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西辻 直之 院長

NAOYUKI NISHITSUJI

むし歯を作らない、お口の健康を保つための予防歯科におもきを置き、ライフステージにあわせた予防と治療を考えながら院内外で活動

東京歯科大学卒業後、東京歯科大学にて歯科補綴学第Ⅰ講座勤務。1988年より山中歯科医院勤務。1992年より西辻歯科医院勤務。2002年より西辻歯科医院管理者になる。

西辻 直之 院長

西辻 直之 院長

西辻歯科医院

港区/高輪/高輪台駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●訪問歯科診療

父親の働く姿に影響を受けて自らも医師の道を志す

西辻 直之 院長

私は歯科医師としては3代目なんです。父親も歯科医師でしたので、小さいころから親の背中を見て育ちました。夜中に入れ歯を作ったり、患者さんと接しながら一生懸命治療したりしている姿をいつも見ていましたので、自然と私も歯科医師という職業に興味をもつようになりました。昔から近所の方にも「お父さんが歯医者さんなんだからあなたもなるんでしょ?」などと言われていましたが、特に反抗心が生まれることもなく、歯科医師の道を進みました。

患者さんのライフステージに合わせて最適な治療法を提案

西辻 直之 院長

西辻歯科医院は4月で26年目になる歴史のある医院です。床や壁紙を張り替えたりユニットを新しくしたり、レントゲンをデジタルにしたり…とリニューアルさせているので、キレイで清潔感のある医院を保っています。患者さんの層としてはご高齢の方やお子さんが多いです。むし歯、歯周病、ホワイトニング、義歯、など全般対応していますが、インプラントや特殊な症例に関しては、専門医を紹介する場合もあります。また訪問診療も行っています。歯の画像などはデジタルを使って大きく見やすい表示方法にしたり、スライドを使用してむし歯や歯周病のことを丁寧に説明したり、という工夫も行っているんですよ。
治療方針は、なるべく患者さんの歯を残すような治療を心がけていますが、何が最善の治療法か、というのは患者さんのライフステージによっても異なってくると思っています。例えば、20代の患者さんの場合は、まだまだその歯を使って何十年と過ごしていかなければいけませんので、なるべく多くの処置をしないように…極力削らず歯を保存するように、ということを考えて治療を行います。逆にご高齢の方になってくると、残りの10年20年間をいかに快適に過ごせるか、ということを一番に考えて治療法の提案をするようにしています。勿論、最終的に選択するのは患者さんではありますが、年齢層によって治療方針や、おススメする最適な治療法がかわってくることがあります。

患者さんと同じ方向を向いて二人三脚で治療できることが嬉しい

西辻 直之 院長

歯医者が苦手、とおっしゃる方は沢山いらっしゃると思います。ですが、歯医者が苦手な理由は個々で違うと思いますので、まずはなぜ歯医者が苦手なのかを教えていただきたいですね。嫌な部分をピンポイントで解決できれば、苦手意識も解消できますよね。
例えば痛いのが嫌だ、という方の場合は麻酔を使用することで痛みは軽減しますし、過去に十分な説明を受けずに治療されたことが嫌だった方の場合は、しっかりとコミュニケーションをとりながら説明をしっかりすることで解消できると思います。患者さん自身も受け身にならず、主体的に「一緒に治療して健康な歯を取り戻す」という気持ちで治療に参加していただけたらとても嬉しいです。質問などしないで歯科医師に任せなければいけない、と思っている方がいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはないんです。逆に疑問点は質問してもらいながら、患者さんと歯科医が同じ方向を向いて治療を進めることができたときの方が嬉しいんですよ。

院内外での予防歯科活動を積極的に行ってむし歯ゼロを目指す

私の専門としては義歯で、元々はブリッジが得意だったのですが、総義歯=総入れ歯。総入れ歯は歯が一本もない人に作るわけです。まずはそんな風に入れ歯にしなくてもよい健康な歯を作ることが大切だと思っていますので、予防歯科に力を入れています。
まずお腹の中に赤ちゃんのいるお母さんへの指導から始まります。むし歯菌は親から子供へ感染するので、親御さんに対してのむし歯予防の知識を深めることがとても大切なんですよね。食事の際に「同じスプーンを使ってはいけない」という話を聞いたことがある方がいらっしゃるかもしれません。これは間違いではないのですが、正しくはミュータンス菌が感染するのは、どんな食事でも、ということではなく砂糖を沢山取った状態のときなんです。母子ともに砂糖を沢山取った状態で同じスプーンを使ったり、味見をしたものを食べさせたりするとミュータンス菌は感染してしまう、ということです。ミュータンス菌が活発になる砂糖の取り方に気を付ける、ことが大切なんですよね。
むし歯菌の多い子は当然むし歯になる確率も高くなってしまいますので、その後の歯磨きなども大事です。小学生くらいになると歯周炎も増えてきます。このように赤ちゃん、子供、成人、高齢とライフステージごとにアドバイスする内容が異なってきます。母親学級、学校校医、地域のイベントなど、院内の患者さんだけにとどまらず、色々な場面を通じて活動していくのが私の使命だと思い、生涯にわたりお口の健康を維持できるように積極的な活動を続けたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

歯の健康は身体全体の健康に繋がっています。歯の本数が少なくなると食べやすい炭水化物に食事が偏りがちです。食物繊維の多い食材や、野菜、お肉などを食べなくなってしまうと栄養が不足してしまいます。また歯周病は糖尿病や循環器障害などの全身の病気とも関連しているんですよ。歯周病菌が血液中を巡っているわけですからね。自分の健康を守るために通っていただくわけですから、疑問点やわからないこと、不安に思っていることなどはどんどん質問していただきたいと思っています。一見質問しづらいタイプに見えるようですが、本当は質問してくれると嬉しいんです。お気軽にお越しください。お待ちしています。

※上記記事は2017年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

西辻 直之 院長 MEMO

  • 出身地:東京都高輪
  • 趣味:スキー、ゴルフ、登山
  • 好きな本:小説以外のジャンル(ビジネス、雑学、医学、健康に関する本)
  • 好きな食べ物:お肉
  • 好きな場所:八ヶ岳高原

グラフで見る『西辻 直之 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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