西小岩歯科クリニック
江戸川区/西小岩/京成小岩駅
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遠藤 優 院長への独自インタビュー
理学療法士から歯科医師へ、豊富な知識をもって親身な治療を心がける
小学校の時に読んだ野口英世の伝記が最初のきっかけでした。それから、医者というものにすごく憧れを持っていたんです。私には兄がいるもですが、その兄が柔道整復師として、人を治すという道に進みました。兄の背中を追ってという部分もあり、また、私の父が脚が悪かったものですから、そこから理学療法士という職種を選びました。
昭和大学藤が丘リハビリテーション病院では充実した時間を過していましたが、そこで「さらに勉強を」と考え、今度は東京理科大学の経営工学部で統計学を学ぶことになりました。病院での勤務が終了後、夜に大学で勉強していたという具合になります。
ところで、人間の身体は“構造”と“機能”とに分かれていることをご存知でしょうか。構造とは骨や内蔵のこと。それを動かすのが機能の部分ですね。整形外科の分野に例えますと、骨折を治したりすることが構造。治したものを使えるようにするのが機能であり、それこそがリハビリが関わる仕事になります。つまり、私のやっていた理学療法士という仕事は、基本的には構造というものにタッチしないということです。
話を戻しますと、経営学を学び終える頃、改めて自分の将来について思いを馳せることになりました。端的に申しますと、好きではあっても、リハビリの仕事のままでいいのか?ということです。機能だけでなく構造にも携わる、一貫した治療をやりたいという思いが私の中にはありました。そこから考えて考え抜いた先に、小さい頃に憧れていた医者の仕事、今につながる歯医者さんという職種に至ったということになります。
私が歯学部を卒業したのは35歳でした。その後、1年半を勤務医として、4年を分院長として務め、2010年に『西小岩歯科クリニック』を開院する運びとなりました。「ずいぶん遠回りをしたもんだね」と言われることもありますが、私自身は決して遅れたとは考えていません。機能を診るという、リハビリで養った考え方は、これからもっと生きていくものと考えていますし、なにより多くの素晴らしい方に出会うことで、人間というものについて私なりに考えを深めることが出来ました。
専門性を拠りどころとしながらも、常に患者さんと同じ目線でものを考え、親身になって治療を進めていきたいと思っています。
来院されるすべての患者さんに優しいクリニックをめざして
住宅街の中に位置するということで、子供からご年配の方まで、あらゆる世代の方を診ていけるということが大きかったと思います。当クリニックは、入り口付近にゆったりとしたキッズスペースを設け、エレベーターも併設しています。患者さんには、パーキンソン病の方や障害を持つ子供たちもおられますが、出来る限りすべての方を診ていきたいという私なりの思いがそこにあります。
診療の基本方針については、保険診療を主と考えて、その方に合った形で一番良い治療方法を選択していきたいと考えています。保険診療の枠を越えるものついては、私どもが出来ることをご説明して、ご納得いただいた上で治療に入ることを常としてます。