立川アローズ歯科クリニック

松村 祐平 院長への独自インタビュー

あらゆる人に開かれた歯医者さんに

歯科医師を目指すようになったのは、世田谷で歯科医院を開業している叔父の影響が強かったのかもしれません。大学は農学部に進んだものの、アルバイトは医療関係を好んで選んでいました。知らず知らずのうちに興味の対象となっていたのでしょう。改めての出発でしたが、自分の気持ちに素直になろうと考えたのです。
2020年10月に『まつむら歯科クリニック』は開院いたしました。院内の様子は外から見える作りになっています。一般のお店にしても、外から中が見えないとやはり入りにくいですよね。吹き抜けにして診療室が見えるようにしたのもそうですし、オープンな環境にしたかったのです。あらゆる世代の人々が気軽に相談できる歯医者さんでありたいと思っています。

一本一本の歯を大事に

一本一本の歯を大事に、できる限り歯を残していくことを心がけています。歯がなければ食事も満足にできなくなります。歯の健康を守ることは、全身の健康に直結することなのです。そのため、当クリニックでは予防を重視しています。ご存知の方も多いと思いますが、歯を失う第一の要因は歯周病です。ですから例えば、虫歯があるからといって即座に虫歯の治療をおこなうことはありません。土台である歯周組織を改善し（歯周病治療）、きれいな状態になったところで初めて虫歯の治療を開始していきます。クリニックには歯周病学会認定の歯科衛生士が常駐しています。彼女たちは歯周病に対する認識が違います。その知識に基づき、ドクターの側にも提案ができるのです。また歯科衛生士は担当制としています。これは、長く見ることが重要との認識からです。私はクリニックを開業する以前、同じ世田谷区の歯科医院に10数年在籍していました。その時からお付き合いのある患者さまが今も通ってくださっているのですが、この10年間で失った歯は一本もありません。お口の経過を見続け、時々に適切な治療であったり、ご自身でケアをされてきた結果だと思っています。確かな知識の元、長く見続けていく。一本一本の歯を大事に守り育てていきたいですね。

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