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大島 拓也 院長

TAKUYA OHSHIMA

メディカルトリートメントモデルを通して
歯の健康管理に取り組む

日本歯科大学歯学部卒業後、明海大学のPDI埼玉歯科診療所で研修を経て、勤務医を務める。「茅場町駅」「水天宮前駅」から徒歩3分の当院で2015年から院長として診療にあたっている。

大島 拓也 院長

大島 拓也 院長

日本橋すこやか歯科

中央区/日本橋蛎殻町/水天宮前駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科
  • ●矯正歯科

歯科医療ときちんと向き合うために厳しい環境へ

大島 拓也 院長

父が歯科医師ということもあり、子供の頃から医療関係には進もうと考えていました。大学卒業後は埼玉にある明海大学のPDI埼玉歯科診療所で研修をし、勤務医となりました。そこは開業医を養成する専門機関で、研修がとても厳しいことで有名でした。体育会系と言ったらいいでしょうか、夏場の1、2カ月ぐらいにずっと夜遅くまで歯を削る練習をやったりして(笑)。診療所から5分ほどのところに住んでいたのですが、まさしく生活すべてが歯科診療という環境でした。もちろん厳しいことをわかったうえで望んで行くわけですが、大変過ぎて挫折しそうになったことも。それでも研修を続けられたのはいずれ開業することを考えると半端なことはできないと思っていたからです。
勤務医として数年経った頃、父が営んでいた歯科医院を私が引き継ぐことになりました。一から開業というわけではありませんでしたが、院長として診療に携わるにあたり病院の名前を新たにし、治療方針を見直してスタートを切りました。それが2015年のことでした。

メインテナンスを積極的に受けて欲しい

大島 拓也 院長

東京の中心部で歯科医療を展開したいという想いから、父は中央区日本橋に病院を構えました。この地域はビジネス街ですので、患者様の多くが30〜50代のビジネスパーソンです。あとは居住地の側面もありますので、未就学児や小学生も診療していますね。
患者様の割合はメインテナンスが4割、歯科衛生士の治療が4割、歯科医の治療が2割といったところ。メインテナンスは定期的に口腔状態をチェックして病気を予防すること、歯科衛生士の治療は患者様と一緒に虫歯や歯周病などの病気に至った原因を解明し、口腔環境を改善することを意味します。当院の希望としては、メインテナンスを目的とした患者様を半数以上に押し上げたいと考えています。なぜなら歯は悪くなってしまってから治療しても遅いことがほとんどで、日頃から歯の健康を考えてケアすることが大事だからです。
そのために当院では患者様1人1人に専属の歯科衛生士をつける担当制を取り入れ、個室でしっかりとメインテナンスが受けられる環境を整備しています。メインテナンスに来られる方は増加傾向にありますが、もっと多くの方に予防診療の大切さを知っていただきたいと思っております。

予防という意識が歯の健康への第一歩

大島 拓也 院長

予防診療をするにあたり、『日本橋 すこやか歯科』では患者様に「メディカルトリートメントモデル(MTM)」という治療プログラムに沿って受診していただきます。これは山形県の日吉歯科診療所の熊谷崇先生が実践されているもので、初診で問診やレントゲン撮影、唾液検査、歯周病検査などをしたのち、2回目以降で歯科衛生士が口腔内の環境を綺麗にする。口腔内が改善されたら歯科医が治療をし、完治後もメインテナンスで健康状態をチェックするという流れです。特徴的なところは、歯科衛生士が医師の治療前に徹底的に口腔内の環境を整えることです。歯の汚れを取るのはもちろんですが、病気になった原因を突き止め、食事や歯ブラシの仕方に問題があればきちんと指導します。
MTMを導入したきっかけは、虫歯を削り補綴物を詰めるという従来の日本の歯科医療に疑問を持ったからでした。要するにこれって対処療法ですよね。なぜ虫歯になったのかという原因にはたどり着いていない。でも本当は虫歯や歯周病は食生活が原因だったり、歯と歯の間まで清掃が行き届いていないという背景があります。結局、日常的な歯の健康管理も支えていかないと近い将来虫歯が再発してしまう。これでは患者様のためにはなりません。MTMでは虫歯に対する単なる治療だけではなく、再発を防ぐという予防診療の視点からこのような治療を行っていきます。
MTMを受けた患者様からは衛生士の処置を受けて歯についてよく知ることができた、治療が楽しかったという前向きな感想をいただくことが多いです。導入した当初は良さが伝わらず、患者様とぶつかることもありましたからね。それでも患者様の歯の健康を守りたいと諦めずにやってきました。
今ではMTMを受けたいという患者様や紹介で来られる方も増えてきています。患者様の歯を治療することは、患者様の歯に対する意識を変えていくことでもあります。MTMを通して患者様が予防という意識で歯の健康を考えるきっかけになればと思っています。

一番大事なことは納得してもらうこと

診療で心がけていることは、患者様に納得してもらうことです。こういう経験はありませんか。初診で虫歯があるから削ると言われ、ちょっと治療が長引くと、今度はこっちにも虫歯があると言われ、また削られる。これって歯医者に利用されているだけだと私は思うんです。歯のことなんて普通の人だとわからないことが多いですよね。にも関わらず、歯科医師に言われた通りに治療をしていく。私は患者様の大切な臓器なのに、状態の説明も満足にせず勝手に歯を治療するのはやはり駄目だと思うんです。きちんと説明して患者様が納得されてから診療に進むべきだと考えています。
当院では、治療の際にレントゲン写真をお見せしながら、症状と治療についてしっかりとお伝えしています。補綴物を詰めた後もレントゲンを撮り直し、治療前と比較して治した箇所を説明します。あと、これは患者様も驚かれるのですが、術中に口の中の写真をお撮りして実際の状態を見てもらいます。金属の下に虫歯がある場合はそれを外して写真を撮りますので、気持ち悪いとか、こんな状態なのかとびっくりされますね。でもそこまでしないと歯の価値ってわからないんです。わかっていないと安くて一時的な治療を選ぶことになる。それはやはり違いますよね。自分の歯なんですから自分できちんと理解して、どんな治療をしたいのか選べるようになって欲しいんです。

これから受診される患者さんへ

東京メトロ日比谷線・東西線 「茅場町駅」、半蔵門線 「水天宮前駅」から徒歩3分の『日本橋 すこやか歯科』はメディカルトリートメントモデルを軸に診療を行っています。虫歯などの症状がない健康なときに来ていただいて、歯の健康プログラムを受けて欲しいですね。一緒に大切な歯を守っていきましょう!

※上記記事は2017年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

大島 拓也 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:旅行
  • 好きな本:『7つの習慣』
  • 好きな映画:子供と一緒によく「アンパンマン」を見ています
  • 好きな言葉・座右の銘:ご記入ください。
  • 好きな音楽・アーティスト:ご記入ください。
  • 好きな場所・観光地:ご記入ください。

グラフで見る『大島 拓也 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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