しのづか歯科医院
葛飾区/新宿/京成高砂駅
- 歯科
- 小児歯科
- 歯科口腔外科
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篠塚 和明 院長への独自インタビュー
「いつか父のように…」というのが歯科医師としての目標だった
私は東京墨田区の生まれで、父が歯科医師でした。4人兄姉の末っ子になりますが、私を含め兄姉みな歯科関係に進んでいるんです。家族間の話題も歯科に関することが多かったと記憶していますし、自然とこの道に進んでいったというのが正直なところかと思います。
父はすでに他界してしまっていますが、いわゆる地域密着型の歯医者さんという感じがありました。近所の方から慕われ尊敬される存在であり、私はそんな父を誇りに思い、「いつか父のように…」というのが歯科医師になってからの目標となりました。
神奈川歯科大学を卒業後、同大学口腔外科に進みました。そちらで約12年を過ごし、2001年に住まいのあったこの街に『しのづか歯科医院』を開院しました。 この新宿というところは、駅から離れていて、今はバスが目の前を通っていますけども当時はバスもなく、言葉は悪いですが、「陸の孤島」という感がありました。歩いていける範囲には歯科医院もなく、この近くにお住まいのご年配の方は苦労をして駅前の歯科医院に行っていたという方が少なくありませんでした。遠くからお越しくださる方ももちろんありがたいことではありますが、私としては父にならい、近くの方をこそ大切にしたいと考えています。
充分なゆとりをもって時間をお取りすることで、丁寧で納得のいく治療を
私はかつて海外医療のボランティア団体に所属し、フィリピンのセブ島を中心とした地域に赴いて歯科診療をおこなっていたことがあります。スラムと言われる地域。体育館の一角で2日、ないしは3日という限られた期間に1,000人という数の人を診ていたのです。 そこでは、過去に歯医者さんに診てもらった経験のある方は数少なく、そのほとんどが経済的な余裕がないという事情によるものでした。 翻って日本には国民皆保険というものがあり、なおかつ東京都においては子供の医療費も免除されています。しかし、にもかかわらず、未受診率は必ずしも低くありません。それはなぜか? 私が自分の医院を開くにあたり、考えたことでした。
当院では時間というものに重点を置いています。というのも、大人の方、特に働いている方は診療に行くための時間が限られることが歯科医院から足が遠のく大きな理由の一つになっているからだと思います。何時に始めて何時には必ず終わる。予定通りに診療が終わってこそ患者さんは安心して通院を続けることが出来ます。患者さんの間と間に充分なゆとりをもって予約をお取りすることで、時間を守ると同時に、丁寧で納得のいく治療が可能になると考えています。 また、当院が初めての方には30分という時間をとって充分な説明をおこない、患者さんに納得していただいてからの治療を心掛けています。