かまた本町動物病院

芹沢 和也 院長の独自取材記事

芹沢 和也 院長

治療だけでなく、予防・食事・心のサポートまで。ご家族の暮らしに寄り添う“街のパートナー”を目指して

芹沢 和也 院長セリザワ カズヤ

麻布大学獣医学部 卒業。千葉県松戸市の動物病院に勤務。2026年1月13日、『かまた本町動物病院』を開業。

「大好き」という気持ちを、一生の安心に変えたくて

芹沢 和也 院長

私が獣医師を志したきっかけは、高校生の頃に感じた「動物が好き」という、とてもシンプルで真っ直ぐな想いでした。一生を通じて情熱を注げる仕事は何かと考えたとき、真っ先に浮かんだのが、動物たちの命と向き合い続ける道でした。
当時、もう一つ強く心にあったのは、「夜中に愛猫の体調が悪くなったらどうしよう」という切実な不安です。何もできずに見守るしかないもどかしさを経験したからこそ、「大切な家族に何かあったとき、すぐに手を差し伸べられる存在になりたい」と願うようになりました。
あの頃抱いた不安は、今、目の前の飼い主様が感じていらっしゃる不安と同じです。そのお気持ちを誰よりも理解し、一番身近なパートナーとして、大切な家族の日常を守り続けたいと考えています。

確かな経験を携え、この場所で「家族」を支える一生のパートナーへ
麻布大学を卒業後、千葉を拠点とする動物病院グループにて、千葉の最前線で多くの症例に向き合ってまいりました。分院長就任のお話もいただきましたが、自身の将来を見据えたとき、より深く地域の方々と手を取り合い、家族のように寄り添える医療を提供したいという想いが強くなりました。
そこで、出身地の神奈川にも近く、私自身も縁を感じるこの地での開業を決意いたしました。ここは以前、吉村先生が地域医療を支えてこられた大切な場所です。その志を引き継ぎながら、「この街のホームドクター」として、皆様の大切な家族の健康を守り続けてまいります。

地域に寄り添い、専門性を追求する「1.5次診療」のホームドクター

芹沢 和也 院長

当院には、蒲田本町周辺にお住まいの方が自転車や徒歩で、日常の延長として多く足を運んでくださいます。街の風景に溶け込むような、そんな身近な存在でありたいと願っています。
私たちが目指しているのは、「身近な相談窓口でありながら、高度な判断と処置ができる」という1.5次診療のスタイルです。
お一人おひとりの飼い主様、そして一頭一頭の動物たちとじっくり向き合える環境だからこそ、わずかな異変も見逃さない、精度の高い医療を提供できると考えています。日常のケアから専門的な対応まで、ここ一箇所で完結できる安心感。それが、この場所で私が追求したい医療の形です。
お車で来院される方にも安心していただけるよう、近隣コインパーキングとの提携も行っております。
「まずは、かまた本町動物病院で診てほしい」。そんな風に一番に頼っていただけるよう、最新の知見を取り入れ、常に技術を磨き続けています。
日々の散歩のついでに立ち寄れる気軽さと、大切な命を託すに足る確かな技術。その両方を兼ね備えた、この街の健やかな毎日を支えるパートナーでありたいと願っています。

動物ファーストを軸に、ご家族と一緒に「最善の答え」を探る

芹沢 和也 院長

私の診療の根底にあるのは、何よりも「動物ファースト」であることです。動物病院として、適切な診断を行い、確かな治療を通じて、言葉を持たない彼らをより良い方向へと導いていく。それが私の揺るぎない基本姿勢です。
しかし、医療における「正解」は、決して医学的なデータだけで決まるものではありません。 「できる限りの積極的な治療を行いたい」という方もいらっしゃれば、「負担を抑え、住み慣れた家で穏やかな時間を過ごさせてあげたい」と願う方もおられます。
大切なのは、飼い主様が胸の奥に抱いていらっしゃる想いを、丁寧に、一つひとつ汲み取っていくことです。

「医学的な最善」と「ご家族の願い」
この二つを照らし合わせながら、どこに着地するのがその子にとって一番幸せなのかを、共に悩み、共に考えていく。その対話の時間こそが、私の獣医師としての職務の核心であると考えています。
最終的な決断を下すのは飼い主様ですが、その決断の瞬間に、少しの迷いも残らないように。 十分な説明を尽くし、納得のいく選択を全力でサポートすること。それが、動物たち、そしてご家族の皆様に対する、私なりの誠実な医療のあり方です。

慢性疾患と向き合い、未来を見据えた「支える医療」を

私が特に深く研鑽を積んできた分野の一つに、腎泌尿器疾患があります。 慢性腎臓病は、現在の獣医学では完治が難しい病気です。だからこそ、病気と「どう戦うか」ではなく、大切な家族として「どう健やかに付き合っていくか」という視点が極めて重要になります。
腎臓は体内の老廃物を排出する、生命の要となる臓器です。その負担を少しでも軽くできるよう、最新の知見に基づいた腸内環境へのアプローチなど、多角的なケアを共に考えてまいります。
病気を見つめるだけでなく、「これから先の時間を、どう穏やかに過ごしていくか」。その未来のビジョンを飼い主様と分かち合い、伴走し続けることが、私の理想とする診療の姿です。

「将来の選択肢」を広げるための健康診断
また、当院は健康診断も大切にしています。 腎臓病はもちろん心臓病、あるいは加齢に伴う関節の痛み……。これらは症状として現れる前に見つけることで、治療やケアの選択肢を格段に広げることができます。
検査結果をただお伝えするだけでなく、「今、何が起きているのか」「将来、どのような変化が予想されるか」を具体的にイメージしていただけるよう、丁寧に噛み砕いてご説明します。
その上で、治療に進むのか、あるいは経過を見守るのか。飼い主様が後悔のない判断を下せるよう、私たちは常に最新の知識と誠実な言葉を持って、皆様の隣に立ち続けます。

これから受診される飼い主様へ

どんなに小さな変化でも構いません。言葉にできない「なんとなくの違和感」こそ、大切なサインであることがあります。どうぞお気軽に、私たちにその想いをお聞かせください。飼い主様が何を求め、何を大切にされているのか。対話を重ねながら、そのご家族にとっての「最善の形」を一緒に模索してまいりたいと考えています。
私たちの大きな目標は、犬や猫たちの「健康寿命」を延ばすことです。 予防や健康診断によって、病の芽を早い段階で見つけ、症状が出る前に手を打つこと。そして、もし慢性疾患と向き合うことになっても、その先の「良い面」も「難しい面」も包み隠さず共有し、同じ方向を向いて歩んでいくこと。その一つひとつの積み重ねが、穏やかな日常に繋がると信じています。
また、当院ではペットホテルを併設し、日々の生活のサポートも行っています。今後はトリミングの体制も整え、より多角的なケアを充実させていく予定です。
ただ、目の前の一頭一頭に誠実に向き合い、その子にとって、そしてご家族にとっての最善の道を、一歩ずつ共に歩んでいくこと。その積み重ねを何よりも大切にしながら、この街の皆様に愛される場所であり続けたいと願っています。

※上記記事は2026年2月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

芹沢 和也 院長MEMO

出身地:
神奈川県
出身大学:
麻布大学獣医学部
好きなこと:
ネコと一緒に過ごすこと
好きな場所:
動物園、水族館
座右の銘:
「至誠通天」

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