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深谷 信太郎 院長

SHINTARO FUKAYA

「頼れる町の獣医さん」として。治療と予防を柱に、動物たちと飼い主さんの暮らしを支えていく

日本大学生物資源科学部獣医学科 獣医外科学研究室卒業後、首都圏各地の動物病院に勤務。獣医療全般にわたって幅広く経験を積む一方、眼科・消化器科・腫瘍科の分野で専門性を高める。2025年11月、『葛西中央どうぶつクリニック』を開設し、現在に至る。

深谷 信太郎 院長

深谷 信太郎 院長

葛西中央どうぶつクリニック

江戸川区/西葛西/西葛西駅

  • ●犬
  • ●猫

動物たちの全身を診る「ジェネラリスト」を目指して

深谷 信太郎 院長

父が獣医師をしていたため、自宅には獣医療に関する専門書や写真集がたくさんありました。幼い頃からそうした書籍に親しみ、父の背中を見ながら育つうち、私自身も動物が大好きになりました。どこからか犬や猫を拾ってきてはお世話をしていたこともあり、いつしか自然と「動物を助けられる仕事をしたい」と考えるようになりました。
地域の方々から頼りにされる「町の獣医さん」になることは、大学に入学した当初からの目標でした。何か1つの分野に特化したスペシャリストというよりも、動物たちの全身を診られるジェネラリストになりたいと考え、母校の外科研究室に所属して研鑽を積みました。動物たちの病気に対して薬による治療を行うのはもちろん、外科手術という選択肢をご提案できることは獣医師としての強みだと言えるでしょう。

各分野のエキスパートが集結し、動物たちと飼い主さんの暮らしを支える

深谷 信太郎 院長

首都圏各地の動物病院勤務を経て、『葛西中央どうぶつクリニック』を開いたのは2025年の秋でした。獣医師になって6年目での開業を早いと感じられるかもしれませんが、私としては時間以上の価値ある経験を積んできたと自負しています。勤務医として幅広い症例に携わる一方、休日返上で各分野のエキスパートのもとで勉強させていただき、一般診療から専門的な診療まで幅広く対応できる知識や技術を身につけました。
当院では院長を務める私と女性の獣医師に加えて、私の師匠といえる獣医師にも協力していただきながら、質の高い獣医療をご提供できる体制を整えています。日常的な病気をご相談いただくのはもちろん、骨折やがんに対する外科的な治療、心臓や消化器の病気、歯石取りなどのお口のケア、さらにはワクチン接種をはじめとした予防医療まで1つのクリニックで完結できることが、当院の大きな特徴です。地域に根ざしたかかりつけ動物病院を「一次診療施設」と言いますが、当院はそこからさらに一歩進んで、より高度な獣医療を行う「二次診療施設」に少しでも近付きたいと考えています。

充実した設備のもとで専門性の高い獣医療を実践

深谷 信太郎 院長

人間の医療では、心臓の病気は循環器科、胃や大腸の病気は消化器科など、臓器ごとに診療科が分かれていることが一般的です。一方の獣医療では、動物たちの全身を診るスキルが求められ、それが獣医師としての楽しさややりがいにつながっていると感じます。当院では超音波(エコー)、レントゲン、内視鏡などの検査機器を活用して適切な検査や診断を行ったうえで、それぞれのご家庭に合った治療をご提案しています。
医学が進歩した現在では、1つの病気に対して複数の治療選択肢が存在するケースも少なくありません。薬を使って症状を上手にコントロールする方法もあれば、根治を目指して手術を行う方法もあり、重症度やその子の状態によって選ぶべき治療法は異なります。そうした場合にあらゆる可能性を提示し、飼い主さんのご意向に沿った治療を行えることも、当院ならではの強みといえるでしょう。院内には重症の子をお預かりできるICU(集中治療室)も完備しておりますので、安心して治療をお任せください。

動物たちと飼い主さんに寄り添いながら、納得感のある診療を

獣医療の主役は動物たちであることに間違いありませんが、実際に彼らをクリニックに連れて来てくださるのは飼い主さんです。飼い主さんは少なからず不安や心配事を抱えてお越しになりますので、私は動物だけでなく、飼い主さんのお気持ちにも配慮しながら診療することを心がけています。
たとえば、受診のきっかけは下痢や嘔吐だったとしても、飼い主さんが本当に心配しているのは別のことかもしれません。そのため診療の際は飼い主さんのお話を丁寧に伺い、疑問や不安を1つ1つ取り除いていきたいと思います。また、複数の治療選択肢がある場合には、それぞれのメリットやリスクを分かりやすくお伝えして、その子にとって一番いい治療は何かをご一緒に考えたいと思います。こうして時間をかけて診療していると、ほかのご家族をお待たせしてしまうことがあって心苦しいのですが……飼い主さんの理解と納得のもとに治療を進めるという姿勢は、これからも変わらずに大切にしていきたいと思っています。

これから受診される飼い主さんへ

当院は、西葛西駅から徒歩で8分ほどの場所にあり、休診日(火曜日)を除いて毎日夜7時まで診療しています。クリニックの前には3台分の駐車スペースと駐輪場もご用意しておりますのでご利用ください。
当院では飼い主さんにとって受診しやすい環境を整える一方で、動物たちにも優しい空間づくりを心がけています。院内は犬と猫で導線を分けており、待合室や診療室でワンちゃんと顔を合わせる心配はありませんので、デリケートな性格のネコちゃんにも、落ち着いて受診していただけるのではないかと思います。何よりも、「その小さな命に、大きな愛をこめて」という姿勢で診療しておりますので、ご心配なことがありましたら遠慮なくご相談ください。

※上記記事は2025年11月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

深谷 信太郎 院長 MEMO

  • 出身地:福島県
  • 出身大学:日本大学生物資源科学部獣医学科 獣医外科学研究室
  • 趣味:キャンプ
  • 好きな映画:『スター・ウォーズ』
  • 好きなアーティスト:秦基博
  • 好きな場所・観光地:沖縄
  • モットー:「その小さな命に、大きな愛をこめて」

深谷 信太郎 院長から聞いた
『犬の膝蓋骨脱臼』

根治を目指すなら「外科手術」が第一選択肢になる

犬の膝蓋骨脱臼は、トイプードル・チワワ・ポメラニアンなどの小型犬に多くみられる関節の病気です。膝蓋骨(膝のお皿)が本来あるべき位置から外れてしまうことによって関節炎が生じ、痛みによって歩き方にさまざまな変化をもたらします。

原因は、先天的(遺伝によるもの)なものがほとんどですが、何らかの外傷によって膝蓋骨のズレが生じることも考えられます。初期には後ろ脚を時々持ち上げて「ケンケン」するような様子がみられ、進行すると片方の脚を常時持ち上げるようになり、歩行が困難になることもあります。

治療は重症度(グレード)によって異なり、軽度であれば痛み止めの薬を使ったり、体重を適切にコントロールしたりといった保存療法が選択されることが一般的です。一方、重症化して日常生活に支障が出ている場合には、脱臼を繰り返さないように外科手術を行うことが推奨されています。

保存療法(内科的治療)はあくまでも症状をやわらげることが目的であり、膝蓋骨脱臼を根本的に治すには外科手術以外に方法はありません。関節は一度損傷すると再生することがありませんので、関節の機能維持と病気の進行を食い止める意味からも、外科手術を検討されることをおすすめします。

グラフで見る『深谷 信太郎 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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