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鳥も熱中症になるの? 鳥も熱中症になるの?
ペットとして人気の小鳥は、本来熱帯や温帯地域に生息している種類が多いです。たとえば、セキセイインコやオカメインコはオーストラリア、ボタンインコはアフリカのサバンナ地域、文鳥は東南アジアのジャワやバリ島原産です。
しかしイメージに反して、彼らはそんなに暑さに強くないのです。32℃くらいを超えると、熱帯原産の鳥たちにとっても危険な温度になります。寒い地域に生息している鳥は、なおさら暑さに弱いです。たとえば、北極圏を生活域のひとつにするシロフクロウは、寒さに備えて足先まで羽毛を持っています。こういったタイプの鳥の飼育には、本来の生息域に合わせた繊細な温度管理が必要です。
野鳥は木陰などの涼しい場所に移動できますが、ペットとして飼われている鳥はケージ内の温度がすべてです。どの品種の鳥も、適切な室温管理を怠れば、熱中症になる恐れがあります。
快適な温度は鳥の種類や年齢(雛なのか、体力のある大人なのか、シニアなのか)暑さに慣れているかどうかなどでも個別に変わります。何℃であれば大丈夫という温度を一律に述べるのは難しいですが、少なくとも30℃以上は警戒が必要です。
https://www.anicom-sompo.co.jp/tori/2179.html

●【獣医師監修】インコ・文鳥など ペットの鳥の熱中症・暑さ対策を解説!
上記は『鳥との暮らし大百科|ケガ・病気』の記事を参照しています。
https://www.anicom-sompo.co.jp/tori/