園延 昌志 理事長への独自インタビュー

各分野のスペシャリストに師事し、知識とスキルを高める

私は小さな頃から手先が器用で、美術の授業でつくった作品が表彰されることもありました。そうした私の才能を見込んで、と言いますか（笑）。矯正歯科医だった叔父が「歯科医師になったらどうか」とすすめてくれたんです。高校卒業後は新潟大学歯学部に学び、研修医として東京医科歯科大学へ。クラウン・ブリッジと呼ばれる詰め物や被せ物の治療を中心に幅広く知識を高め、スキルを磨きました。当時から将来的な開業を意識しておりましたので、その後は3つの歯科医院をかけ持ちするようにして自己研鑽に励みました。歯周病、審美歯科、インプラントなど、各分野のスペシャリストと呼べるドクターのもとで貴重な経験ができたことは、今の私のベースになっているように思います。ターミナル駅近くの歯科医院で時間に追われるように診療したり、何年もかけて患者さんのお口の中を再構築するような治療に携わったり。そうした経験をふまえて、だんだんと審美歯科を中心にした診療をしていきたいという想いが募っていきました。

「ラストトリートメント」をコンセプトに、真に価値ある歯科医療を提供

勤務医時代のことですが、お口の中の状態があまりに悪い患者さんに対して、3年がかりで百万円単位の治療をおこなったことがありました。私にとっては自分のスキルアップにつながる治療経験となりましたが、その患者さんにとっては時間的・心理的・経済的な負担が非常に大きかったと思います。私がもうすこし早く患者さんとお会いできていたら、もっと楽に治療を受けていただけたのではないか。やり直しのない、確実な治療をご提供したい。そうした考えから2006年、ここ白金に歯科医院を開設しました。その後、名称を『オーラルビューティクリニック白金』に改めましたが、私たちが掲げる「ラストトリートメント」というコンセプトは、開業以来変わることはありません。その方にとって「生涯最後の歯科治療」をおこなうことで口元のコンプレックスを解消し、明るく・前向きな人生を送っていただくこと。それが、私たちの願いであり、使命であると考えています。ご自分のお口のことを真剣に考え、本当に価値ある治療を受けたいと考える方にこそ、ぜひご来院いただきたいと思います。

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