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「生後90日」の経験が鍵? 人見知りする犬としない犬の違いとは? 「生後90日」の経験が鍵? 人見知りする犬としない犬の違いとは?
飼い主さんのなかで、「愛犬が人や犬と仲良くなれない」「愛犬が人見知りをする」と悩んでいる人はいませんか?
実は、そもそも犬は、みんな人見知り(犬見知り)をする動物なんです!
もともと犬は、生後90日ぐらいまで巣穴で過ごします。そこには、きょうだいか母親しかいません。
仔犬はその間、見るもの、触れるものを『仲間』または『餌』としか認識しません。ヨチヨチの仔犬が威嚇したり、怯えるといった行動をとらないのはこのためです。そうして90日を巣穴で過ごした後、母親から初めて外へ出ることを許されます。そこで初めて見るもの、触るものが『敵』になるわけです。つまり、犬にとって見知らぬ人や犬は『飼い主以外の生物』であるうえに、『怖い対象』なのです。そういった怖い対象と対峙したときに見せる態度が『人見知り』だといわれており、犬の人見知りは『恐怖ゆえの行動』であるといえるのです。
つまり生後90日までに見るものは怯えの対象にならないのですから、この時期にどれだけ経験をさせてあげられるかによって差が生まれると考えられます。この90日間にさまざまな経験をさせることで、敵となってしまうものを可能な限り減らしてあげることができます。いろんな人間、生活音、トリミングなどなど、この時期に経験したことは怯えの対象になりません。
しかし、犬にも人間と同じく、持って生まれた性格があります。もともと怖がりのコに無理に人見知りを克服させようと思っても、できないこともあるということを飼い主さんが理解するのも必要です
https://dog.benesse.ne.jp/lovedog/content/?id=16933

●【獣医師監修】知ってた? 犬ってみんな人(犬?)見知りだった!
上記は『いぬのきもち|健康・病気』の記事を参照しています。
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