土持 渉 院長
WATARU TSUCHIMOCHI
大岡山の地域に密着し、最新機器を用いた質の高い医療を提供。
大学卒業後、勤務医として経験を積む。その後、奥沢で開業。2014年に、大岡山駅近くに移転する。
土持 渉 院長
大岡山動物病院
大田区/北千束/大岡山駅
- ●犬
- ●猫
- ●ウサギ
親鳥を自分で飼ってきて、孵化させていた少年時代。
子どもの頃から家で文鳥やインコなどの鳥を何羽も飼っていました。その影響もあって、早くから鳥に興味を持つようになりました。自由研究は「鳥にしよう!」と(笑)。小学校3年生の頃から、文鳥やインコ、ジュウシマツの親鳥を自分で飼ってきて、孵化させるようになりました。それを手乗り雛にして、友達に見せるのが楽しくて。家で鳥を飼っていたにもかかわらず、自分で「このペアが孵化しやすいだろう」と思うオスとメスを買ってきて孵化させていました。今振り返ると、そのときから研究や観察が好きだったんでしょうね。
獣医師になったのには、テレビドラマの影響もあるのですが(笑)、自分が正しいと信じたことを自信を持ってやることができるのも、根っこにある、この仕事が好きだという気持ちからなのだと思います。勤務医のときも、開業した今でも、獣医師になったことに少しの迷いもありません。この仕事に就いて、本当によかったと心から思っています。
働き者のスタッフに支えられ、最高の病院環境を維持。
2014年の夏、奥沢から大岡山に移転しました。院内に外からの光がたっぷり入るような、明るいつくりになっています。清潔感を保つことを第一に考えていて、動物特有のにおいがしないような環境を整えました。働き者のスタッフも当院の自慢の1つ。看護師さんたちが、先に先に動いてくれるんです。私が「次は○○が必要だな」と思ったらさっと出てくる。飼い主さんや動物たちへも思いやりをもって接してくれるので、本当に助けられています。私が差し入れでも買ってこないと座らないくらい、みんな常に動いてくれているんです(笑)。もし自分が飼い主さんでも「この病院に通いたい」と思いますね。
診療では眼科、皮膚科、整形外科の治療を施すことが多いのですが、お悩みはそれぞれです。眼科の場合は、結膜炎や角膜疾患、多頭飼いの場合、ケンカで傷つけてしまったなど。皮膚科では、アトピーのわんちゃんが、かゆくて一晩中寝れないということもあります。そうすると、飼い主さんも心配で寝れなくて、どちらも寝不足になってしまう、という悪循環が生じるので要注意です。プードルやヨークシャテリヤは、脱臼をして整形外科にお越しになることが多いですね。
最新機器を備え、負担の少ない高度な医療を実践。
レントゲンや超音波などの画像診断には特に自信をもっています。獣医師になってから改めて大学で画像診断を学んだので、そこで得たことが、現場の解析精度を高めるのに役立ちました。歯科の治療にも力を入れていて、〝超音波スケーリング″という、超音波スケーラーを用いた、歯の表面の歯石を取り除く治療だけでなく破切による根管治療も行っています。細菌は口から体内に入っていきますので、お口の中の菌を取り除くということは、体を健康に保つことにもつながります。また、避妊・去勢の際に、出血が少なくかつ麻酔時間の短縮につながる超音波シーリングシステムを取り入れています。最新の機器を用いることで、手術の際の出血を最小限に押さえることができます。それによって、体への負担を軽くすることができるんです。お産については、産まれる前に画像診断で、自然分娩がよいか、帝王切開がよいかを判断し、母体に一番負担のかからないお産を提案しています。
得意とする画像診断技術を極め、地域医療に貢献。
画像診断をさらにつきつめていきたいと思っています。そうすることで、診察をよりスムーズに、正確に行うことができます。さきほどお産の話をしましたが、人間と同じように、出産の前後は動物たちもとてもナーバスになっています。いつもはおとなしいワンちゃんが飼い主さんに噛みつくことも珍しくありません。ワンちゃんやネコちゃんは自宅で産んでいるというイメージがありますが、お腹が大きくなってきたら一度ご相談いただき、よりよいお産を迎えるにはどうしたらよいかを考えるのが、動物にとってはベストです。負担が軽くすめば、その後の復帰も順調にいき、産後もまた通常の生活に戻りやすくなります。人間と同じような感じですね。
私は、獣医師という仕事が天職だと思っています。今でも仕事場にくるのが楽しくて仕方ありません。そんな素晴らしい仕事をさらに深めていって、地域に密着した質の高い医療を提供していきたいと思っています。
これから受診される患者さんへ。
〝ちょっと気になるな″ということでも、1人で抱えてしまったら大きな負担になってしまいます。〝こんなこと相談してもいいのかな″と悩まずに、気軽に相談に来て下さい。カウンセリングの中で、お家でどんな風に過ごしているのか、どんな性格なのかなどをお聞きしながら、コミュニケーションをしっかりとっていきます。動物の場合、症状が出た時には重症化していることが多いんです。そうならないためにも、いつもと様子がおかしいなと思った時点で早めに連れてきてあげてください。小さな変化に早く気づいてあげるためには、よく見て、触れてあげることが大切です。定期検診なども利用していただき、動物たちとの楽しい時間をなるべく長く過ごしてください。そのための手助けをしたいと思っています。
※上記記事は2014年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
土持 渉 院長 MEMO
- 出身地:神奈川県
- 趣味:ジム通い、近場の温泉巡り、スタバでコーヒーを飲む
- 好きな本:一歩を超える勇気(栗原史多)
- 好きな映画:グラディエーター、ショーシャンクの空に
- 好きな言葉もしくは座右の銘:自分に正直に生きる
- 好きなアーティスト:ゆず、コブクロ
- 好きな観光地:沖縄、箱根、伊豆
グラフで見る『土持 渉 院長』のタイプ
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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