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藤野 洋 総院長

HIROSHI FUJINO

ご自宅を訪れる「往診」に特化した動物病院。質の高い獣医療を届け、動物たちと飼い主さんの幸せな時間をサポート

日本大学農獣医学部(現・生物資源科学部)卒業。ペットの総合商社の一員となり、各地の動物病院で小動物の診療に従事。2006年に『フレンチキス動物病院』を開業、2008年にフジフィールドグループを創業し、動物病院やトリミングサロンを複数展開。2020年に『アニホック往診専門動物病院』院長となり、現在に至る。

藤野 洋 総院長

藤野 洋 総院長

アニホック往診専門動物病院

港区/23区 / 東京都下/千葉市周辺【診療対応地域】/芝公園駅

  • ●犬
  • ●猫

動物たちと飼い主さんの幸せな時間をサポートする

藤野 洋 総院長

私は神奈川県茅ヶ崎市の出身で、実家があるのは野良猫が多く暮らすエリアでした。子どもの頃から野良猫を保護してきたり、出産を手伝ったりして、常に5~6匹の猫を飼っていた記憶があります。そうした暮らしの中では動物病院のお世話になることも度々ありましたが、幸いにも中学の先輩の家が動物病院だったんです。いろいろな話を聞かせていただくうち、この世界にいっそう興味を持つようになり、獣医師を目指すようになりました。
大学卒業後は「動物たちのさまざまな病気を診たい」との思いから多彩なペット事業を展開する企業の一員となり、エキゾチックアニマルをはじめとした小動物の診療も経験しました。分院の立ち上げなど経営的なことも学んだ後、最初の動物病院(フレンチキス動物病院)を開設したのが2006年です。その後は複数の動物病院を運営するほか、トリミングサロンやペットショップ、猫カフェなどさまざまな業態の店舗を展開していた時期もありました。現在は当院をはじめとした「アニホックグループ」の総院長となり、動物たちと飼い主さんの幸せな時間をサポートすると同時に、より質が高く・持続可能な獣医療をご提供するための環境整備にも取り組んでいます。

飼い主さんのご自宅を訪れる「往診」に特化した動物病院

藤野 洋 総院長

『アニホック往診専門動物病院』を立ち上げたのはコロナ禍真っただ中の2020年でした。当時は人との接触を避けようと“受診控え”をする飼い主さんが多くいらっしゃいました。またコロナ禍以前から往診に対するニーズの高さを感じていたため、往診に特化した動物病院を設立することは非常に意義のあることだと考えました。
当院は往診専門の動物病院ですが、グループ内には都内や横浜に拠点を構える動物病院があり、必要があればお互いに連携しながら動物たちの健康を見守っていける点が強みです。これまで通院されていた「かかりつけの動物病院」に「往診」という選択肢がプラスされることにより、動物たちと飼い主さんの暮らしにさまざまなメリットが生まれることを期待しています。

動物たちと飼い主さんの受診ストレスを軽減したい

藤野 洋 総院長

最近は人間も動物も長生きするようになり、高齢になった飼い主さんが動物病院を受診することが難しくなったり、終末期を迎えた動物たちにとって自宅から動物病院への移動が負担になったりするケースが増えています。また若い世代の飼い主さんであれば、受診のために時間をつくり、診察まで長時間待たされることにストレスを感じる方もいらっしゃるでしょう。一方で病院嫌いの動物たち、特にデリケートな性格の猫などは病院に行くだけで体調を崩してしまうことがあるかもしれません。
往診は、こうしたさまざまな課題をクリアする仕組みだと言っていいでしょう。往診では私たち医療者が飼い主さんのお宅に伺いますので、「自家用車がないから病院に行けない」といったお悩みも解決できますし、あらかじめお約束した時間に訪問するので待ち時間も発生しません。往診は動物たちと飼い主さんのさまざまなご負担を軽減するものですから、必要に応じて上手に活用していただければと思います。

家庭ごとのルールを尊重し、質の高い獣医療をお届けする

往診に特化した動物病院はまだまだ珍しいですから、「往診ではどんな治療を受けられるのですか?」というご質問をよくいただきます。この質問に対してざっくりお答えするならば、外科手術と入院以外であればたいていのことはカバーできます。各種予防接種や健康診断はもちろん、慢性疾患の治療やご自宅での看取りなどにも責任をもって対応いたします。
往診は動物たちやご家族の「生活の場」にお邪魔することになりますので、ご家庭ごとのルールを守りながら診療することを心がけています。身だしなみやマナーに気をつけるのはもちろん、「玄関スペースだけで診療を」といったご要望も承っています。飼い主さんの中には「部屋をきれいにしなくては……」と心配なさる方がいらっしゃるかもしれませんが、立ち入り不可の場所へ足を踏み入れることはありません。こうしたことは事前にしっかりとご説明させていただき、飼い主さんの理解と同意のもとに往診に伺いますのでご安心ください。

これから受診される飼い主さんへ

往診は移動に伴う負担や待ち時間など、受診にまつわるさまざまなハードルを取り除いてくれますが、一部の検査や外科手術は設備の整った動物病院でなければ行えません。飼い主さんにはぜひ、かかりつけの動物病院と往診を上手に使い分けていただいて、そのご家庭に合った獣医療の形を見つけていただければと思います。飼い主さん、かかりつけ医、そして私たちの三者が協力しながら、大切な家族の健康を支えていきたいと考えておりますので、何かお困りのことがありましたら遠慮なくご相談ください。

※上記記事は2024年8月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

藤野 洋 総院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 出身大学:日本大学農獣医学部
  • 趣味・特技:ゴルフ
  • よく手にとる本:ビジネス書
  • 好きな場所:自宅
  • 座右の銘:「石橋は壊して渡る」

藤野 洋 総院長から聞いた
『犬の歯周病』

放置すると重大な健康リスクにつながる「犬の歯周病」

歯周病は犬のお口の中によくみられる病気です。年齢、日々の食事、遺伝、犬種など原因はさまざまありますが、もっとも大きな原因は不適切な口腔ケアです。毎日きちんと歯磨きをしていないと歯垢(細菌の集合体)が歯の表面に付着し、やがて歯肉に炎症が生じるようになります。

歯周病になると口臭、歯肉の腫れ・出血、歯のぐらつきなどが生じるほか、食欲低下、くしゃみ、鼻水などがみられることもあります。治療法としては全身麻酔下での歯垢・歯石の除去、抗生物質の投与、外科手術などがあり、病状の程度や進行度に応じて選択されます。

歯周病の症状は見過ごされてしまうことも多いため、歯科医院での定期チェックが欠かせません。また治療後は適切なホームケアを心がけ、お口のよい状態を長く維持することが大切です。

グラフで見る『藤野 洋 総院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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