すみれ矯正歯科 本郷

岡安 麻里 院長への独自インタビュー

宝塚退団後、一生の仕事につなげるために歯学部へ

私は高校卒業後、宝塚音楽学校を卒業して宝塚歌劇団に入団しました。宝塚音楽学校を受験すると決めたとき、高校の先生に「いつか必ず大学に行ってね。学問の道に進んでね」と言われていたことがずっと心に残っていたんです。初舞台から5年目で宝塚歌劇団を退団する際に、大学に行こうと気持ちが固まっていたんですね。どんな大学に行こうかと考えたときに、将来の一生の仕事につながるような学校を考えたほうがよいのでは、という周囲のアドバイスもありました。兄夫婦が医師をしており、ふたりの働いている姿を見て医療の道に進みたいなと思ったんです。大学のときに口腔外科や矯正歯科と学び、両方ともにすごく興味がありました。歯科の疾患の中で、顔面の変形や口唇口蓋裂といった先天性異常に関わる仕事がしたいなと思いました。臨床研修医として勤務した東京大学医学部附属病院は顔面の変形についての治療のメッカ、日本の最先端のような場所なんです。そこで研修医として学んでいくうちに、口腔外科医ではなく矯正歯科医になりたいと思うようになったんです。大学院卒業後に再び東大病院に戻ってから、口腔顎顔面外科・矯正歯科にずっと関わり、医局長も経験しました。本当に希少な症例をたくさん診させていただきましたね。

既製品ではなくオーダーメイド。芸能分野出身の女性医師が提案

『すみれ矯正歯科 本郷』では、患者さん一人ひとりに合わせた矯正治療をご提案します。私自身が過去に宝塚歌劇団にいて芸能的な仕事をしていたということもあり、女性がきれいになりたいという気持ちはすごくよくわかります。そういった女性の気持ちに寄り添いたいという思いがあります。今は既製品のような歯並びを作る矯正をしばしば見かけます。一部のマウスピース矯正もそうですが、AIが考えたゴール、平均値に向かうといったものですね。しかしそういった平均点の高い既製品のような美しさではなくて、患者さんそれぞれの個性に合わせたゴールがあると思います。既製品を作るのではなくオーダーメイドの矯正治療です。ゴールへの道のりも人それぞれでいいと私は考えています。
とにかく一人ひとりの患者さんのお話をじっくり聞いて、お悩みに寄り添っていくことを大事に考えています。最初の1年はワイヤー矯正で、そのあとマウスピース矯正に変えるといったような治療にも柔軟に対応いたします。患者さんの夢を共有したいという気持ちを常に忘れず、診療にあたっていきます。

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