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若い猫でも発症?猫の「リンパ腫」とは? 若い猫でも発症?猫の「リンパ腫」とは?
猫の平均寿命が延び、ご長寿猫も増えてきていますが、それに伴い「がん」にかかっている猫も増えてきています。猫が発症するがんのなかでも「リンパ腫」は、猫が最もかかりやすく命に関わる危険な病気のひとつです。
今回は猫の「リンパ腫」の特徴などについて解説します!
リンパ腫は血液がんのひとつで、おもに白血球の中のリンパ球が腫瘍化する病気です。猫の全腫瘍の3分の1は造血器系腫瘍が占め、そのうちの50~90%をリンパ腫が占めるといわれています。猫が一番かかることが多い腫瘍といっていいでしょう。
リンパ腫は、リンパ球という免疫細胞が腫瘍化したものです。正常なリンパ球は、万一体に異物が侵入した場合、それを防御するために増殖し、その結果リンパ節が腫れます(免疫反応)。
しかし、リンパ腫においては、リンパ球は免疫反応と関係なく、複数のリンパ節やさまざまな臓器の中で無制限に増殖し、リンパ節の病的な腫れや臓器のしこりなどの病変をつくります。体にしこりがあるからといって悪性腫瘍とは限りませんが、リンパ腫の多くはしこりがあります。
また、リンパ球という免疫細胞は、骨髄や胸腺でつくられ、血管とリンパ管を通じて全身を巡っているため、リンパ腫は体のどこにでも発生する可能性があります。
https://cat.benesse.ne.jp/withcat/content/?id=181013

●若い猫でも発症する危険な「がん」のひとつ 「リンパ腫」はどんな病気?
上記は『ねこのきもち|健康・病気』の記事を参照しています。
https://nekochan.jp/