北村歯科

北村 真二 理事長への独自インタビュー

私の夢は、歯科医師になるか、それとも空手の先生になるか、その2つでした

私は小学校時代、ろくに歯磨きをせず、よく歯医者さんのお世話になっていました。虫歯の治療って痛いものでしょう？それがイヤだからだんだん行かなくなって、挙げ句の果てもっと痛い思いをすることになる（苦笑）。その繰り返しだったんです。だから、「歯を痛くなく治せるようになれれば」、そう思ったのが始まりです。それに加えて、一足先に歯科の道に進んだ兄の影響も少なからずはあったでしょうね。
矯正歯科を専門としたのは、一言で言えば、矯正に一般歯科にない美しさを感じたからでしょうか。歯を削り人工的に綺麗にする。それに対し、矯正治療は本来の自分の歯をきれいに並べることで咬合を整え歯の寿命が延ばせ、見た目も美しくなるということに魅力を感じたんです。
大学を卒業後、日本矯正歯科研究所に入局して経験を積み、一般歯科での勤務を経て歯科・小児歯科・矯正歯科・歯科口腔外科の『北村歯科クリニック』を開院致しました。東急東横線・大井町線の自由が丘駅から徒歩圏内にあるこの地域は学校や職場に近く、昔から馴染みがあったのです。飲みに行くとなると自由が丘ということが多かったです。電車の便もよく、患者さんも通いやすいのではと考え、この地を開業の場所としました。
私の夢は、歯科医師になるか、それとも空手の先生になるか、その2つでした。空手については国際空手道連盟極真会の医事委員会の協力医として関与させていただいる状況なのですが、今は組手をバチバチやると言うよりも見守る側として今後も関わっていきたいと思っています。

歯並びが整ってない子供のパーセンテージはもっと多いように思います

この１本だけと言われるよりも、悪い所全体の治療を望まれる方が多いように感じます。一旦治療を開始したら、途中で途切れることなく最後まで通われる方が多いですね。
患者様は大人の方が多いのですが、当クリニックは矯正を扱いますので、その意味でお子さんの患者様も少なくありません。テレビ等で、「子供の7割は歯並びが悪い」と喧伝されていますが、果たしてどうでしょうか。私はここ目黒区で3歳児検診も担当していたのですが、その経験からすると、歯並びが整ってない子供のパーセンテージはもっと多いように思います。「下唇を吸う」「上唇を吸う」「舌で歯を押し出す」 最近の多くの子供に見られるこのような癖が、正常な歯並びを阻害しております。 矯正に関して、「もう少し様子を見ましょう」と説明される矯正治療経験の少ない歯科医師の方が多いです。しかし、これを病気に置き換えてみればどうでしょう？早めの治療が求められるのは言うまでもないことです。お母さんがご覧になり、少しでも違和感を感じたならば早めに矯正専門医に相談をされることをお勧めします。

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