坂東歯科クリニック

坂東 英男 院長への独自インタビュー

四国徳島から吉祥寺へ

『白い巨塔』という医療ドラマをご存知でしょうか。少し前にリバイバルされましたけれど、私が子供の頃にはそうした医療ドラマがいくつかあって、それを見ているうちに「この道もいいかも」と思うようになったのですね。
大学卒業後は郷里の徳島へと戻り、徳島大学歯学部の放射線科に在籍しました。これは、がんなどの特別な症例を実地に見ることを望んだからでした。その後は地元に医院を構え、大学時代と合わせれば都合30年は彼の地で診療をしていたことになります。そして2010年の4月、子供の大学進学にあわせる形で上京し、『坂東歯科クリニック』を当地に開院いたしました。ちょうど10年が経過したことになりますが、お子さんからご高齢の方まで、幅広い層の方々にご利用いただいています。

こわがりさんも気軽にいらしていただける歯科医院

保険診療を主体に、地域の方々に必要とされる医療を提供してまいります。表現が適切かどうかはわかりませんけれど、診療では1人ひとりの方と正面からぶつかる、という心構えが必要かと思います。中には、歯医者さんに対して不信感をお持ちの方もおられ、そうした方々は何軒も医院を替えてきた辛い経験をお持ちです。彼ら、彼女らが何に不満を持ち、それを解消して差し上げるためには、想いを受け止め、真摯に意見を交換していく以外にないということですね。

歯医者さんが苦手な方の多くは、治療に伴う「痛み」を重く感じておられる方が少なくないように思われます。そのため、当院では細い針を用いるなどして、なるべく痛くない治療を提供しています。また本当にこわがりさん（歯科恐怖症の方）については、ご希望に応じて笑気麻酔を用いることもあります。笑気麻酔（笑気吸入鎮静法）とは、30％以下の低濃度笑気と70％以上の酸素を混合し、専用の鼻マスクを用いて鼻から吸入していただくことで、リラックスした気分になる鎮静法です。どなたも、というわけにはまいりませんが、本当に困っている方についてはご希望に応じています。

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