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丸山 進一郎 理事長

Shinichiro Maruyama

医師を含めた三者のトライアングルの関係を大切に

大学在学中から、指導教授のプライベートオフィス(会員制の小児歯科)に出入りして修業。その後大学の先輩のクリニックで研鑽を積み、先輩のクリニックを引き継ぐ形で、昭和54年に「アリスバンビーニ小児歯科 朝霞診療所」を開業。さらに昭和60年に「アリスバンビーニ小児歯科 大森診療所」を開業し、現在は朝霞と大森の二院体制でそれぞれの地域にお住まいのお子様の歯とお口の健康を守るお手伝いをさせていただいています。

丸山 進一郎 理事長

丸山 進一郎 理事長

医療法人アリスバンビーニ小児歯科 大森診療所

品川区/南大井/大森駅

  • ●小児歯科

歯科医をしていた父の影響

丸山 進一郎 理事長

父が歯科医をしていたので、その影響がいちばん大きかったですね。進路については実は、歯科医・教師・グラフィックデザイナーの三択で最後まで悩みました。最終的にはこうして歯科医の道を選んだわけですが、現在、学校歯科医として健康教育にも携わり、併せて視聴覚教材の作成なども行っていますので、その意味では結果的に、歯科医をしながら教師やグラフィックデザイナーのような仕事もできているのでとても満足しています(笑)。
歯科医の道を志したときから、高校時代の恩師のすすめもあって小児歯科の分野に進むことを決めていました。そのため大学在学中から、指導教授のプライベートオフィス(会員制の小児歯科)に出入りして修業させていただき、その後は大学の先輩のクリニックで研鑽を積みました。
先輩のクリニックを引き継ぐ形で、昭和54年に「アリスバンビーニ小児歯科 朝霞診療所」を開業。さらにその6年後の昭和60年に、大森駅から徒歩5分のこの場所に「アリスバンビーニ小児歯科 大森診療所」を開業し、現在は朝霞と大森の二院体制で、それぞれの地域にお住まいのお子様の歯とお口の健康を守るお手伝いをさせていただいています。

障がいを持ったお子様の診療に関しても積極的に取り組んでいます

丸山 進一郎 理事長

以前から継続して通われている方など大人の患者様も一部いらっしゃいますが、基本的には当院は、お子様の診療に特化した小児歯科のクリニックとなっています。また私には、脳性麻痺のため早くに亡くなった従兄弟がいて、そうした方たちの力になりたいという気持ちをずっと持っていましたので、当院では障がいを持ったお子様の診療に関しても積極的に取り組んでいます。
患者様のメインは、虫歯にかかり始める小学生年代ですが、歯に対する健康意識の高い親御様ですと、予防(フッ素塗布やシーラント)のために赤ちゃんの頃からお子様を連れて来られる方などもいらっしゃいます。また、虫歯治療や予防歯科と並んで、歯並びに関するご相談もたいへん多くなっていますが、こちらに関しては、今年(2015年)の4月から、矯正歯科の認定医の資格を持つ私の娘が新たにスタッフとして加わったことで、地域の皆様にはこれまで以上に本格的な矯正治療を受けていただくことができるようになりました。

医師を含めた三者のトライアングルの関係を大切に

丸山 進一郎 理事長

治療に伴う痛みよりもむしろ不安感から泣いてしまう子の方が多い。裏を返せば、きちんと説明をして不安を解きほぐしながら治療を進めていけば、泣かれて手に負えないといったようなことはほとんどありません。ただし、歯科ユニットのなかにあるものは子どもたちにとっては初めて目にするものばかり。ただでさえ不安な状況のなか、たとえば「うがいをしてください」といったアバウトな表現では、子どもたちは何をどうしたら良いのか困ってしまいます。そこは「ここに水が入っているから、このコップを使って口をブクブクしてね」といった具合にひとつひとつ順を追って丁寧に説明するなど、あらゆる面においてきめ細かな配慮をしてあげることが必要です。
また、お子様の治療を行ううえでは、親御様の理解も欠かせません。親御様に理解し、そして安心していただければ、不思議とお子様も安心するものですし、逆に親御様が不安なままですと、それを見たお子様も不安になってしまいます。そうしたことも踏まえて、お子様・親御様の双方と十分にコミュニケーションを取りつつ、医師を含めた三者のトライアングルの関係を大切にするように心がけています。

口呼吸の問題などに関しても親御様と共有して、その改善に取り組んでいきたい

まずは、お子様の食事や食べ方に関するご相談をよくいただきます。昔であれば、小児科にご相談されるケースが多かったわけですが、お口や歯に関することということで、現在は当院のような小児歯科にご相談されるケースが増えているようです。
また、指しゃぶりに関するご相談も多いですね。3歳まででしたら特に問題はないのですが、4歳を過ぎてもなお指しゃぶりをするようでしたら、その後の歯並びなどにも悪影響を及ぼしかねませんので、改善を促していく必要があります。以前は、指に苦いものや辛いものを塗るといった自罰的な治療法も行われていましたが、現在はコンサルテーションによって治していくことができますので、お気軽にご相談いただければと思います。
そして、これはお子様の歯やお口に関して私自身が気になっていることですが、最近は口呼吸のお子様が多いと感じています。口呼吸ですと、虫歯になりやすかったり、咀嚼がうまくできなかったり、また最近ではアレルギーとの関係性も明らかになってきています。今後は、こうした口呼吸の問題などに関しても親御様と共有して、その改善に取り組んでいきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

お子様がまだ小さいということで、「歯科医院に通わせるのは早いかな?」「治療中に泣いてしまいそうで不安」と思っておられる親御様も多いかと思います。しかし、先延ばしにしている間に症状はどんどん進行してしまい、当院においても「もう少し早く来ていただければ」と残念に思うケースも少なくありません。早めの治療、さらに言えば虫歯になる前の予防が何よりも大切ですので、小さいうちから歯科医院に通う習慣を身につけていただけたらうれしいですね。
小児歯科の専門医としてお力になれることがたくさんあるかと思いますので、虫歯の治療に限らず、歯並びや食べ方に関するご相談も含めて、歯やお口に関してお困りのことがありましたら、どのようなことでも遠慮なくご相談いただければと思います。

※上記記事は2015.11に取材掲載したものです。
個人の主観的な評価や情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

丸山 進一郎 理事長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:登山、ジョギング、ゴルフ
  • 好きな本・作家:『白い航跡』(吉村昭)
  • 好きな映画:007シリーズ
  • 好きな言葉:至誠天に通ず
  • 好きな音楽:クラシック
  • 好きな場所:駒ヶ根

グラフで見る『丸山 進一郎 理事長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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