豊田 潤 院長
JUN TOYODA
インフォームドコンセントを重視し
地域の皆様に寄り添った治療を提供
豊田 潤 院長
豊田歯科・口腔外科
文京区/小石川/春日駅
- ●歯科
- ●矯正歯科
- ●小児歯科
- ●歯科口腔外科
耳鼻科医の兄と連携し、歯だけではなく、全身の疾患を診る
父は40年前からこの地で耳鼻科医として仕事をしていました(『豊田耳鼻咽喉科クリニック』)。その父の仕事は兄が継いだ形になりますが、私は私で、また違ったジャンルを学び、お互いに協力できないものかと考えたのです。歯科は同じ頭頸部を扱う分野として、耳鼻咽喉科とは深い関連性があります。実際に、耳の痛みが顎関節症によることもあり、そのケースでは兄のところから患者さんがいらっしゃっています。口腔外科は歯だけではなく、全身の疾患を診ることが要求されます。超高齢化社会を間近に控え、お薬の問題等、今後は医科との連携がますます重要になってきますし、その方面でも貢献をしていきたいですね。
私はこれまで、東京医科大学の口腔外科に籍を置いていました。身体の一分野としての歯科であり、口腔外科という位置づけでしたので、他の医科の先生と同じように、放射線科、麻酔科、救命救急にもたずさわってきました。そのことで視野は確実に広がったと思いますし、歯科にとどまらないスキルアップがはかれたと確信しています。
『豊田歯科・口腔外科』は、2015年に開院いたしました(都営三田線/大江戸線・春日駅より徒歩3分、東京メトロ丸の内線/南北線・後楽園駅より徒歩5分)。
私は大学病院で手術を中心に携わる一方、審美・補てつ分野における高名な先生の元で、その方面での経験も充分に積んでまいりました。これまで培ってきた知識と経験をベースとして、地域の皆様に寄り添った治療を提供していきます。
インフォームドコンセントを重視し、理解いただけるまで何度も説明を
インフォームドコンセントを重視しています。治療の前は当然のこと、治療後も今日おこなった治療について詳しくご説明しています。もちろん、1回の説明ではよくわからないこともあるでしょう。あるいは、医療側から見てベストな治療を提案したとしても、受け入れることができないこともありますよね。当院では、患者さんの同意を得ずに、すぐに治療をおこなうことはありません。理解いただけるまで何度でも説明をおこない、患者さんに寄り添った歯科医療を提供していきたいと考えています。
その説明のツールとして用いているのが、ホワイトボードです。ホワイトボードは、大学病院時代から好んで使っていました。たとえば、癌の患者さんの場合、少なくとも1時間程度、説明に時間を掛けることになります。それだけの質と量のある説明は、言葉だけではわかりにくいものですから、絵で描きながら話を進めていくのです。便利な画像説明ツールの方も多く利用していますが、アナログ的な良さというものが、やはりあるのです。
ユニット横に設置のキッズスペース
診療室内に充分なスペースがありますので、そちらにマットを敷き、キッズスペースとしています。待合室にあるキッズスペースも便利ですが、どうしてもお母さんとの距離が離れてしまいますよね。その点、お母さんが治療しているそばで、子供に遊んでもらうのは、安心かと思うのです。
今のお子さんは、虫歯は非常に少ないのですが、筋肉が弱いように感じます。たとえば、本来、舌は上顎に付いてなくてはならないのですが、下に落ちてしまっているような子が多い。口がぽかんと開いた子供をよく見かけるのは、そういったことが要因です。口呼吸になると唾液の分泌は悪くなりますし、免疫力を左右する扁桃腺が腫れてしまうことにつながっていきますので、風邪を始めとする感染症にも罹りやすいという悪循環におちいるのです。
歯並びは、口の周りの筋力と、舌のバランスで決まってきます。口の中と外の筋力の均衡が取れていれば、自然ときれいに並んでいくものなのです。お子さんを診る際はこういった点にも着目し、お母さん方にアドバイスを差し上げています。
CTやマイクロスコープで裸眼では見えなかったものを可視化する
CTはインプラント治療以外にも、親知らずの抜歯やあごの関節の変形、または炎症部位を特定する際に使用しています。歯ぐきに炎症が起こっている場合、外から見ただけではどの歯が原因かがわからないケースがあります。それをCTで撮影することで、確定的な診断が下せるのです。
CTしかり、拡大鏡やマイクロスコープもしかりですが、裸眼では見えなかったものを可視化することに大きな意味があります。5倍、10倍に拡大して治療することにより、虫歯を削るのでもなんでも、精度の高い治療が可能になるのです。
マイクロスコープの場合、これにコンサルテーションツールとしての役割も加わってきます。たとえば、肉眼では確認できない歯の破折があったとしましょう。拡大したものをモニターでご覧いただければ、何が起こっているかは一目瞭然です。しっかりお見せすることで、「歯を“抜かれてしまった”」という誤解も避けることができるのです。
これから受診される患者さんへ
今後は審美治療も力を入れていきたいと考えています。歯がきれいになることで、それまで手で覆われていたのが、大きな口で笑えるようにもなります。その人の心までを動かしてくれるのが審美治療の素晴らしさであり、みなさんのニーズに応えていきたいと思っているのです。
私はインフォームドコンセントを重視するとともに、できる限り痛みの少ない治療を心掛けています。痛みは、歯医者さんから足が遠のく大きな理由の1つです。しかるべき方法をとり、丁寧にゆっくりおこなえば、限りなく痛みを最小のものとできます。歯科恐怖症の方も、安心して来ていただければと思います。
※上記記事は2016.4に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
豊田 潤 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味:旅行、映画鑑賞
- よく手にとる本:医学関連書籍
- 好きな映画:スター・ウォーズ、アイアンマン
- 好きな言葉:情熱
- 好きな音楽・アーティスト:ハワイアン/イズリアル・カマカヴィヴォオレ(IZ)
- 好きな場所・観光地:ハワイ
グラフで見る『豊田 潤 院長』のタイプ
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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