不眠やストレスによって引き起こされる「過敏性腸症候群」とは?
過敏性腸症候群は急な腹痛、下痢、便秘、お腹の張りなどの症状が現れる病気です。原因としてはストレスや不眠などが考えられますが、はっきりとした原因が分からないこともあります。胃カメラ検査を実施しても何も異常がみられないこともあり、適切な治療に結びついていないケースも少なくないようです。
治療では症状が現れる原因を正しく特定して問題を取り除く必要がありますが、不眠の中にはうつ病が隠れていることもあり、診断をつけることは簡単ではありません。一方で、過敏性腸症候群の原因が不眠やストレスだと判明すれば、それらにフォーカスした治療を行ったり、腸の動きを整えるお薬を飲んだりすることで症状の改善が期待できます。
このように過敏性腸症候群は不眠やストレスがリスク因子になりますから、日頃から生活リズムを整えるのはもちろん、過労を避け、ストレスへの対処法を身につけていただくとよいでしょう。
- 自由が丘松原医院内科皮ふ科
- 小柳 敏彦 院長
- 目黒区/自由が丘/自由が丘駅
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