青木 学 院長
GAKU AOKI
口元から始まる健康をテーマに、歯科医療の立場から1人ひとりの方の健康な人生に貢献。
鶴見大学歯学部卒業。同付属病院口腔外科を経て、医療法人社団アルプス歯科、医療法人社団新宿センタービル歯科に勤務。2014年に『ウェル西新宿デンタルクリニック』を開業(JR「新宿駅」より徒歩5分、都営新宿線「新宿駅」より徒歩3分)。
青木 学 院長
ウェル西新宿デンタルクリニック
新宿区/西新宿/新線新宿駅
- ●歯科
- ●矯正歯科
- ●歯科口腔外科
- ●歯科口腔外科
父に憧れ、そこに近づこうと選んだ道
この道を志すようになったのは、歯科医師である父の影響です。というよりも、理想の人物像としての父を追い求めた結果が、この選択だったと言えるかもしれません。父は人と人との関わりを非常に重視していました。その父と母に関わる人達が持つ世界観に憧れ、少しでも近づくことが出来ればと、同じ道を歩むこととなったのです。
大学卒業後は大学病院の口腔外科に在籍したのち、都内の歯科医院に勤務しました。その最初に勤務した医院で、この国の歯科界に大きく貢献されてきた先生方と出会うことができました。勤務医時代には、恩師から技術はもとより、医療に携わるものに必要な心構えの部分をしっかりと教わることができました。そこで学んだことをベースに、自らの医療をこの場所で表現していきたいと思っています。
ミクロとマクロの両方の視点で診ていくこと大切
年齢の「齢」に「歯」という字が入っているのはなぜだと思われますか。それは、年齢には大きく「歯」が関わっているからで、私は歯科医師として働き始めた頃に恩師からその意味を教えられました。大学では、歯をどうしたら治せるかということを習うわけですけれど、それ以前のこと、歯が人の命にどう関わるかといったことは教わりません。しかし、それは非常に大事なことなんですね。口はただ口としてあるのではなく、人の身体の一部として存在します。私たちは歯科医師であり、歯を診るわけですが、そこにとどまっていてはならないということなのです。
口腔内の状況が改善すると、全身の不調、いわゆる不定愁訴的なものが改善することがあります。確固たるエビデンスが出そろっているわけではありませんが、そのようなことは往々にしてあるものなのです。歯科医師はお口だけを診ていれば良いのではありません。お口と身体。ミクロの世界とマクロの世界。その両方を診る目を持ち、どちらにも意識を向けていくことが大切だと考えています。
変わることない信念を持ち、歯科医療の進化にも対応していく
あえて得意とするものをあげるならば、長く専門に学んできた補てつ治療ということになるでしょう。しかし、口腔内の状況は人それぞれで異なります。それを1つの学問にとらわれて診ていては解決できませんので、より広く、ここでもミクロとマクロの視点で患者さんを診ていく必要があるのです。
ここで1つ問題となるのが、この国の保険診療の制度です。保険制度そのものが悪いというわけではありません。誰もが平等に医療を受けられる制度の恩恵は確かにあるのですが、一方でそこにはルールという枠が存在します。人の身体は、1足す1は2、といったように簡単に割り切れるものではないですから、定められた治療をすることが誰にも良い結果をもたらすとは限りません。最終的に選択されるのは患者さんですが、その前提条件として、出来るだけ多くの選択肢を提供するのが、私たちの役割だと認識しています。
科学は日々進化し、歯科治療もその流れに準じていきます。変わりゆくものに適応することは大切ですが、それによって普遍的なもの、心構えや信念が揺らぐようではいけません。私は自分の“見方”というものを軸として持ちながら、患者さんにより良い医療を提供出来ればと思っています。
患者さんが健康になっていくために治療以外のことにも目を向けて
熱が出れば病院に行きますが、歯が痛いからといって会社を休めるかといえば、おそらくそうではないでしょう。しかし、お口は消化管の入り口であり、健康を形作る上では大きな役割を果たす臓器の1つなわけですから、そこに何か問題があれば、適切なケアを受けるべきなのです。
ただ単に虫歯を治すことだけが歯科医師の仕事なのではありません。健康を維持・向上させていくために何が必要かということを患者さんにお示しするのも私たちの大切な役割です。専門的な教育を受けたプロとして、私はその義務を果たしていきたいと思っています。
これから受診される患者さんへ
お口が健康に大きく関与することはお話しした通りですが、もう1つ、お口には人の第一印象を左右するという要素があります。人の目線は動くものに向くものですから、自然と目元と口元に視線は集中します。そのお口をきれいに保つことは、社会と関わっていく上では非常に大切なことなのです。
世の歯医者さんはさまざまな考えを持ち、それを自分の医療として表現されています。そのどれに共感するのかは、患者さんご自身がお決めになることです。歯科医院で色々なお話をしてみてください。歯科医師が話すこととあなたの価値観。両者がマッチングするところを妥協せず選んでいただければと思います。
※上記記事は2017年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
青木 学 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味:スポーツ全般
- 好きな本:名言集
- 好きな映画:オールジャンル
- 人生のテーマ:「愛」
- 好きな音楽:邦楽全般
- 好きな場所・観光地:インド
グラフで見る『青木 学 院長』のタイプ
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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穏やかでやさしく 話しやすい |
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