PICK UP!

「うつ病は心の弱い人がなる」「頑張れば治る」「死にたいと言っている人は死なない」 そんな誤解をしていませんか？今回はそんな「うつ病」の誤解について解説します。うつ病は自殺願望にも深く関わる命に関わる病気のため、正しい認識を持つことが大切です。
「うつ病は頑張れば気合で治る」というのも誤解です。うつ病を発症すると、口数が少なくなったり、仕事や勉強の能率が落ちてきたり、場合によってはちょっとした家事や外出ですら億劫になりできなくなってしまうこともあります。このような状態を見て、「気合が足りない」「頑張ればできるはず」といった思いがあれば、それは大きな誤解です。うつ病は脳内の機能に問題が生じたために、心身がいわばガス欠になってしまったような状態です。当人自身がどんなに頑張りたくても、まるで頑張れない状態になっているのです。
また、「うつ病は自然治癒する」も誤解です。通常の気持ちの落ち込みならば、時間の経過とともに元に戻りますが、うつ病を発症している場合、「放っておけば良くなる」といった考えは完全に誤解です。うつ病は未治療のまま放置すれば、ますます深刻化していく可能性があります。個人差はありますが、もし1週間以上、気持ちの落ち込みがずっと和らぐことなく継続していて、日常生活にも支障が現われているような場合は、うつ病の可能性も考慮すべきでしょう。
心の病気は一般的に病態が複雑なことも多く、誤解されがちな点もあります。この誤解が原因で、受診が遅れてしまうこともあるようです。そのため、病気の正しい知識をもつことは大切です。
https://allabout.co.jp/gm/gc/472859/

●「うつ病は頑張れば治る」が危険な理由…うつに関する5つの誤解
上記は『AllAbout｜病気・健康』の記事を参照しています。
https://allabout.co.jp/