出会った動物たちですので、病気であろうとなかろうとベストを尽くした生き方をして、飼い主さんも動物たちも幸せであって欲しいですね。あとは、どんな動物でも必ずゴールインする日が来ますから、当院にきて少しでも動物の苦痛を和らげるお手伝いをさせていただきます。

【杉本 国貴 副院長】
病気という観点からいうと、昔ながらの患者さんとなると症状が進んでしまってからいらっしゃることが多いのですが、健康診断はいろいろ進歩して設備も整っているので、病気や病状が進んでしまう前にこまめに診ていきたいです。病気の早期発見と早期治療のため、健康診断を行うことをおすすめしています。

※上記記事は2022年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

杉本 恵子 院長 & 国貴 副院長 MEMO

  • 出身地:院長・副院長「東京都江戸川区小岩」
  • 趣味&特技:院長「自然の中で過ごすこと」副院長「野球・サーフィン」
  • 好きな映画:院長・副院長『スターウォーズ』
  • 好きな音楽やアーティスト:院長「クラシック」副院長「Mr.Children」
  • 好きな場所・観光地:院長「山梨県白州町」
  • 好きな言葉・座右の銘:院長「愛」
  • 出身大学:院長「日本獣医生命科学大学」副院長「日本大学生物資源科学部獣医学科」

杉本 恵子 院長 & 国貴 副院長から聞いた
『犬の外耳炎』

犬の『外耳炎』原因や症状は多岐に及びます

【杉本 恵子 院長】 
症状は耳の中が赤くなり雑菌でちょっと汚れるというグレードから、そこに細菌感染を起こしてアレルギーが重なって、搔きまくって症状がさらに悪化して、精神的にもイライラして食欲もなくなるという外耳炎もあります。

原因や症状はいくつかあり、遺伝子にかかわるところから、犬の性格や反応によっても悪化の度合いもかかわってきます。性格によってはすごく気にしてしまう子もいるんです。耳の垂れている犬や立っている耳などによっても変わり、原因の特定は症状を診ながらでは判断できないくらい多岐に及びます。

治療については、治療薬があるものと炎症を抑えることしかできないものもあるんです。ステロイド等を使用することもありますが、ホメオパシー、医療用オイルを治療に取り入れています。ハーブなど自然療法を取り入れた治療法もあります。教科書に書いてあるのは1つのパターンであって「この子の場合はどうなんだろう?」と探していくことが原因の探求になるんですね。どうすればこの子にとって治療効果があるのか、といった治療計画立案をしていきます。

予防としては「どういう時に何をすれば起るのか」「どういうことをしなければ発生しないのか」と原因に戻って追究します。飼い主さんができる予防は「お耳が元気ですか?」とチェックすることから始まり、『ちょっと首をかしげているな』『痒がっているな』ということで気づくこともできます。

グラフで見る『杉本 恵子 院長 & 国貴 副院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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