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白須賀 岳樹 院長

TAKEKI SHIRASUKA

患者さんの気持ちを和らげ、慰める 港区の地で35年来親しまれる基本治療を大切にするドクター

松本歯科大学を卒業後、東京女子医科大学病院歯科、東京歯科大学口腔外科で研究や臨床経験を積む。1982年、白須賀歯科医院を継承(都営浅草線・都営大江戸線 大門駅より徒歩2分、JR浜松町駅より徒歩6分)。

白須賀 岳樹 院長

白須賀 岳樹 院長

白須賀歯科医院

港区/浜松町/浜松町駅

  • ●歯科

祖父や父の背中に影響を受け、歯科医療の道を40年以上歩む

白須賀 岳樹 院長

私の家は3代続く歯科医師の家系です。そのようなわけで、医師という職業は身近なものでした。自然や動物が好きだったこともあり、獣医師が第一志望でしたが受験日の都合で運悪く(笑)歯科部に合格し、祖父や父の姿を目にしていたこともあり、歯科医師への道を歩むことになりました。
大学卒業後は女子医大ビョウイン歯科、東京歯科大学口腔外科で研究や臨床経験を積みました。祖父が引退するに際して、父はすでに別な場所で開院。そして現役でしたので1982年、私が祖父の後を継ぎ、その後はJR浜松町駅前にあった白須賀歯科医院を継承しました。そして駅前開発に伴う地上げのため現在の場所に移転。3件の不動産屋さんから偶然に今の場所を同時にお勧め頂いて、これも何かのチャンスかと思い決断しました。人生は全て偶然の連続。必然はありません。幸運の女神には前髪しかないと言います。より良きを望み、どんなに抗がってもなるようにしかなりません。おかげさまで祖父の医院を引き継いだころから数えると35年以上、今の場所で移転してからは30年になり、ごひいきにしていただいています。

普通の歯科医院であることを大切に

白須賀 岳樹 院長

浜松町は人の出入りが激しい場所です。歯科医院のはやりすたりも当然ありますが、当院には
ごひいきにしてくださる方が多くいらっしゃいます。祖父の代から通ってくださった方も少なくありませんでしたが、私の代になってから通い始めてくださる方がほとんどになりました。
やはり場所柄、患者さんは周辺でお勤めをされている方が多いですね。年代は働き盛りの方から、ご高齢の方までさまざまですが、口コミでみえる方がほとんどです。お仕事で忙しい患者さんのためにご希望があれば朝の7時から診療することもありますが、以前は若気の至りで、1ヶ月に250人以上の患者さんを診療していた時期もありました。しかし、それでは定期的なメンテナンスで通ってくださる患者さんにご不便をおかけすることになってしまいますので、今ではかなりセーブをして、診療をおこなっています。
当院は普通の歯科医院で、私も普通の歯科医師です。特に最先端の治療機器を導入しているわけではありませんが、あたり前のこととして常により良い治療を追求する歯科医師でありたいと思っています。
ちょっと話はそれますが、歯科医師免許のほか、調理師免許も持っています。調理師免許と言えば飲食店を連想しますよね。飲食店ではメニューがあり、お客さんがオーダーします。大衆食堂もあれば、イタリアンなど料理の特色を前面に出したお店も存在します。ただ、共通しているのは、お店のマスターやシェフは、決して「あなたはあれを食べろ、これを注文しなさい」…とは言いません。メニューに沿って患者さんが希望のものを選び、お店はお客さんが満足するものを提供し食べて頂く。そしてもう一度食べたい、また来たい。私は歯科医院もそのようなスタンスで良いと思っています。そして、当院もそうした方針で診療をおこなっています。常々街の「普通の歯医者」でありたいと思っています。調理師免許も持っているので、「歯医者もできる調理師」ともいえますよね(笑)。

大切にするのはベーシックな治療

白須賀 岳樹 院長

普通の歯科医院ですから、特別なことはしていません。しかしベーシックな事をとても大切にしています。例えば歯の型をとる作業にしても、水の温度や材料の配合などベストがあるのです。基本的なことをしっかりする理由は、時間を大切にしているから。再治療や技工物の再制作となると自分もめげますし、患者さんにも余計な時間を取らせてしまいます。ですから、基本に忠実におこない、材料も最高のものを使います。義歯にしろ冠、詰め物等、技工物が再制作になるのは1年で1回あるかどうかです。口全体の治療自体は全身的な病態も含めたベーシックな治療を、食べるという機能回復のための技工物などこだわる所にはきちんと患者さんに無駄な負担をかけない治療をおこなっています。
また、今ではどこの歯科医院でもおこなっているお口のメンテナンスですが、当院で導入したのは平成6年(1994年)です。以来、毎月や2、3ヶ月に1度など、定期的に通ってくださる方が増えました。今では患者さんの9割はメンテナンスの方ですね。ちなみに身体のことですので、私は「メンテナンス」ではなく「保守と点検」と呼んでいます。基本的には私がメンテナンスもおこないます。中には先生でなくてはという方もいらっしゃいますね。信頼してくださる証拠ですのでとてもありがたく感じています。「上手な先生」は当然として「安心な先生」でありたいと思っています。

可能な限り患者さんの希望に寄り添う治療

患者さんはよく歯を「抜かれた」と言います。胃や肺のガンの手術で胃や肺を「取られた」という人はまずいません。歯科医院に来る患者さんは「歯の痛みを取って欲しい、歯を治して欲しい、口の中や歯の状態を診て欲しい」というのが目的です。歯科医院はそれに徹した治療をおこなうことが大切だと、私は思っています。ですから、私は患者さんの気持ちを尊重することを最優先にします。ご本人からの要求がない限り歯は絶対に抜きません。
ただ、患者さんのお口の状態をそのままにするわけではありません。拝見した上で、歯科医師の意見として、しっかりとした治療をしておいた方がいいことをまずお伝えします。しかし、それでも歯は抜きたくない、残したいと言う場合には、残した歯にキャッピングをして入れ歯を作るなど可能な限りご希望に沿った治療をおこないます。放っておいてこじらせると、時間やお金が余計にかかってしまい、通うのが大変になりますよ…とご説明することで治療に前向きになってくださる患者さんも多くいらっしゃいます。
そして、ご説明の際には治療費に関しての説明も必ずおこないます。いつも患者さんに申し上げるのは「良い治療を安価では場合によっては無償で提供する事は出来るが安くて良い治療はない」ということです。いい治療とは普遍的な治療、ベーシックな治療です。ご説明の際には値段表もお見せしながら、追加料金のないようにしており、治療の後でこの金額になります、ということは絶対にありません。患者さんがご希望される治療によっては、保険の範囲を外れてしまう場合もありますが、その場合には、「お口の中がこういう状態ですから、ご希望通りおこなうと保険のジャンルから外れた治療になります」としっかりご説明します。もちろん、お金に関わることですから、即決頂くことはありません。こういったご説明は全て当然のことだと思っています。
また、診療全般では「自分が患者さんと同じ状況だったらどうして欲しいか」ということを心がけています。そのために必要なのは、患者さんとのコミュニケーション。ちょっとした雑談をしたり、話の流れを考えて話すなど、人によってコミュニケーションの方法はさまざまですが、患者さんとしっかり向き合って、目をあわせるタイミングから声のかけ方をまで、細かく気を使っています。
患者さんは不安な気持ちを抱えて歯科治療に来ています。そんな時にもし、「この歯はもうダメですね。抜きますよ」と言われてしまっては患者さんもがっくりきてしまいます。テレビなどでも「先生に褒められる歯になろう」などと耳にすることがありますが、患者さんは怒られるために歯医者さんへ来ているのではありません。ですから、多少歯が磨けていなくても、「ここの部分が良くできている、こうすれば次回はずっと良くなるよ」…と前向きな言葉をかけるようにしています。人のつながりはまず「言葉有りき」。言葉のないお店は潰れてしまいます。それは歯科医院も一緒だと考えています。

これから受診される患者さんへ

「治すこと時々、和らげることしばしば、慰めることいつも。看守る、寄り添う。」これは、私が
治療の際にモットーにしていることです。患者さんを看守り、寄り添う、常に慰め、患者さんを安心させることですね。昔のお医者様はこの精神を大切にしていたと思います。
重ねて言いますが、当院の治療は特別なことは何もしていません。ベーシックな治療をしっかりとおこなうだけです。しかし、患者さんの気持ちに寄り添い、ケアをする姿勢を常に大切にしています。
今ではいろいろな歯科医院もあり、周囲の人に話を聞く機会もたくさんあります。しかし、もし、情報が多過ぎて迷ったら一度当院に来てください。基本的には予約制なので、状況によってはお待たせするかもしれませんが、歯が痛くてという方は飛び込みの診療もおこないます。
また、浜松町は今ではお子さんが少なくなってしまいましたが、実は私はお子さんの歯科治療も大丈夫。お子さん連れや要支援の方も治療に通いやすように不定期ですが、日曜も診療します。お近くにお住まいの方はぜひ、お寄り下さい。

※上記記事は2018年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

白須賀 岳樹 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:野球、ジェットスキーでの海クルージング、大型バイクでの陸(おか)クルージング
  • 好きな本・作家:星新一(ショートショート)、北杜夫 (どくとるマンボウシリーズ)
  • 好きな映画:最近ではDESTINY鎌倉ものがたり、古い所ではスティング、テンポのある映画が好きです。
  • 座右の銘:人生はいつだってトーナメント戦。敗者復活戦は無くはないが期待はまちがい。
  • 好きな音楽・アーティスト:ボサノバ、JAZZ・フュージョン
  • 好きな場所:猫カフェ(意外でしょ)。

グラフで見る『白須賀 岳樹 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

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