たなか歯科医院

田中 睦 院長への独自インタビュー

大好きな叔母からのアドバイスで、歯科医師になることを決意

私の父は婦人科の開業医をしていて、小さなころから医療はとても身近なものでした。親類にも医療従事者が多い環境でしたので、自分も将来は「人の役に立つ」仕事に就きたいと考えていました。歯科医師を志すようになったのは、大好きだった叔母のアドバイスがきっかけでしょうか。やはり歯科医師だった叔母から「女性であることが活かせること、診療を通して社会貢献できること」などを聞いて、私の中での目標が定まりました。
縁あって、派遣歯科医師として、無歯科医村と呼ばれる地域での歯科医療に従事しました。沖縄県の竹富町立歯科診療所の開設に携わり、あたたかな地元の方々と、家族ぐるみのお付き合いをさせていただいた経験は、今の診療スタイルのルーツになっているように思います。任期を終えて帰京した後、思いがけず理想的な場所に巡り合うことができ、CEOである夫と一緒に『たなか歯科医院』を開設いたしました。

人々が自然と集う、沖縄スタイルの歯科医院

竹富町立歯科診療所にいた頃は、西表島にお住いの方全員を診るといった感じで（笑）。自宅のリビングに人々が集うように診療所に患者さんが集まって、ご近所付き合いをするような感覚で診療をしていました。ですから、いざ東京で歯科医院を開業しようとなったとき、私たちが求める場所はオフィス街ではなくて。人と人とがつながっていくような、歴史ある地域の歯科医療に携わりたいと考えたんです。2000年に開業した当時としては珍しくバリアフリーに配慮した院内は、来院されるすべての患者さんにやさしく、心地よい空間になっています。通院日を楽しみにしていただけるような施設づくりを心がけて。たとえば、靴を脱いでご利用いただく「小上がり」スペースでは、実際にお子さんを膝の上に横たえて、ブラッシング法をご指導したり。診療ユニットを怖がるお子さんや、お子さんの口腔環境に悩みを抱えるママたちに、フレキシブルな対応をしています。また、当院は厚生労働省より「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」の認定を受けておりますので、皆様のお口の健康を幅広くサポートできるものと思います。

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