ウィステリアデンタルクリニック
大田区/山王/大森駅
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佐藤 博宣 院長への独自インタビュー
高齢化社会を見据え、地域に根差した医療を展開。
私自身、子供の頃は歯医者さんに足繁く通っているほうでした。当時の歯医者さんの印象は……怖かった。やはり、怖かったですよね。しかし、担当してくださった先生が非常に親切で良い方で、それが救いでした。私の高校は医療を目指している人が多い学校だったのですが、その雰囲気の中で、昔からなじみのある歯科を目指すようになっていたのです。
大学を卒業後、高齢者歯科学講座(現口腔老化制御学講座)に入局しました。これから高齢化が進んでいくことは明らかで、皆さんが元気に長生きできるお手伝いができればと考えたのです。高齢化歯科は、75歳以上のご高齢の方を対象としていました。自然、欠損がある方、入れ歯が合わないといった訴えが多くなるわけですが、かといって、入れ歯だけに着目した科ではなかったのです。その人のニーズや全身の状態、体力等を考慮し、10年、20年先を見据え、最も良い治療方針を立てていくのが、この科の要諦でした。その考えの根本は、開業した今に生かされています。
大学を退職後、千葉県にある大きな歯科医院での勤務を経て、2007年に『ウィステリア デンタル クリニック』を開院いたしました。大森には祖母の住まいがあり、私にとって子供の頃から非常になじみ深い地域でありました。それにくわえ、地域に根差した医療を手掛けたいと思っていた私にとって、さまざま人々が集うこの街は、いわば、うってつけだったのです(JR京浜東北線・大森駅より徒歩7分)。
治療を繰り返させない、計画的な包括的診療を目指す。
治療をして、しばらくするとそこが痛み出し、またそこを治して、気がつけば何年かおきに治療を繰り返す。日本の歯科医療では、こうした“やり返し”の治療が多いのが現実です。患者さんの意識としても、それを「仕方のないこと」と思っている向きがあるかもしれません。悪くなれば、また治してもらえば良いと。しかし、歯というものは1度削れば元に戻ることはありません。治療を繰り返していくことは、崩壊の道をたどっていることを意味するのです。それを避けるには、しっかりとした審査・診断をおこない、お口全体のことを考えて計画を立てていく必要があります(包括的診療)。患者さんが最良の方法で治したいと考えた時に、その期待に応えられるようなクリニックでありたいと考えています。
佐藤博宣先生とは、スタディグループの活動を通じてお知り合いとなりました。先生には、根管治療をお願いすることもあります。すべてに秀でた、隠れたスーパー歯科医師ですね。