小安 正洋 院長
MASAHIRO KOYASU
できるだけ抜かず・削らずの治療を心がけ、お口の未来を総合的な視点で創っていく
昭和大学歯学部卒業。同大学歯学部歯科保存学講座美容歯科学部門に在籍。博士号取得、日本歯科審美学会認定医取得ののち2018年10月23日に『中目黒コヤス歯科』を開院(東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒駅」より徒歩3分)。
小安 正洋 院長
中目黒コヤス歯科
目黒区/上目黒/中目黒駅
- ●歯科
音楽とアートがこの道に進むきっかけに
小さな時から、絵が好きで、美大に進みたいと思っていました。でも、美大を出て、アーティストとして活動している人がどれだけいるかといえば、そんなに多くはないんですね。絵が好きで、アートが好きなら、それは別に学校に行かなくもできるんじゃないか。であれば、手先の器用さを生かして、なお、人の役に立てる職業ということで、医療という選択肢が浮かぶようになりました。当時、デスメタルというジャンルが世に出始めていたのですが、気に入ったアーティストの歌詞の内容を見てみると、医学用語ばっかり、なんていうものがあったのです。辞書を片手に色々調べていくうちに、そこからも医学という世界が体の中に入っていったのかもしれません。
音楽も好きでその後歯学部学生の時に音楽でメジャーデビューしています。進路を考える際、その音楽からの影響も少なからずありました。
歯科は、医療の中でも特殊な部分があります。それは、患者さんがダイレクトに痛みを訴えてくる方が多い事。メンタル的にもかなり落ち込んでこられる方が多いのですが、医療者のアプローチ次第で、その痛みや悩みを改善することができます。その“アプローチ次第”というところに、この科ならではのやりがいであり、奥深さを感じ、今に至っているということなのです。
美しく歯を残していくのが、私たちの使命
私は長らく、大学で美容歯科の教室に籍を置いていました。昭和大学の美容歯科は、もともと保存修復学から枝分かれてして始まったもので、同じ歯をきれいにするにしても、保存科の基本である「なるべく歯を削らず残す」という考えが根底にあります。その点が、一般に広く流通している審美歯科とは大きく異なる点でしょう。
その保存科の当時の主任教授の言葉で、今でも心に強く残っているのが、「最強の治療は予防」というものでした。まさに、その通りですよね。教授が退官された後、私が引き継いだ患者さんも何人かいらしたのですが、みな、20数年前、30数年前に手がけた詰め物などがビクともしていませんでした。
技術も確かに大事です。しかし、そこまでお口の環境が保つには、患者さんそれぞれのリスクを把握し、伝えるべきことを伝えて実践していただくことにあると考えています。私は、それをこの場所でもおこなっていきたいのです。
セルフケアの重要性を伝えていく取り組み
今、世の中では盛んに「予防」ということが言われていますけれど、私は究極の部分として、セルフケアが何よりも大切と考えています。お口の状況はおひとりおひとりで異なります。当然、ケアの仕方も千差万別なはずで、こちらでは、その方に合ったセルフケアの方法をお教えし、実践していただいています。ただ、セルフケアのやり方を覚えても、それを家で日々実践していただかないことには意味がありません。その意味において、当院では物販にも力を入れています。
たとえば、子供用のグッズで、動物をあしらった歯ブラシがあります。この歯ブラシに関しては、機能性は問いません。代わりに、まず手に取ってみようと思ってもらうことを優先しています。私自身、子育て真っ最中の親なのですが、その経験を踏まえ、まずは歯ブラシに興味を持ってもらうことが大切ということを実感し、これらの商品を導入するに至ったのです。
子供に限らず、歯科医院に対してマイナスのイメージを持っておられる方は少ないことでしょう。それをプラスに変えていくには、開かれた空間でなくてはいけないと考えています。当院は、あえて入り口から奥までが見通せるデザインになっています。どんな場所で、どんな人が働いているのか。そこを、まず見ていただきたいんですね。それから、珍しいものを含めた様々な歯科関連商品。これが、患者さんが歯科に興味を覚えるきっかけであり、入り口になってくれたら幸いと思っています。
虫歯ができない環境をプロデュース
お口の環境は、食べるものに左右されます。世の中には、どんなに歯を磨いても虫歯になる方もいれば、その逆の例も多く見られます。その分かれ目はどこにあるかと考えたら、お口の中の菌のバランスに行き着くんですね。
最近よくおこなわれているものに、お口の中の除菌治療があります。それ自体、一時的には良いものと思いますが、ではそれが恒久的にお口の中の菌のバランスを保つことにつながるかといえば、答えはNoです。根本的には、なぜ悪い菌が増えているのかということに着目するべきでしょう。好みのものを無制限に食し、菌が好むような食生活を続けていけば、せっかく治療をしたところで、また同じことを繰り返すだけです。
当院では、根本からあなたを変え、虫歯ができない生活をプロデュースしていくことに尽力していきたいと考えています。
これから受診される患者さんへ
なぜその病気になってしまったのか。根本の要因を突き止め、アプローチしていくことは理想ではあります。ただし、歯科の枠組みだけでそれをなそうとするには、自ずと限界があります。今後の目標として、歯科だけではなく、様々な医療関係者の知識を集結しコラボレーションしながら、その方にとって最も良い治療を提供できる方法を模索していきたいとも考えています。
お口の健康が、全身の健康につながっていく。それを実践し、発信していく場所として、広い視野を持って多くの方々のお役に立っていきたいですね。
※上記記事は2018年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
小安 正洋 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味・特技:音楽活動、絵を描くこと
- 好きな作家:荒木飛呂彦
- 好きな映画:『リメンバー・ミー』
- 好きな言葉:「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。」ダーウィン
- 音楽:MIC BANDITZ、元デブパレードのメンバー現在はE.P.Oに在籍、打首獄門同好会「歯痛くて」客演
- 好きな観光地:シンガポール
グラフで見る『小安 正洋 院長』のタイプ
エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
エネルギッシュで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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中目黒コヤス歯科
小安 正洋 院長
目黒区/上目黒/中目黒駅
- ●歯科
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