ながお歯科クリニック

長尾 広美 院長への独自インタビュー

自らの体験をもとに歯科医師になり、幅広い診療を経験

私は、中学生の頃から医療系に進みたいと考えていて、医師や看護師、作業療法士など、患者さんと接する仕事がしたいと思っていました。中でもとくに歯科医師を選んだのは、私自身の「歯が悪かった」という部分が大きかったかもしれません。歯科医師になってからこれまで、患者さんにしてさし上げた歯科治療の中で、自分が経験していない治療はないほど（笑）。本当に私は、歯のことで苦労することが多かったんです。
大学卒業後は大学院に進んで、麻酔科を専門に診療をしていました。歯科における麻酔＝注射というイメージがありますけれど、全身疾患のある患者さんの治療をしたり、麻酔科医として子供たちと触れ合う機会があったりと、大学病院ならではの貴重な経験をすることができました。その後、勤務医となってさまざまな症状を経験し、2005年の自分の誕生日に『ながお歯科クリニック』を開設いたしました。

歯医者嫌いの人も安心して通える、癒しの空間をめざして

クリニックを開設するときに私がこだわったのは、院内を医療機関らしくない施設にすることでした。歯科治療が苦手な方にも安心してお越しいただけるような、「癒しの空間」をめざした、という感じでしょうか（笑）。天使をモチーフにしたロゴマーク、パールピンクの診療ユニット、私が大好きなブタのクッションやオブジェ。そして、私自身が作成した曼荼羅アートなどをレイアウトして、ゆったりとリラックスできる雰囲気づくりを心がけたつもりです。
実際に、診療が終わっても帰りたがらないお子さんがいたり、受付の中に入りこんで「ごっこ遊びを」はじめるお子さんがいたり（笑）。そういえば以前、はじめて来院した男の子が入口を入ってすぐ、「お母さん、ここ気持ちがいいね」と言ってくれたときは嬉しかったですね（笑）。赤ちゃん連れのママが治療をなさるときには、お子さんをベビーサークルにお預かりして、ママが見える場所に移動することもできますし、お子さんが少々騒いでも大丈夫なように、ご予約の時間を調整するなどフレキシブルな対応をしています。ここでの診療を通して、保護者の方とご一緒に、子供たちの成長を見守っていかれたら嬉しいですね（笑）。

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