聖司歯科
杉並区/天沼/荻窪駅
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一瀬 聖司 院長への独自インタビュー
人の健康に関われる仕事に就けたことを喜びに感じて
私が小学1年生の時に父が病を患い、大学病院で手術をしていただいたことがありました。手術は1時間程度で終わり、その手際の良さにも心を動かされたのですが、より印象に残ったのが、病棟を回るその先生の姿でした。まるでドラマのワンシーンのようで、そのかっこよさに憧れ「僕も医者になりたい。人を助けられる仕事に就きたい」と思うようになったのです。残念ながら私は色覚異常だったものですから、お医者さんになることは叶わなかったのですが、その辛い現実を前に選んだのが歯科医師という職業でした。歯科は、人の命を直接的に助けることは叶いません。ですが、歯も体の大切な一部であり、人の健康に大きく関与します。そこに携われることに大きな喜びを感じています。
『聖司歯科』では、「ゆりかごから墓場まで」ではないですけども、その人の一生を通して歯の健康をサポートしていきます。この場所は自宅でもあるのですが、住宅地での開業が、私の目標を実現するには最もふさわしいと考えたのです。
困った時に最初に相談できる場所に
患者さんが困った時に最初に訪れる場所としてのスタンスを大切にしていきたいと考えています。歯科治療においては、開業医は7割から8割のことができればそれで十分だと思うのです。私ができる範囲は私が診るのは当然として、それを越えるものについて、例えば難しい抜歯であれば、どこで治療を受ければよいかをかかりつけ医である私が相談相手となり、しかるべき道筋をつけてあげることが大切です。その際、ただ単にそれが得意な病院へと紹介すればいいというわけではありません。仮にその方が土日の治療を望まれるなら、それを考慮する必要があります。また、様々な意見を聞いてみたいという方もおられますよね。でも、大学病院の先生に対して面と向かっては言いづらいこともあるでしょう。このケースでは、精査だけをお願いする旨を病院側に伝え、患者さんにかかる余計な負荷を取り除いてあげなくてはいけません。
当院では、セカンドオピニオンも推奨しています。そもそもこの言葉はアメリカから来たものですが、患者さんには自身の身体のことを知る権利があり、医療従事者はそれを提供しなくてはならないという意味があります。歯科の世界ではまだ一般的ではありませんが、望まれるのは患者さんの利益というスタンスを大切にし、街の歯科医院としてできることを誠実にしてあげたいと考えています。