野上 以織 院長への独自インタビュー

世のため・人のために。歯科診療を通じて社会貢献を

曽祖父の代から数えますと、私は4代目ということになるでしょうか。代々歯科医師の家系に生まれたわけですが、私としては世のため・人のために役立ちたいという気持ちが大きくて、一度は自衛官に進んだことがありました。しかしながら、家を継ぐ者は私一人しかいなかったため、家族との話し合いを重ねた後、日本歯科大学に学んで歯科医師免許を取得しました。歯科医師という立場になった今は、歯科診療を通して広く社会に貢献していきたいと考えています。
日本歯科大学卒業後は、昭和大学の歯科口腔外科に籍を置き、研鑽を積みました。さまざまな症例を担当するなかで経験を重ね、「認定医」の資格を得ることができましたけれど、その一方で日本における歯科医療制度の問題に直面する場面もありました。そんなときにお世話になったのが『EPSDCグループ』の宮下裕志先生で、先生に教えていただいた「繰り返さない治療」「病気の根本的な原因追及と改善」というスウェーデン式の歯科治療は、歯科医師として私のベースになっています。

歯科医療の現状を知るため、世界一周バイク旅へ

宮下先生の下で経験を重ねた後、私は世界各国の歯科医療の現状を知りたいとの想いから、一人バイクで旅に出ました。歯科先進国といわれる北米の歯科医療に触れてみたかったですし、日本より先に保険制度を導入したイギリスやドイツの現状も見てみたいと思ったのです。北米、ヨーロッパ、中東、アジアと、約一年かけて世界一周3万kmを走破し、無事帰国したのは2019年でした。
日本における歯科医療制度の問題に直面し、一度は歯科医師を辞めようと考えていた私は、自由診療に新たな可能性を見出し、世界の歯科医療に触れるなかで「日本の新しい歯科医療のあり方」について考えました。そして、私が理想とする歯科医療を実践するために開設したのが『新日本歯科』です。当院では、患者さんの訴えに丁寧に耳を傾けながら診断をつけ、保険診療・自由診療にかかわらず、さまざまな治療の選択肢をご提示します。患者さんお一人お一人ときちんと向き合いながら、質の高い治療をご提供したいと考えています。

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