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江里口 彰 院長

AKIRA ERIGUCHI

痛みの少ない歯科治療をモットーに、口腔内の構造を熟知した医師が最適な治療法を提示。

東京歯科大学卒業後、大学院で口腔外科を専攻し研鑽を積んだのち、台東区で開業していた父のもとへ。平成24年、祖父が南千住駅に近い場所で開業していた歯科をリニューアルし開院。

江里口 彰 院長

江里口 彰 院長

江里口歯科医院

台東区／入谷／入谷駅

  • ●歯科
  • ●歯科口腔外科

高校時代の恩師の言葉が背中を押した。

江里口 彰 院長

私が歯科医師になったのは、同じく歯科医師だった父の存在と、高校時代の恩師の言葉が大きかったですね。もともと私は歯科医師になるつもりはなく、父も私が跡を継ぐことを期待していませんでしたが、電子工学の分野へ進もうと受験勉強をしていた高校生のとき、ある先生から「エレクトロニクス技術を歯科医療の分野で生かしてはどうか」と言われたんです。私はいわゆる「団塊の世代」の一人ですからね。大企業の中で競争に巻き込まれるよりも、得意なことを生かしながら自分のスタイルでやって行ける歯科医師の方が良いのではないかとアドバイスを下さったわけです。思いがけない言葉でしたが私もこれに納得し、方向転換をして東京歯科大学に学びました。大学卒業後は大学院に進み、口腔外科学教室へ入局。1979年に『江里口歯科医院』を開設しました。

院内感染のリスクにも配慮したこだわりの環境。

江里口 彰 院長

当院は東京メトロ「入谷駅」から歩いて3分ほどの住宅街に位置します。来院される患者さんは地域にお住まいの方が大半で、なかには2代、3代にわたってお付き合いしている方々もいらっしゃるんですよ（笑）。院内に一歩入ると落ち着いた雰囲気の待合室、そして丸みを帯びたドアの奥にはユニットが3台並ぶ診察室があります。壁紙の色味や照明を抑えた待合室は、歯科医院らしくないと言われることもあるのですが（笑）。診療をお待ちいただく患者さんの緊張を和らげたいという思いから、受付カウンターや窓枠の形など、細部にまでこだわった空間なんですよ。一方、清潔感のあるホワイトカラーで統一した診察室には、滅菌室を設置するなどして院内感染のリスクにも配慮。緊急のトラブルがあった際にも迅速に対応できる器材を備えて日々の診療にあたっています。

日本歯科医師会学術担当常任理事としての経験をもとに地域に貢献。

江里口 彰 院長

お口の中の状態や、これから行う治療についてなど。患者さんに十分ご理解いただけるまで説明し、お互いに納得した上で治療をスタートするようにしています。また、話をする際には患者さんの目を見ること、きちんと目線を合わせてお話することを心がけていますね。こちらが誠意をもってお話すれば、患者さんも私の話に耳を傾けてくださるもの。そうしたコミュニケーションを積み重ねてこそ、たしかな信頼関係を築いて行けるのではないでしょうか。そして、信頼と安心感をもって治療を任せてくださる患者さんに対して、歯科医師である私は常にリスクマネジメントを考えながら治療を進めます。歯を削ったり、詰め物をしたりといった一見簡単そうな治療であっても、細心の注意を払って行うことが大切。「人間の生命力を生かす治療」をモットーに、治癒へと導ける環境を整えることにも力を注ぎたいと思っています。

「人間の生命力を生かす治療」を心がける。

当院の開業と同時に入会していたものの、歯科医師会の活動などには積極的に参加するタイプではなかったのですが（苦笑）。ご縁があって2006年からの5年間、日本歯科医師会の学術担当常任理事という立場にありました。厚生労働省や文部科学省に出向いて協議を重ねたり、時にはひと月ほどの海外視察に赴いたり。大変に忙しい毎日でしたが、息子をはじめスタッフ、地域の皆様に支えられて何とか務めを果たすことができました。在任中に手がけたのは、歯科医師の研修システムの検証や、ICカードによる管理システムの構築など。私が携わった仕事が、歯科医師の質の向上や歯科医療に対する意識の高まりなど、歯科医療界の発展につながって行けば嬉しいですね。5年間の激務のおかげもあって、各大学病院の特徴や専門外来などをはじめ、日本中の歯科医院について広く知ることが出来ました。当院の患者さんに、もっと専門性の高い治療が必要だと判断すれば、最適な病院をご紹介することもできます。また当院は地域の拠点としてレーザーや歯科用CTなどを備え、他院からのご依頼に応じてご利用いただくこともあるんですよ。無償で提供しているため採算面では厳しい部分もあるのですが（苦笑）、地域貢献・地域医療の向上のために今後も尽力して行きたいと考えています。

これから受診される患者さんへ。

父が歯科医院を営んでいた南千住の自宅から、根岸小学校に通っていた当時から数えると、この地域にお世話になってもう半世紀以上が経ちます。今では同じく歯科医師となった息子が、南千住の診療所を引き継ぐまでになりました。私が今日まで診療を続けて来られたのは、地元の方々に可愛がっていただいたからこそ。口元から全身の健康状態まで「キチンと診る」ことを最大のコンセプトに、今後も息子と二人で下町エリアの皆様の健康をサポートして行きたいと思います。

※上記記事は2014年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

江里口 彰 院長　MEMO

  • 出身地：東京都
  • 趣味：音楽鑑賞、旅行
  • 好きな本：音楽関係の書籍、推理小説
  • 好きな映画：刑事もの
  • 好きな言葉：のんびり
  • 好きな音楽：クラシック、ジャズ
  • 好きな観光地：ハワイ

グラフで見る『江里口 彰 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION