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DV家庭で育った子どもたちの生きづらさとは? DV家庭で育った子どもたちの生きづらさとは?
DVは夫婦間の問題だと思われがちです。でも、子どもたちも様々な形で暴力に巻き込まれていることを知ってほしいです。
幼い子どもは、自分の周りで起こることを「自分のせいだ」と思ってしまいやすい傾向があります。そのため、両親の不仲についても自分を責めてしまいがちです。また「被害を受けている親を守れない自分」に罪悪感や無力感を持ちます。そうした気持ちは子どもの自尊心に、長いあいだ影響を与え続けます。
DVの加害者は「お前が悪いから」「愛があるから」と、自分の暴力や暴言を正当化します。また、子どもたちは「両親が愛し合って、自分が生まれた」と信じたいものです。そのため、暴力と愛情の見分けがつかなくなり、思春期以降、親密な関係を築きにくくなるなど、対人関係に困難を抱えることが少なくありません。
父親によるDVがある家庭で育つと、子どもは、「女が自分の思い通りにならなければ、男は暴力で言うことをきかせてよい」「男が機嫌の悪い態度を取れば、女は気を使うもの」といった、力関係を学習します。男の子は父親を、女の子は母親を、いちばん身近なロール(役割)モデルとして成長しますので、男の子はDV加害者に、女の子はDV被害者になりやすくなります。
女の子の場合、DV男ばかりを渡り歩く、いわゆる「だめんずウォーカー」になりやすくなります。男は暴力的な生き物だと思っているので、暴力をふるわない誠実な男性を「物足りない」「なにか裏があるのではないか」と思って遠ざけてしまうのです。
https://allabout.co.jp/gm/gc/448885/

●知っていますか? 親のDVが子どもに与える影響
上記は『AllAbout|病気・健康』の記事を参照しています。
https://allabout.co.jp/