高橋 ちえり 院長
CHIERI TAKAHASHI
徹底した無痛治療と30分以上かける初診時の
丁寧な説明で患者さんとの信頼関係を築く
昭和大学歯学部卒。沖縄のクリニックで研鑽を積み、1986年「湘南デンタルクリニック」を開業。地元新聞に優良歯科医院として掲載される。アメリカでの歯科研修を経験後、、後輩に前医院を譲り、2000年、大岡山に「ドリーム歯科」を開院。
高橋 ちえり 院長
ドリーム歯科
目黒区/南/大岡山駅
- ●歯科
- ●小児歯科
- ●歯科口腔外科
電動麻酔、表面麻酔、笑気ガス…様々な技術で恐怖を完全に取り除く
開院した2000年のときから、とにかく恐怖のない、痛みのない治療を、ということを強く意識していました。なので、無痛治療にはいろいろと工夫しています。治療の前には麻酔をしますが、その麻酔がもう痛くて嫌、などと言いますよね。当院で使用する電動麻酔は針がものすごく細く、入っていくスピードもとてもゆっくりなので、圧がほとんどかからず痛みがあまりないんです。またちょっとしたテクニックもあって、針を挿入するときに患部に指で圧をかけ、貧血帯を作るんです。皮膚を強く押すと白くなる、あれです。その部分は神経が麻痺してますから、そこはほぼ無感覚で針が入るんですね。さらに、その前に表面麻酔も行いますから、ほとんどの方はこれで大丈夫です。
それでも足りない、実際の痛みよりも恐怖心が強い、という方には笑気ガスも使います。これは吸うとお酒に寄ったような、ぼんやりとした感じになって感覚が鈍くなるもの。尖った神経を和らげてくれます。このようないくつかの方法を重ねて使うことで、歯医者=痛いところ、という従来の考えを打ち消していけたら、と考えています。
初診では、とにかく話す。他の医院のぶんまで、話す
当院は院長として2軒めになります。前の神奈川のクリニックのとき、あまりにも忙しくて1日40〜50人診るような日々だったんです。おひとりおひとりに、治療についてじっくり話したくてもとにかく時間がない。だんだん、これは違うかもしれないと思い始めました。そこでまた新しく開院して、理想の治療を行いたいと思ったのが、ここを開院した理由です。
なので、ここではいろいろなことに余裕を持って取り組めるようにしてあります。初診では十分時間かけて、症状や治療について、そして費用や期間についてお話します。目指している痛みと恐怖のない治療はこの話すことも含まれます。しっかりとお伝えすることで、患者さんの恐怖はずいぶんと取り除かれるものなんです。ですから、ここは忙しくても省略できない部分ですね。
もしかしたら、日本の歯科医師は話下手なのかもしれません。当院には前の医院でされた治療の意味がわからず、不安でいらっしゃったという方が少なくないです。診てみると、決して間違った治療ではなく、自分もそうするだろう、正しい処置をされているということも多い。でも、説明がないから、患者さんは不安でしかたなくて、それで病院を変えようとなってしまう。とにかくくどいくらい、お話することが大事です。この部分は日本の歯科医院は変えていくべきところかもしれませんね。
いつのまにか“難しい小児はドリーム歯科へ”という流れになっていた
小児歯科も標榜していますが、これは意図したことではなくて、気がついたら「難しい小児の場合はドリームさんへ」と任されることが多くなっていたからです(笑)。とにかく怯えているお子さんを、スムースに治療するにはいくつかこつがあって、まず名前を覚えて、何度も呼びかけること。そして目線の高さを合わせて話すこと。初回から治療をするわけではなく、まずは“遊び”から入っていくこと、などがあります。「今日は痛いことしないからね」と言って、治療で使う器具を見せたり持たせたりして、一緒に遊んで、まずこの場所に慣れてもらうんですね。で、「次は歯を治そうね」と指切りして約束する。親御さんには、「今日ちゃんがんばったことをたくさんほめてあげてくださいね」とお伝えして。そしたら、もうだいたい次回来たときは、治療させてくれます。ほめられたことで自信をつけてもいて、張り切って来てくれる子も多いです。歯医者嫌いもなくなっていて、そのすきにさっと治療してしまう(笑)。親御さんに「どこに行ってもだめだったのに!」と感謝されたりすると、かなりうれしいです。この仕事の醍醐味かもしれません。
住宅街の一角で、地元の方たちを家族ぐるみでじっくり診療
「恐くない、痛くない歯科」を感じてもらうために、クリニックの内装も決めました。壁にアールを使い、色使いも温かみのあるピンクやオフホワイトを多用して、可能な限り、優しく、温かく。歯科医院とは思えないリラックスした雰囲気を意識しています。
場所も文字通り住宅街のど真ん中で、まさにこんな静かな場所を求めていました。この場所で、この近辺に住む方たちが、奥さん、旦那さん、子供さん…と家族ぐるみで通ってくれていて、だから患者さんはお子さんから年配の方まであらゆる世代にわたっています。詰めたり削ったりという治療だけでなく、今はメンテナンスの方も増えていて、毎月いらっしゃるような方もいます。手をひろげすぎず、できる範囲内で、でも縁があった患者さんとは深く長いつきあいをしていく、そんな堅実な歯科医院でありたいですね。
これから受診される患者さんへ
歯の治療中だけど、なんだか不安で…という方は、医師側が思っているより多いのかもしれません。その不安をできるだけ解消したいと思います。口のなかのささいな違和感でも、今かかっている治療のセカンドオピニオンとしてでも、ぜひいらしてください。とことん詳しく、納得がいくまでお話させていただきます。もちろんメンテナンスのみでも歓迎です。審美歯科やホワイトニングも行っていますよ。大岡山と都立大の真ん中という住宅地のなかにある当院ですが、駅前などに比べて不便なぶん、静かに落ち着いて治療できると思います。リラックスするつもりでいらしていただければうれしいですね。
※上記記事は2017年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
グラフで見る『高橋 ちえり 院長』のタイプ
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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