恵比寿デンタルクリニック東京

藤井 毅 院長への独自インタビュー

「夢のクリニック」の実現まで

子供の頃、歯の健康優良児のコンクールに招かれたことがありました。その会場にかかりつけの歯医者さんが付いてきてくださったんですね。虫歯のチェックはもちろん、お掃除もしてくれて、そのおかげもあって賞をいただきました。子供心に頼もしく見えたのでしょうね、以来、歯科医師を目指すようになったのです。私の実家はお寿司屋さんだったものですから、実を言うとそちらに進むようレールが敷かれていたのですけれど（笑）、「好きなことをやりなさい」と、両親も快く送り出してくれました。
大学卒業後、横浜の歯科医院に勤務することになりました。そちらを選んだのは、インプラント治療を究めたいと考えてのことでした。当時はまだインプラントは一般的な治療ではなく、言ってみればその黎明期でした。新しいものに興味をおぼえるのが人間というもの。ことに天然歯と同じように噛めるというインプラントは夢の治療に思え、それを突き詰めていきたいと考えたのです。
しかし、歯科医師の仕事を続けていくうちに「これはちょっと違うのではないか」という思いが徐々に芽生えてきました。様々な勉強会に出席し、あらゆる治療科目について知見を広め、他の歯科医師との交流が広がっていった中での結果だったのでしょう。確かにインプラントは素晴らしい治療法です。しかし、インプラントもそれだけで成り立つわけではないのです。歯周病や噛み合わせも大事ですし、残っている歯のことも考慮しなくてはなりません。経験を積めば積むほど、包括的にお口を診ていくことの大切さを感じるようになり、それとともに、自らの治療哲学が少しずつ少しずつ確立していきました。
その考えを実現するには、自らの医院を持つ必要がありました。そして2015年、私にとっての「夢のクリニック」を、ここ恵比寿にオープンしたのです。

最高の空間で最善の治療を提供する

医学は日進月歩です。その進歩に追いついていくためには、常日頃の勉強が欠かせません。土地柄もあるのかもしれません。来院される患者さんはお口へのこだわりが強い方が多く、その分、要求も高いわけですが、それに応えていくために「もっと勉強しなければ」と励みとなっています。その技術と新しい設備によって治療を提供する空間は、中間色と天然木材を使用し、優雅で落ち着きのあるものになっています。高級感の中にもどこか安らぎが感じられる空間は、歯科治療を受ける患者様の緊張を解きほぐすことでしょう。最高の空間で、最善の治療を皆さまに提供してまいります。

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