はなはた動物病院

木戸口 等 院長への独自インタビュー

自分の持てる力で動物たちの治療をしたい。

私は小さな頃から生き物が大好きで、ナメクジやダンゴムシを袋いっぱいに採って来るような子供でした（笑）。アウトドア好きな父に連れられてクワガタ採りに出かけたり、カンテラを片手に夜中の川に入って手づかみでイワナをゲットしたり（笑）。自宅ではずっと犬を飼っていましたし、幼少期からのいろいろな経験がベースとしてあったわけですが、本気で獣医を目指そうと考えたのは高校生の頃でした。ある競走馬が骨折したというニュース、そしてひどい骨折をしてしまった馬には「死」しかないことを知ったんです。そして大好きな動物たちの医療に携わりたいという思いが強くなり、獣医の大学に学びました。大学入学から2年ほど経つと休みのたびに牧場の仕事を手伝うようになり、卒業後はそのまま獣医として仕事をはじめました。馬の健康管理や治療など経験を重ねてその後は、いったん医療の現場から離れていた時期があります。それでもやはり獣医の免許を持っている以上、自分の持てる力で動物たちの治療をしたい。そんな気持ちから都内の動物病院などで研鑽を積み、独立・開業を果たしました。

診療前後もリラックスして過ごせる空間に。

2010年の開業時は、病院名のとおり足立区・花畑で診療をスタートしました。その後施設が手狭になったこともあって、2014年に現在の場所へ移転したんです。当院では駐車場や駐輪場を完備しましたが、公共交通機関をご利用になる方には、東武スカイツリーライン「竹ノ塚駅」、つくばエクスプレス「六町駅」、千代田「綾瀬駅」、それぞれの駅からバスに乗っていただくと便利です。リニューアルにあたって目指したのは、動物病院らしくない雰囲気づくり。業者さんにいろいろ教えてもらったり相談したりしながら、どなたにとっても快適な空間を実現させました。たとえば壁ひとつにもこだわって、オシャレなだけでなく消臭・除湿効果がある素材を選んだんですよ（笑）。院内にお入りいただくと、受付の左側がネコちゃん専用の待合スペース、右側がワンちゃん・ネコちゃん共用の待合スペースになっています。毎日散歩に出かけたり外に出る機会の多いワンちゃんに比べて、大半の時間を家で過ごすネコちゃんはとても怖がりでデリケート。ネコちゃん専用の待合スペースや診察室を設けることで、飼い主さまと一緒に安心して診療を受けていただきたいと考えました。2つの待合スペースを仕切っているのは、珍しいクラゲの水槽。のんびり回遊するクラゲをご覧いただいたり、お好きなドリンクをお楽しみいただきながら、診療前後の時間をゆっくりお過ごしいただきたいと思います。

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