長谷川 純一 院長
JUNICHI HASEGAWA
イヌ、ネコからウサギに小鳥、フェレット、カメまで。
どんな悩みも気軽に相談できる窓口となる
大学を卒業後、いくつかの開業医の元で修行を積み、1996年に東向島駅より徒歩4分のこの地に『はせがわ動物病院』を開院。
長谷川 純一 院長
はせがわ動物病院
墨田区/東向島/東向島駅
- ●犬
- ●猫
- ●ハムスター
- ●ウサギ
- ●その他
世のため人のためになる仕事として、獣医師の道を選ぶ
私にしても、もちろん嫌いなわけではありませんが、他の方のように動物が「好きで好きで」この仕事に就いたというわけではないんです。ですから、この手の質問は結構苦手なんです(苦笑)。
恥ずかしながら私は小学生くらいまで、動物病院という存在を知りませんでした。ネコは飼っていたのですが、存在を知らないものですから、仮にウチのネコの調子が悪くなっても病院に連れて行こうという発想自体がなかったんです。
中学校2年生くらいだったかと思います。初めて動物病院という存在を知り、同時に獣医師という職種があることを知りました。それが最初のとっかかりで、その後色々調べていくうちに興味が増していった感じです。私はそれ以前から生物科学というテーマに興味を持っていて、獣医師という職種はそれに適いますし、口はばったいようですが、世のため人のためになる仕事ということでもあり、「これだ」と考えるようになったんです。
大学を卒業後、いくつかの開業医の先生の元で修行を積み、平成8年(1996年)に『はせがわ動物病院』を開院しました。
あの時の選択が良かったのかどうか?それは一概には言えないですね。命を扱う以上、決して楽な仕事とは言えませんし、つらいこともそれなりにあります。でも、だからこそのやりがいはありますし、当初の思いの通り、多少なりとも誰かの役に立てているのであれば、それ以上言う必要はないかもしれません。
イヌ、ネコの他、デリケートな鳥の診療に力を入れる
当院ではイヌ、ネコを始めとし、ウサギに、小鳥、フェレット、ハムスター、カメ等、様々な動物を診療対象としています。なかで鳥類に診療に関しては、私の出身大学でもある日本獣医畜産大学(現:日本獣医生命科学大学)の後輩であり、いくつかの病院で研究を積んだ先生に来ていただいています。
鳥はデリケートで、具合の悪いのを隠す傾向の強い動物です。さらに言えば、飼い主の方からみても、病気については「よくわからない」というのが正直なところかもしれません。しかし、以前に比べれば鳥類の病気についても多くわかるようになり、検査の仕方等も確立されてきています。
例えば当院では来院時の注意点として、お使いになられているカゴをそのまま持ってきていただき、普段のカゴの様子がわかるようにしてくださいとお伝えしています。これにより、普段の飼育環境をチェック出来ますし、移動時の便を調べることで、体調が把握出来たりするわけです。
鳥類を飼育されていてお困りの方がございましたら、是非一度、来院していただきたいと思います。
今の時代の開業医として、診療は「浅く広く」
ペットとして飼われる動物は多種多様化し、動物医療の進歩とともに判別のつく病気も増え、それに対する検査も複雑化してきています。この10年が顕著だと思うのですが、その状況に対応していくために専門病院という枠が増えてきています。
この時代に私ども開業医が為すべきことは、一次診療に関わるものとして最初に必要なことを必要なだけキチンとおこない、それで問題点が改善出来ない場合は、速やかに専門の先生へと紹介することだと考えています。言葉として適切かどうかはわかりませんが、「浅く広く」診るということですね。もちろん「深く広く」というのが理想ではありますが、1人の人間が出来ることには自ずと限界があります。自分をわきまえ、その範囲の中で引っかかってくるものをとにかく見逃さないということがまず求められることだと思っています。
高齢化する動物達のため、ペットポーターの貸し出しや往診もおこなう
最近は、高齢の動物を診察し、飼い主さんに「これはもはや介護ですよ」という言い方をすることも多くなってきました。当然のことながらご家族の方のご苦労は相応に増えていきますから、そこを手助けするのが我々の役目だと思っています。例えば食餌の内容であったり、お薬の有効な使い方であったりというのがそれですね。
やっぱり、ワンちゃんネコちゃんがどんなに老いても、飼い主さんにとっては「居てくれること」が大事なことで、それが生きがいとなっているわけです。そのための手助けを惜しまず、なおかつ過度な負担とならぬように配慮していく必要があります。
当院ではペットポーターを無料で貸し出ししています。往診にもまいりますが、出来ることは限られてしまいますので、お困りの方は事前にご連絡をいただければと思います。
これから受診される飼い主さんへ
『はせがわ動物病院』は東京イースト獣医協会に加盟しています。何か気になることがあればどんなことでもご相談ください。「より専門性の高い診療を」という方には、ネットワークを通じ、相応の医師をご紹介します。私を、この病院を窓口としていただいていっこうに構いません。
当院は永くお付き合いの出来る病院を目指しています。散歩がてら、「ちょっと体重を測って」とか、なんでも良いんです。普段から気軽にお立ち寄りいただくことで、いざ、という時の敷居が低くなります。飼い主さんにとって家族同様に大切なワンちゃんネコちゃん、小動物に何か不安なことがございましたら何でもご相談ください。
※上記記事は2012年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
長谷川 純一 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味・特技:ゴルフ、祭り
- 好きな本・愛読書:歴史小説、地図と時刻表
- 好きな映画:フィールド・オブ・ドリームス、となりのトトロ
- 好きな言葉・座右の銘:前途洋々、何を始めるにも遅いということはない、最低を常とすれば苦労はなし
- 好きな音楽・アーティスト:サザンオールスターズ
- 好きな場所・観光地:京都
グラフで見る『長谷川 純一 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
はせがわ動物病院
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