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奥田 恵美 院長

EMI OKUDA

実際に何が起こっていて、その原因がどこにあるか
ということを突き止めていく

大学を卒業して8年。歯科医師として診療。その後3年間、藤井先生の元で勉強の後、神戸に『恵美歯科医院』を構えました。東京に来たのは、今から4、5年ほど前のことになります。

奥田 恵美 院長

奥田 恵美 院長

恵美歯科医院

品川区/東五反田/五反田駅

  • ●歯科

全身咬合治療を提唱されていた藤井佳朗先生との出会い

奥田 恵美 院長

大学を卒業して8年。歯科医師として診療を続けていく中で、いくつか疑問を感じるようになっていました。患者さんの訴えるお悩みは多種多様ですが、その中には当時の私に理解できないものがありました。たとえば、「上手く噛めない」という悩み。普通に診れば“噛めてる”のに、ご本人はそうじゃないと仰る。こういった悩みは、とかく精神的なものとされがちでしたが、本当にそうだろうかと考えるようになっていったのです。
全身咬合治療を提唱されていた藤井佳朗先生との出会いは、そんな時でした。見学させていただくと、腕が上がらなかった人がその場で上がるようになり、つらそうな顔をされていた方が、ほんの少しの調整をおこなうことで、みるみるにこやかになっていかれます。「身体と歯がこれだけ大きく関係しているなんて…」。目が見開かれる思いでした。今の私の診療スタイルは、そこから始まったのです。
その後3年間、藤井先生の元で勉強をさせていただき、最初は神戸に『恵美歯科医院』を構えました。東京に来たのは、今から4、5年ほど前のことになります。移転にあたっては、品川駅の近くということを考えました。当院には全国から患者さんがみえますので、交通の便のところが良いと考えたのです。実際にこちらに来てみますと、閑静な住宅街の中という環境は、診療にも良い影響を与えてくれているように思います(JR山手線/都営浅草線・五反田駅より徒歩4分)。

お口の中の悩みは全体からすれば少数で、大多数は全身に関わるものに

奥田 恵美 院長

お口の中のことになりますと、やはり、噛みにくい、噛めないというお悩みになります。これは、お口の中だけで診ると確かに噛めてはいるものの、それを身体のバランスと照らし合わせてみると、歪んだ位置で噛まざるを得なくなっている場合が多いのです。ご本人はその状態を、違和感があるという形で仰るわけですね。
当院においては、お口の中の悩みは全体からすれば少数で、大多数は全身に関わるものになります。慢性の腰痛や頭痛、不眠やうつ症状、皮膚疾患もあれば、リウマチや線維筋痛症など、内容は多岐にわたります。
一般的な歯医者さんとは、扱う疾患の種類も、診療の内容も異なるところがありますので、紹介を受けて来院される患者さんが多いですね。近隣からももちろんいらっしゃいますが、北海道から沖縄まで、全国から患者さんがいらっしゃています。

色々な角度からの検査

奥田 恵美 院長

初診時は2時間から2時間半という枠をとり、さまざまな検査をおこなっていきます。中でも問診に掛かる時間は多く、どの方も3、40分ほどはいただいています。
お口と全身の関係については、よく知らないという方が多いのではないでしょうか。金属アレルギーについては比較的耳にすることも多くなってきていますが、その他、咬み合わせや身体とのバランスといったことについてはご存じない方も多く、まずはそれらを説明することから入っていきます。
治療においては、診断が非常に大切です。実際に何が起こっていて、その原因がどこにあるかということを突き止めていくには、色々な角度からの検査が必要になります。ユニットだけではなく、ベッドが置いてありますのも、それゆえのことです。下顎の骨は、頭蓋骨からぶら下がっているような状態です。当然、姿勢が変われば下顎の位置も変化しますから、それを考慮に入れると、寝た状態での咬み合わせもチェックしなければならないのです。
実際の治療では、金属が合っていなければ詰め物を取り替えることもありますし、咬み合わせに不具合が認められれば、それを微調整していくといった内容になります。歯は、噛むための道具であると同時に、全身のバランスをつかさどる重要な器官でもあります。治療の効果を実感していただきながら、慎重に治療を進めていくということになってきます。

お口の中をさわるという行為は慎重でなければならない

咬み合わせを調整する工程は、非常に繊細なものです。実際にご覧いただければおわかりになると思いますが、削ったか削ってないかが分からない程度のことで身体は確実に変化していきます。それを考慮すれば、お口の中をさわるという行為は慎重でなければならないのです。
ですから、必ずしも問題があると見られるところをすべて変える必要はありません。その人の目下の痛みがとれ、日常生活が普通に送れるようになれば、その時点で治療を終了することも選択肢の1つだと考えています。月日が経ち、また何か不具合が生ずれば、その時点でまた治療をおこなうかどうか、話し合っていくのがベターだと思っています。

これから受診される患者さんへ

HPをご覧になって来院された方であっても、紹介を受けていらした方であっても、実際に治療を受けてみると、「こんなに関係があるなんて信じられなかった…」と一様に感想を述べられます。本当に、みなさんの想像以上にお口と全身には深い関連性があるのです。
この先、どこか調子が悪くなったとき、歯科という選択肢を1つお持ちください。私にできることで、みなさんのお役に立っていければ幸いと思っています。

※上記記事は2016.3に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

奥田 恵美 院長 MEMO

  • 出身地:大阪府
  • 趣味:ダンス
  • 好きな作家:小林秀雄
  • 好きな映画:ラブ・アクチュアリー
  • 座右の銘:人事を尽くして天命を待つ
  • 好きなアーティスト:アリシア・キーズ
  • 好きな観光地:バリ

グラフで見る『奥田 恵美 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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