KI歯科・矯正歯科 平井

市之川 和広 院長への独自インタビュー

地域の宝となるアットホームな歯科医院を目指して

医療の中で歯科が特殊な点は、歯を失ったところに“新しい歯”を作るという細かな作業が入ってくる点です。私は大学卒業後、東京歯科大学クラウンブリッジ補綴学講座に入局し、歯を失ってしまった方に対し、どのように歯を形作っていくかということを専門に学びました。それがまた、実際に診療を手掛けるようになると、目指すものが次第に変わってくることになります。失ったものを補うことも確かに大事ですが、突き詰めれば、歯を失わないためにどうすればよいか、ということに考えがおよぶようになったのです。大学を辞した私は、街の歯科医院に勤務しながら、歯を失わないための方法を学ぶようになりました。この10年、ひたすらセミナーや講演会を受ける日々を送っていた気がします。
『KI歯科・矯正歯科 平井』は、2017年7月に開院いたしました。お子さんからご高齢の方まで、地域密着型の歯科医院として、「あそこに行けば大丈夫」と思っていただけるクリニックを目指していきます。

常に最新の知識と技術のアップデートに努め、歯を守っていくことに力を

当院が力を入れているのは、大きく分けて2つ。やはり1番には、歯を失わないための予防に力を入れていきたいと思っています。歯ブラシの当て方やメンテナンスはもちろんですが、予防で重要になってくるのが、なぜ虫歯になってしまったかを理解していただくことです。充分に歯みがきが出来てないために虫歯になる方もいらっしゃいますが、中には歯並びが悪く、一生懸命みがかれていても虫歯になってしまう方もおられます。自分がどのタイプに当てはまるのかをしっかり理解していただくことが大切で、予防策はそれに則ったものになってきます。当院ではその大本を治すことを目的とした矯正治療も含め、予防に力点を置いたさまざまな取り組みをおこなっていきます。

そしてもう1つ力を入れているのが、残念ながら歯を失ってしまった方への対処になります。お話ししましたように、私が歯科医師となって最初に学んだのがこの分野でした。入れ歯やインプラントなど、さまざまな方法を視野に入れ、皆さんと一緒に二度と歯を失わない咬み合わせを作っていきたいと思っています。私は現在も米国インディアナ大学歯周病学インプラント科の客員研究員として、定期的にセミナーに参加し、症例発表をおこなっています。歯科の世界は日進月歩です。常に新しい知識や技術をアップデートし、最善の治療を提供してまいります。

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