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篠塚 恵造 院長

KEIZO SHINOZUKA

医者としての責任というものに忠実に
医者が患者さんを診るということにこだわりをもつ

『シノヅカデンタルクリニック』は1990年にこの地に開院致しました。

篠塚 恵造 院長

篠塚 恵造 院長

シノヅカデンタルクリニック

世田谷区／上野毛／上野毛駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科
  • ●歯科口腔外科

祖母と同じ特徴のある親指がきっかけで運命の出会いに繋がる

篠塚 恵造 院長

きっかけは、親指なのです。私は親指の形に少し特徴があります。ある時、母親から、「おばあちゃんの指と同じだ」と告げられ、そこから話は祖母が亡くなった経緯に及んでいきました。祖母は私が生まれて間もない頃、アメロブラストーマという口腔内に出来る良性の腫瘍が悪性転化で亡くなったのだそうです。50年も前のことですが、昔も今も非常に珍しい疾患と言えます。
歯の疾患で命を落とすことがあるということは、当時の私にとっては非常に衝撃的でしたし、同時に、祖母と同じような病で苦しむ人達を思い、その病を治してあげたいと思うようになりました。その一念が私を口腔外科へと導き、偶然にも当時祖母を担当してくださった教授との出会いにつながることになりました。口はばったいようですが、運命だと思わざるをえませんでしたね。
『シノヅカデンタルクリニック』は1990年にこの地に開院致しました。私の家内は世田谷の出身で、その家内の知り合いの方からここをご紹介いただき、現在に至っています。早いものでもう20数年が経つということになりますね。

命に関わるもの、大事に至る前に早めに見つける作業に非常に気を使う

篠塚 恵造 院長

お口の中にガンがあるのかないのか、そのような病変の存在の有無を確かめる作業には非常に気を使います。命に関わるもの、またそれが大事に至る前に早めに見つけてあげる。医師たるもの、そこをまず第一に考えるべきと思うのです。
疾患を発見出来たとして、それがより高度な医療を必要とする場合にはしかるべき病院へと紹介しなくてはなりません。その際、ただ、「大学病院に行きなさい」と告げるだけでは充分ではないのです。病院を指定するだけで終わるのではなく、その疾患における第一人者へとつないであげる。治療の道筋をお示しし、その後のケアに至るまで責任を持つことが、我々のような一歯科医師に求められる役割だと理解しています。

医者としての責任というものに忠実でありたい

篠塚 恵造 院長

治療はもちろんですが、歯石とりから何から全てを医者自らがおこないます。可能な限り、医者が患者さんを診るということにこだわりたいのです。クリーニングをしてる最中に口腔内の異変に気づくこともありえます。それは、相応の知識を積んだものにしか出来ないことなのです。誤解をなさらないでいただきたいのは、歯科衛生士さんの能力を否定するものではないということです。むしろ、医者としての責任というものに私は忠実でありたいということなのです。

知識や技術を含めた新しいものには常に目を向けているつもりです。例えばデジタルレントゲン。これも使い始めて10年くらいになるでしょうか。アナログと違い、画像加工が可能ですので、患部を拡大してより状態を把握しやすいですし、なんといっても放射線の被爆量が10分の1であることは、患者さんにとっても安心な面かと思います。
現在私は日本大学の解剖学の兼任講師を務めており、学生の指導に尽力しており、エビデンスが確かな新しいものを積極的に取り入れることにより、患者さんにより多くの利益をもたらすことが出来ると考えています。

協力歯科診療所について

東京都歯科医師会の協力歯科診療所として、感染症の患者さんも広く受け入れています。スタンダードプリコーションという言葉をご存知でしょうか。感染症の有無を問わず、常におこなうべき基本的な感染症対策のことを指します。具体的には手洗いや手袋、マスクやフェイスガード等の正しい取り扱いを徹底することにより、治療中の感染を防ぐことが可能になります。根拠に基づいた予防策を過不足なくおこなうことで、患者さんから歯科医師、あるいは、患者さんから他の患者さんへの感染は避けえるのです。現在、東京都には一万数千人の歯科医師が在籍しているわけですが、協力歯科診療所として登録されているのはそのうちわずか９０名程度に過ぎません。中には手を挙げずとも診ておられる先生もいらっしゃいますが、実際に受診先を考えておられる患者さんにとってみれば、わかりやすい“入り口”があるほうが利用しやすいというのは間違いないことでしょうね。

これから受診される患者さんへ

最近よく思い出すのが、大学病院時代の恩師が診療をされていた姿です。日本全国からガンの患者さん（口腔がん）がいらっしゃっていて、先生は寝食を忘れて診療を続けておられました。幸運にも私はそんな先生方のそばで一時期を過ごすことが出来たわけであり、先生達のご恩に報いるためにも、歯にまつわる悩みを抱えた全ての方のお役に立っていきたいと考えています。また、目立たない矯正にも力を入れておりますので是非ご相談ください。

※上記記事は2014.8に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

篠塚 恵造 院長　MEMO

  • 生年月日：1959年2月28日
  • 出身地：千葉県
  • 血液型：B型
  • 趣味：映画鑑賞、山歩き
  • 愛読書：歯学関連書籍
  • 好きな映画：SFもの
  • 好きな言葉：一所懸命
  • 好きな音楽：J-POP
  • 好きな場所：銭湯、箱根

グラフで見る『篠塚 恵造 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION