うえくさ歯科

植草 智史 院長への独自インタビュー

妻にゆかりがある大森の地で、地域医療に貢献。

幼い頃から人を助けることができる仕事に就きたいと思っており、この道を目指しました。大学卒業後、日本大学歯学部保存学教室修復学講座で歯の保存学について学び、日本歯科保存学会の専門医の資格を取得しました。新島での離島診療を経て千代田区の歯科医院で経験を積み、今年（2015年）８月にうえくさ歯科を開業しました（JR大森駅徒歩５分）。ここ大森は妻の実家がある街で、開業場所を探し歩いていた際にピンと来たんです。メイン通りの１階で人通りも多く、開業して３ヶ月あまりですが、今では1歳から90歳まで幅広い年代の方に来ていただいています。趣味でサーフィンをしていたこともあって海が好きなので、内装もハワイ風にし、カフェのようにくつろげる空間を目指しました。

日本歯科保存学会の専門医として、歯を残す治療にこだわりを持つ。

歯をなるべく削らず、残そうと考えるのが私の専門としている歯の保存学です。最も難しいのは根の治療をしていて脆くなった歯が割れてしまった場合で、通常であれば歯を抜いてインプラントにするところを、マイクロスコープを用いて延命させることに成功しました。インプラントも悪くはありませんが、やはりその後のケアが不可欠かつ大変です。トラブルへの対処も難しく、打つ手が限られてきてしまいます。自分の歯を使えるだけ使った上で、最終手段としてインプラントにするのが患者さんのために大切なことだと考えています。また、当院ではマイクロスコープ（治療用顕微鏡）を導入し、治療中に録画した映像を大きなモニターに映し出して患者さんに見ていただくようにしています。口の中はなかなか自分では見ることが出来ないので、歯科医院ではどんな治療を受けたかということがわかりづらいですよね。お子さんにも大変おもしろみたいで好評です。大学時代から使用していて、千代田区の医院ではマイクロスコープの技術の高い先生のもとで研鑚を積ませていただきました。それ以来私の治療にはなくてはならない存在となっています。肉眼の４〜２０倍まで視野を拡大できることで、より精密で高度な治療を提供することが可能になります。

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